2019年08月17日

犬の診断


犬の健康診断の結果

あまりかんばしくなかった。ドミニカ共和国製の
米軍のブーニー帽をかぶってあるいたら、アタマの
変な人みたいと言われた。

純粋な幸福カバー帯.jpg
posted by Yo Hemmi at 22:50| メモ | 更新情報をチェックする

2019年08月11日

ブタの乾燥コブクロ


犬がわたしのそばでブタの乾燥コブクロを食う

マックスDおよび犬と炎天下カフェ。ツナサンドなど。
工藤正廣著『アリョーシャ年代記』(未知谷)全3冊届
く。頭がさがる。書くということ。上梓すること。歩く
ということ。工藤さんの苦闘。ストックで歩くこと。タ
バコ。声。火事。焼失。雪。

昼寝。犬が枕もとでブタの乾燥コブクロをしゃぶってい
る。わたしは『アリョーシャ年代記』のことを考えてい
る。なにか、からだの遠い奥底がざわめいている。いま
書くこと。刊行すること。あるいは書かないこと。犬が
乾燥コブクロをクチャクチャとしゃぶる。

『純粋な幸福』担当編集者と電話で打ち合わせ。5時20分。
気温がやっと32度まで下がる。『アリョーシャ年代記ー
春の夕べ』読みはじめる。不思議。このようなことがあり
うるのだ。

posted by Yo Hemmi at 17:22| メモ | 更新情報をチェックする

2019年08月09日

『アリョーシャ年代記』


工藤正廣著アリョーシャ年代記』

けふメールがあった。「工藤正廣さんがご自身でお書きに
なられた長篇小説『アリョーシャ年代記』(未知谷)が全
3冊で完結の運びとなりました」という。ついては3冊そろ
えておくりたいので・・・云々。大ニュースだ! 熱波のなか
でめまいがした。

工藤さんにはなんどとなくお目にかかったことがある気で
いるけれども、よくかんがえれば一度もない。最初はたしか
ロープシンの『漆黒の馬』(晶文社 1968年)だ。若き
工藤さんが翻訳し、高橋和巳が解説を寄せたそれを、わたし
は拳銃のようにもちあるいたものだ。

『蒼ざめた馬』も工藤訳で読んだ。メールの差出人は「『ド
クトル・ジヴァゴ』の訳者」として工藤さんのお名前を掲げ
ている。たしかに『ドクトル・ジヴァゴ』も名訳である。だ
が工藤さんの訳業はひろく長く深い。

『アリョーシャ年代記』についてわたしはまだ知らない。わ
たしが知っているのは、工藤さんの仕事への超絶的ともいえ
る持久力と深みだ。よい仕事というのは、かならずといって
よいほど割が合わない。そんなことを百も承知の工藤さんと
未知谷にあらためて敬意そして羨望!

北海道でお会いする約束をまだはたしていない。いただいた
豪華な(たぶん世界一立派な)木製書見台のお返しもしてい
ない。近々『アリョーシャ年代記』がわたしの書見台にのる
はずだ。どこからかタバコのにおいがする。工藤さんのお手
紙には工藤さんがいつもタバコのにおいになって入りこんで
いた。













posted by Yo Hemmi at 15:30| 所感 | 更新情報をチェックする

2019年08月07日

頭の裏側の戦争       


戦争

「戦争は頭の裏側にいる。今日、戦争は頭の裏側に口を開き、
囁きかける」
(ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ『戦争』)

中平卓馬と安田南をおもう。ふたりとも消えた。なにが正しい
って、ふっと消えるくらい正しいことはない。戦争はどのみち
くる。もうきている。情欲をおさえることはできない。最後に
会ったとき、南は幻聴に苦しんでいた。わたしは薄情だった。

Go Away Little Girlを、南はGo Away Little Boyとうたった。
ゆったりと。



posted by Yo Hemmi at 23:27| メモ | 更新情報をチェックする

過去帳


「狼疾記」

――三造の考えは再び「存在の不確かさ」に
戻っていく。

直立する。そうしようとする。あるく。あるい
てみようと試みる。試みようとする。
posted by Yo Hemmi at 17:17| メモ | 更新情報をチェックする

2019年08月05日

例えば宇垣一成


累代の蔑視

宇垣一成はそのむかし「韓国経営の第一着手は」として
「日本の威権、利権を彼国に扶植するにあり」と記した。
2度の「朝鮮総督」をつとめた宇垣は「朝鮮国民ほど惰弱、
無気力なるの人種は宇内少なかるべし」「斯の如き人民は
世界の発達をさまたぐる・・・」とまで述べている。

宇垣の露骨なまでに差別的朝鮮観は例外的だったか?否。
むしろそれは「標準的」であった。日本人の多くが韓国と
その大統領についてかたるとき、口の端をゆがめて嗤うあ
の奇妙な微苦笑。累代の蔑視である。若者たちがいまそれ
を受けつぎつつある。このクニに文化などありはしない。



posted by Yo Hemmi at 18:40| 所感 | 更新情報をチェックする

2019年08月04日

メディアの頽廃


新聞・テレビのあんちゃん、ねえちゃんがたよ

暑いけどさ、もっとしっかり勉強しろよ。ヌッポン
近代とはほぼ「征韓論」でなりたってきたんだぜ。
大久保利通がなにをやらかしたか知っているか。
福沢諭吉が朝鮮を「野蛮国」と断じたことをご存知
か。井上馨は明治政府の朝鮮侵略を積極的に推進した。

伊藤博文なんざ征韓思想の代表者。大隈重信だって
韓国支配を正当化し、内田良平も「併合」を画策し
た。小磯国昭てふ男はやね、朝鮮で徴兵令をしき、
学徒動員をやらかしたね。もしも、みどもがコリア
ンならばだね、安重根ほどにはなれないにせよ、
パニルのひとりであったことは絶対まちがいない。

そんなことも知らんで、いまの日韓関係かたれます
かいな。死刑執行のニュースもだね、昼ごろちょこっ
とやって夕方はもう知らん顔。ヌッポンはマジ怖いで。
バカ記者どもが権力の放り散らかしたクソを食って
安倍ファッショ政治をしっかり支えてるんだからさ。

オリパラ返上論くらいぶちあげてみろよ!河野阿呆
太郎の、あのすっかり図にのった顔。どうにかならん
のかね。




posted by Yo Hemmi at 00:06| 所感 | 更新情報をチェックする

2019年08月02日

死刑執行と五輪


「輪」の恐怖

征韓論台頭期のようなもりあがりではないか。対韓ヘイト煽動
と死刑執行の黒い情念は、劃然と分離はできない。どころか、
不可視の暗渠で怪しくつながっている。五輪の輪は絞縄の輪ー
ー世界にそう宣言すべきだ。

けふ、歌人の加部洋祐さんと話した。死刑執行のニュースを聴
いてから。肩痛、激。朝鮮・韓国蔑視はニッポンという遺伝子
にくみこまれているのか。肩痛、きわめて激。

posted by Yo Hemmi at 16:23| 所感 | 更新情報をチェックする

2019年08月01日

爪切る


シャワー、爪切り、振り込み

などをする。Fよりメール。会社辞めた。トロントへ行くと。
空港から。genocide studyとかなんとかを聴くとか。明日
加部さんらと会う。けふ、杖歩行なんとか。中川さんの指導
のおかげ。PDFゲラ送信。電動歯ブラシ明夜着か。ジャーン!
posted by Yo Hemmi at 21:47| 日録 | 更新情報をチェックする

2019年07月31日

最新詩文集完成


最新詩文集『純粋な幸福』(毎日新聞出版)完成!

純粋な幸福カバー帯.jpg
(クリックで画像拡大)

けっ、「反社」上等!!!
風景の底で、幽かに明滅してやまぬ、
儚く淫らなものたちよ、
わたしの愛する「純粋な幸福」よ、
劣情と反抗を骨抜きにする
現在への、これは詩文による
終わりなき
煽情の報復戦だ!
起て!

われらを毀損してくるものを、
倍返しで冒瀆せよ!

毎日新聞出版刊
辺見庸著
A5判変型版、上製
ブックデザイン・鈴木成一デザイン室
定価2000円(税別)
ISBN978-4-620-32602-3
C0092 Y2000E
9月5日全国書店で発売!
(Amazonで予約注文受付中)




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2019年07月29日

レーヴィ全詩集


「汽車より悲しいものはない」
(『プリーモ・レーヴィ全詩集ーー予期せぬ時に』「月曜日」より)

レーヴィ詩集.jpg

鬱悶を読む。たどる。なぞる。うなる。『プリーモ・レーヴィ全詩集
ーー予期せぬ時に』(竹山博英=訳 岩波書店)。ここに、知ってい
るレーヴィと未だ知らぬレーヴィがいる。汽車より悲しいものがない
わけは、「決められた時刻に出発し、/発する声は一つしかなく、/
走る道も一つしかない。」からだ。

浮揚することはない。この重量にたえるか、押しつぶされるか。訳者
解説のなかの「レーヴィの詩論」――《パウル・ツェランについて》
が、もんのすごくきょうみぶかかった。ははーん、ふーむとおもふ。

(ついで、これは内緒だが、スターリニストの発想法について考えを
めぐらす。レーヴィはスターリニストではない、むろん。スターリニス
トは往々、みずからをスターリニストとは自覚しない。)

割の合わないことをやっている者こそさいわいあれ! でもさ、パシェ
の『母の前で』(根本美作子=訳)が、あれほど豊穣な文と思念の宝が
だよ、初版僅少部数だろうに、未重版とはなあ。にもかかわらず、
『母の前で』は、だれがなんといおうが、(わたしにとって)最上級の
1冊でありつづける。

割の合わぬことをやっている者にさいわいあれ!

一方、わが反社的℃黒カ集『純粋な幸福』(毎日新聞出版)は来月、
見本ができる。











posted by Yo Hemmi at 15:04| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年07月26日

エアコン修理


おじさんきませり!

エアコン修理のおじさんきませり。きのう、ジムで
文在寅についてサヨクはダメだといってたオヤジに
似ていたぜよ。どことなくエホバにも。われ愛想笑
いをなむくりかえせり。しかはあれど、われはわが
足つまづくばかりなりき。われ清きものには清きも
のとなり、ひがむものにはひがむものとなるぜよ。
あだに世をばすごしわが主はわがためにしにしをし
らざりき、あどっこい、どっこい、どっこいしょ。
けふはなんの日か?〈らふそくの光のみがたより〉
ですたい。共生社会とか言ふなよ、ばーろ。
posted by Yo Hemmi at 15:03| 所感 | 更新情報をチェックする

2019年07月25日

ひろふまめ


まめおひろえよまめなるそ

ベランダで犬のフン一ヶ発見。トイレに流せるティッシュ
ペーパー左手にいざ出陣。刹那、フンを「ひろふ」のか
「ひらふ」のか「びろふ」のかおもひみだれ、ついついフ
ンのちさき欠片を落とせしを、再びくぐもり黒き欠片をつ
まみとるかな。エアコン故障。ランプ、オレンジ色にて断
末魔。ひーほーひーほー。かしまのみちのおくもみなこや
ねにさつく、ひーほーひーほー。老ビッチのたまふ。あんた、
なんか文句あっかと。やつかれ狼狽し、その場しのぎにつぶ
やくほかなし。まめおひろえよまめなるそ。犬、たちまち赤
面し退散す。ぬっぽんチャチャチャ。ひーほーひーほー。




posted by Yo Hemmi at 17:26| 所感 | 更新情報をチェックする

2019年07月24日

死刑執行


絞首刑をしばらくやっていないのはなぜか?

あなたは知っていますか。ぼくは知っているよ。死刑は廃止
されたわけじゃない。まったくちがう。輪は輪だ。

34人が焼き殺された事件を加部洋祐ならどう詠むか。岡井隆
ではなく(岡井はひっこんでおれ)、加部洋祐ならどう歌に
するのか。詠め! 詠め! 詠め!
posted by Yo Hemmi at 23:31| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年07月22日

ウンコの選挙


クソどもの選挙後も言語としてマシなものはありますか?

ない。または、すこしだけある。加部洋祐の歌群とラジオ第2の
気象通報。

 結石に精子を注射して新たなるスターリン生(あ)れ来るを待つ
 (『亞天使』「揺籃の解体」より。北冬舎)

「ポロナイスク 東の風 風力1 にわか雨 1000ヘクトパスカル
10度・・・セベロクリリスク 南東 風力2 くもり 15ヘクトパスカ
ル 7度・・・東京 南の風 風力4 晴 地震 震度8 死者・・・」

『純粋な幸福』のゲラみる。犬の咳を気にする。




posted by Yo Hemmi at 14:47| メモ | 更新情報をチェックする

2019年07月19日

『月』


小説『月』明日、再々放送

『月』(角川書店)をフィーチャーした番組「こころの時代」
(在る≠めぐって)は明日20日(土曜)午後1時から2時
までEテレで再々放送されます。
posted by Yo Hemmi at 14:34| 放送 | 更新情報をチェックする

無礼


河野太郎君、「無礼」なのはきみだよ!

かねがねかなりのアホとは聞いていたが、アホまるだし
だね。居丈高、傲慢不遜、権高、高飛車、驕傲・・・。植民
地時代とかんちがい。


posted by Yo Hemmi at 14:20| 所感 | 更新情報をチェックする

2019年07月18日

『亞天使』


「磔刑のぼくのもろ腕びつしりと紫紺のぶだう実る選挙日」
(加部洋祐『亞天使』「U移植抄」より)

候補者がテレビで連呼している。「ふりん、ろじょう、かーせっくす」
「ふりん、ろじょう、かーせっくす」。おされて加部洋祐さんの第一
歌集を探す。『亞天使』(北冬舎 2015年)。とても、とてもよい!
「チョ・スンヒ氏銃乱射せるのち自死すいよいよ深し葉桜の色」

あまりよいので、加部氏に雑誌の対談をお願いした。OK。来月お目に
かかるのを楽しみにしている。

気をつけたほうがいい。このクニには論理以前の抜きがたい(伝来の)
韓国蔑視、軽侮の念がある。それは意識的であり、無意識的でもある。
尊大な旧宗主国意識が子々孫々、骨の髄までしみついている。

「こころの時代」は20日午後1時からEテレで再々放送される。



posted by Yo Hemmi at 18:04| メモ | 更新情報をチェックする

2019年07月17日

追加


『純粋な幸福』に「屁」を追加

本日、書き下ろし詩「屁」を追加送稿。しかしだね、文在寅は
安倍より万倍も知性があるとおもふよ。官民あげてヘイトした
いんだな、ヌッポンは。いわばビョーキだな。



posted by Yo Hemmi at 00:26| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年07月16日

『純粋な幸福』


詩文集『純粋な幸福』(毎日新聞出版)オビ稿主文きまる

「われらを毀損してくるものを、倍返しで冒涜せよ!」







posted by Yo Hemmi at 18:32| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年07月13日

こころの時代


明日未明アンコール放送

明日14日午前5時Eテレ「こころの時代ーー在る≠めぐって」
がアンコール放送される。中野カメラマンの映像がいい。20日午後
1時から再放送の予定。あれから何年もたった気がするけれど、さほ
どに時を閲したわけじゃない。『月』以降、こちらはもやもやが消え
ず、さっぱり切り替えができていない。
posted by Yo Hemmi at 22:43| 放送 | 更新情報をチェックする

2019年07月11日

爪を切る


◎・・・のようだとなるべく言わないこと

空からクソのようなものが降ってきた。と、空から
クソが降ってきた。では、どのような異同があるだ
ろうか。残雪のばあい、「のような」とはあまり言
わない。そこを好感する。「のような」と書いたと
ころで、叙述が正確とは言えぬ。空からクソが降っ
てきた、の言い切りのほうが腑に落ちる。じっさい、
クソは空から常時放りちらかされている。

いや、残雪だってしばしば「のような」と言わないわ
けではない。他の作家より少ないかもしれないが。わ
たしは「のような」「のようだ」と言いたがらない自
身のわけについて考えているだけだ。けふ、左手で爪
を切った。



posted by Yo Hemmi at 18:10| メモ | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

セトナ皇子


◎『黄泥街

『月』を読んだ神奈川近代文学館の方から原稿執筆の
要請あり。5枚。締め切り8月18日。アパ大規模修繕後
半戦。残雪『黄泥街』。明日はMAXーD。けさもベラン
ダの犬のフン2ヶひらふ。これもリハ。あれもリハ。山
田さんとこのインタビュー決めないと。きのふのジムは
調子わるく、ふらつき通し。10年ほど前には耀いていた
目たちが、ケツの穴みたいに淀んでいる。女も男も。会
社の経営の心配なんかしてやがる。シールズとかの屁の
行列にくわわったチン(マン)カスどもが、いまや中間
職制になってアドミニ気分で悦に入ったり、アホか。ぜ
んたいとして安倍のチンカスに吸収されてゆくであらふ
運命か。きのふの辛子ミソの紫蘇巻き、うめがったぜよ。
posted by Yo Hemmi at 13:42| メモ | 更新情報をチェックする

2019年07月07日

『月』再放送


Eテレ「在る≠めぐって」アンコール放送へ

社会は、できごとからまったく、ないしはほとんど、なにも
学ばないものだ。社会とは、よからぬものを(よさげに)たえ
ず反復し、そこに回帰し、それらを拡大再生産するだけのガス体
(屁)である。われわれは大いなる屁社会を構成するみみっちい
個別の屁にすぎない。屁であるわれわれは、屁の首相や屁の副首
相を放(ひ)ったのではなく、かれらに放られているのだ。

屁の社会はおおむね「忘却」によってなりたつ。

それでも、忘れかけた血腥い夏がまたくる。原爆とおなじくルーティ
ンの、単に集合的回想として。2016年夏の相模原重度障がい者殺人
事件は再度、再々度、かいなでの番組として、念入りに血抜き
されて、ちょいとばかり回顧されるだろう。そんななかでわたしは小説
『月』(角川書店刊)を書き、それをフィーチャーした番組「在る
をめぐって」が2月だったか、Eテレで放送された。今夏、下記のように
アンコール放送される。

@2019年7月14日(日)午前5時〜午前6時
A2019年7月20日(土)午後1時〜午後2時
(いずれもNHK・Eテレ「こころの時代」)

ニッポンという屁社会がいま、あの事件をどれほど憶えているか、忘れて
いるか、忘れたふりをしているか、さとくんとはいったいだれであったか・・・
番組にヒントがあるかもしれない。

月_カバー帯ラフ仮0910.pdf.jpg

視床痛、激。雨中、ベランダの犬の糞を左手でとり、トイレにすてる。犬、
冷然と眺めていた。終日犬の糞のにおい。片脚をひきずって部屋中をさがす
が実物はどこにもない。




















posted by Yo Hemmi at 18:13| 放送予定 | 更新情報をチェックする

2019年07月06日

ベランダ


桜桃いただく

朝から昼まで歩行困難。マックスDにつれられ病院。コンビニの
マシーン修理中とかでカフェラテ買えず。そのまえに、ピカピカの
粒の大きな桜桃をいただく。帰宅後、ベランダ歩く。よろよろ。
よちよち。ま、歩けたといえば歩けた。世の中すべての気持ち悪さ。

『サタンタンゴ』以上のものを望むのは、当面不可能かもしれない。
開き方でなく、閉じ方。


posted by Yo Hemmi at 17:20| メモ | 更新情報をチェックする

2019年07月05日

詩文集


『純粋な幸福』に1篇追加

詩文集『純粋な幸福』に書き下ろし1篇(「グラスホッパー」)を追加。
担当編集者が相当やる気になっている。声でわかる。月末にも見本出来か。
けふも『サタンタンゴ』。泥道、ふりやまぬ雨、ぬかるみ、酒場・・・圧倒的に
肉厚のニンゲンたち。すさまじい体臭。この風景に立ちたい。モノクロほど
豊かでカラフルな映像はない。
posted by Yo Hemmi at 23:32| メモ | 更新情報をチェックする

2019年07月03日

血液型


昨夜、ルビに関しいくつかの質問があった

その前にべつの人物から血液型を訊かれた。『サタンタンゴ』は
なんどみてもすばらしい!昨夜は夕食をとらなかった。みたらし
団子2本だけ。ルビは『純粋な幸福』の。『サタンタンゴ』のネコ
殺しはちときついけれども、まあよい。シーツをかえてもらう。女
がスニーカーをほめた。どうしてか。

おにぎり、から揚げなど。


posted by Yo Hemmi at 18:48| メモ | 更新情報をチェックする

2019年06月29日

ブタ


サタンタンゴ』最高!!!

浸りきっている。まさにこれをみたかったのだ!2度見ると
なおいい。日曜はN君とランチ、連載の話をすることに。少し
元気がでた。マックスDは明日は会えないらしい。
posted by Yo Hemmi at 00:08| メモ | 更新情報をチェックする

2019年06月26日


サタンタンゴ

とてもよい。3枚組。7時間超。きのう、送迎バスに携帯
を忘れ、親切なひとに自宅までとどけていただいた。
マックスDが電話してくれたのであった。ゴマの串ダンゴ
を食った。けふ。きのふ、送迎バスの窓からぼろ家の庭
を見ました。目が弾かれるほどあざやかな紅い花が点々と
咲いていた。

バスのとなりのおばあさんが、パフパフと死にぎわの魚み
たいな息をしていた。
posted by Yo Hemmi at 14:22| メモ | 更新情報をチェックする

2019年06月24日

タル・ベーラ


◎『サタンタンゴ

注文した。
posted by Yo Hemmi at 14:19| メモ | 更新情報をチェックする

2019年06月17日


どこからどこへか

ここにいるのは必然でも必要があってでもないので、転居の
提案があったとて、はて、どこからどこへという釈然とせぬ
心もちになる。どこからどこへの失見当識は、いつからいつへ
という時間認識の惑いをひきずってくるのみであり、結局疲れて
しまうだけなのだ。そうやって、あたら残りの時間を消して
ゆく。いっそそれでいいような気もする。遺言を書くようにやん
わりとほのめかされる。
posted by Yo Hemmi at 16:48| メモ | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

ゲラ


けふ、みんなゾンビにみえたぜ

けふジムでぼうっと座っていたら、みんな猫背のゾンビにみえた。
いや、われをふくむところのだれもが猫背のゾンビなのだった。
目がどろんと死んでいた。マヒ終日激甚。

詩文集『純粋な幸福』(毎日新聞出版)のゲラができたと電話あり。
「これってテロですね!」と担当編集者。ちがいます。わたしは
ピュアなハッピネスをおだやかに詠っただけなのだ。鈴木成一さんの
内装がとてもいいらしい。

食い物が足りず、牛乳をのむ。犬が笑わなくなった。
posted by Yo Hemmi at 23:17| メモ | 更新情報をチェックする

2019年06月13日

collapse


ゲシュタルト崩壊の無限波状の過程に

自己の崩壊をみたりして・・・。ころあいなのは知っている。だが、
ダス・ライヒとは戦うしかない。でないとこちらがやられる。い
いか、左の健足をふみだすには、右の患足の支えが不可欠なのだ。
患足の信頼。






posted by Yo Hemmi at 17:10| メモ | 更新情報をチェックする

2019年06月12日

詩文集


純粋な幸福』刊行は8月初旬に

詩文集『純粋な幸福』の刊行は、ことし8月の初旬になる。
昨夜、毎日新聞出版の担当者がこの件で電話をくれたらし
いのだが、眠剤をのんでいて起きなかった。予想より1か月
のおくれ。ま、でないよりはよい。じぶん、慶賀に堪えない
のであります。



posted by Yo Hemmi at 13:56| 刊行予定 | 更新情報をチェックする

2019年06月10日

自決


彼のひとは45年8月15日まっさきに自裁すべきであった

唯一の選択肢はそれであった。それ以外にはなかった。ないしは
爾後いっさい発声せず、まして、ぬけぬけと姿をみせるべきでは
なかった。彼のひとは沈黙の狂人としてのみ生をまっとうすべき
であった。

NHKにいま、世にも恥ずべき「満鉄外史」の朗読をゆるしている
もの・・・。亡霊たちの復活と醜悪な踊り。

彼のひとは45年8月15日まっさきに自裁すべきであった。父祖ら
はなんとしてもそう迫るべきであった。
posted by Yo Hemmi at 18:43| 所感 | 更新情報をチェックする

2019年06月09日

満鉄


なぜ「満鉄外史」か

NHKラジオ第2の「朗読の時間」で、菊池寛最悪の駄文
「満鉄外史」をやっている。だれの企画か。よくもまあこれが
通ったものだ。疑問はだされなかったのか。なぜいま満鉄
なのか。正気か。こうやってこっそりと潜り込ませているという
わけか。
posted by Yo Hemmi at 17:18| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年05月29日

『純粋な幸福』


詩文集『純粋な幸福』毎日新聞出版から刊行へ

最新詩文集『純粋な幸福』が毎日新聞出版から今夏、
刊行されることになりました。装幀は鈴木成一さん。
これにともない講演会などのイベントが企画されてい
ます。詳細は後日ご報告します。

拙著『月』について過日、歌人の加部洋祐さんから
じつに丁寧な感想文をちょうだいした。「先日、意を
決して拝読しはじめ、先ほど読了いたしました」のご
報告にどきどきし、あたまがさがった。

昨日、中野智明さんからメールあり、アフリカ踏破
53か国になり、残りはギニア・ビサウだけとなったと
いう。集合住宅の改修工事の騒音で音をあげている
当方のみみっちさよ。

風邪。

posted by Yo Hemmi at 13:51| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年05月23日

逃走


人間を人間たらしめているものの限界・・・

毎日、音から逃げて街から街へとほっつき歩く。顔中に
刺青をいれた老人をみた。わたしにむかってなにか呟い
た。低く罵ったのか。「ヒトデナシ・・・」

「人間を人間たらしめているものの限界・・・」。だれが
言ったのか。思いだすまでに3ブロック歩く。杖をつい
て。赤い帽子をかぶった小学生の長い列。恐怖。

「お気の毒なおじいさん・・・」。幻聴か。杖をあいまいに
ふりあげる。「人間を人間たらしめているものの限界・・・」
ーー根本美作子さんが『母の前で』の「訳者あとがき」で
書いていたのだ。

小鳥がするどく鳴いた。空気を斬った。

posted by Yo Hemmi at 17:09| 日録 | 更新情報をチェックする

2019年05月14日

視床痛


すみません!

肩が痛い。右腕がねじれる。右手が引き攣れる。手の甲の血管がひく
ひくと痙攣する。ので、根本美作子さんへの礼状が書けない。明治大
学文学部紀要(『文芸研究』135号 ピエール・パシェ特集)をお送り
いただいたことへのお礼が書けない。

「夜の混んだ中央線のなかで受けた」パシェの訃報についての、わたし
の思いめぐらしが書けない。学生時代、根本さんに大岡昇平を読むよう
すすめたのはパシェだったことについての感慨を記すことができない。

すみません!鎮痛剤をのんで寝ます。

posted by Yo Hemmi at 23:18| 日録 | 更新情報をチェックする

2019年05月11日

「世界の法則」


忘れないように記しておこう

わたしは『母の前で』になんども打ちのめされた。
たとえば、「入居者」たちの「言葉」を聞き、パ
シェは書く。「・・・わたしは気も狂わんばかりに同情
することと、無関心でいることのあいだで躊躇う。」

「それはだれしもが若いときからすでに慣れはじめる
不思議な状態だ。なぜならそれは世界の法則のような
ものだからだ。しかしそれを説明する言葉をわたした
ちは持ち合わせていない。」(根本美作子=訳 P160
〜161 傍線は辺見)

ジム。白髪のさなえが、むこうのグループからわたしを
見ていたように思う。たしかではない。わたしだって
加齢黄斑変性なのだ。なのに目があった気がする。いつ
もだ。さなえは100歳くらいか。さなえとわたしは愛し合
っているのかもしれない。

シャワーをあびる。犬がほえていた。



posted by Yo Hemmi at 18:38| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年05月10日

待つ


「みな、ここで、待っている」

「・・・生まれてきたことの厄介さという謎の中に、どうしても
再び投げ込まれなくてはならないかのようだ。」(パシェ
『母の前で』根本美作子=訳 P191)

「この怪物的な時間の引き延ばしの中に・・・」。胸がドキドキ
する。反論の余地はない。わたしたちはみな、ここで、待って
いる。目的もなしに。まるで目的があるかのように。
posted by Yo Hemmi at 18:39| お知らせ | 更新情報をチェックする

最期


最期と「最後

「音」をのがれてマックスそして犬とカフェへ。カフェも爆音。
「最期が訪れるのは『最後』の要素が外された時だけ、そんなこ
とがありうるだろうか・・・」(『母の前で』P186)

マックスは「わたしにとっての過去の厚み」を感じさせる。わた
しはどんなに静かな時空にあっても、堪えがたい轟音を聞くのか
もしれない。
posted by Yo Hemmi at 16:02| メモ | 更新情報をチェックする

2019年05月09日

感謝


それはどうやって死ぬことができるのだろう

P181。「ひとつの精神は外からしか殺すことができない、
エネルギー供給を断つことによって」(パシェ『母の前で』
根本美作子=訳 P183)。ものすごい爆音!

けふ、わたしはマックスに心の底から感謝した。テツにも感
謝した。犬にも感謝した。とても疲れている。が、詩文集『純
粋な幸福』は来月か再来月には刊行されるだろう。装幀は鈴木
成一さん。

わたしとマックスは歌をうたった。犬は伏せをして聞いていた。
犬はときどき水を舐めた。マックに行った。ラクダの爪のこと
をかんがえた。わたしは疲れている。

ラクダを食ったことがある。ソマリアで。爆撃も銃撃もあった。
しかし、いまより怖くはなかった。いまよりよほど自由だった。
かならずしも悪意にもとづかない内面の侵略のほうが怖い。
posted by Yo Hemmi at 18:33| メモ | 更新情報をチェックする

2019年05月01日

言葉の味方


◎「言葉の味方をせずに言葉を言うことはできない

パシェ『母の前で』根本美作子=訳(P177)。
「いずれにせよ、言葉は吐き出すもので、言葉が
要請する空にそれは投げだされる。言葉は空のために
あるのだ。」(同。「空」に「くう」のルビ)

「マダム・パシェ」こそ普遍存在である。たとえば、われ
われは天皇存在というフィクションと「負の知」にあまり
にも深く侵されている。天皇制下の狂人である。
posted by Yo Hemmi at 18:21| お知らせ | 更新情報をチェックする

屁と嘔吐


土民の狂熱

呪術によろこぶ土民の狂熱に吐き気をもよおす。
ジャーナリズムはこの数日、かんぜんに判断力を
失った。狂い死にした。

「象徴としての『天皇』は、或は、『神』として
宗教的倫理の領域に高昇して価値の絶対的実体とし
て超出し、或は又、温情に溢れた最大最高の『家父』
として人間生活の情緒の世界に内在して、日常的親密
をもって君臨する」(藤田省三『天皇制国家の支配原理』)
ーーこれは天皇を社会的頂点に戴き、かつ、天皇を人間精神
の中核に内在させることの美点≠強調したのではない。

藤田は危険な政治のかっこうの「道具」としての天皇制を論
じているのだ。安倍らはtianhuangに深々と頭をたれつつ屁
をたれ、tianhuangも「コクミンによりそう」と宣いつつ、
高貴なるガスをひる(おひりになられる)のである。土民らは
胸いっぱいそれを吸って狂喜するのであります。天皇制ファシ
ズムとはそういうことだ。
犬糞(けんぷん)元年、記す。





















posted by Yo Hemmi at 13:44| メモ | 更新情報をチェックする

2019年04月27日

オートマティズム


なぜ救われるのか

『母の前で』がなぜぼくを落ち着かせてくれるのか・・・けふも
ジムでかんがえた。杖歩行の練習をしながら。マシーンを漕ぎ
ながら。わかっている。しかし、わからない。

「・・・その人間性は解体し、ばらばらになり、残存しているもの
だ。・・・残された人間性がオートマティズムにすぎないと、惰性で
考えてしまいたく なるけれど、考えてみればわたしたちの人間性
は、部分的には、まさにオートマティズムから成っていて、わた
したちはそうしたオートマティズムを習い、それに服し、それに
よって深く人間化され、欲動や本能の束縛から解放されたのだ」
(P154 傍線辺見)

けふもぼくのまわりにはたくさんの「母」がいた。ひどく古い
人形の目をした「母」たち。ぼくは見ないふりをしてかのじょら
を見た。「母」たちも見ないふりをしてぼくを見ていた。おたが
い磨りガラスの目で盗み見た。

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2019年04月24日

詩文集


詩文集『純粋な幸福』刊行へ

詩文集『純粋な幸福』が6月中にも刊行されるみとおしに
なった。詳細はおってご報告します。
posted by Yo Hemmi at 18:09| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年04月21日

エッセイ


本日の日経が随想「馬の中の夜と港」掲載

馬カラー.jpg
(クリックで画像拡大)


「彼女は死の感覚を失った(また別の仮定)」(P132)
「・・・母が孤独のあまり、他者性の、他者の現実への感覚
を失っていったという推論・・・」(同)

偉大な本である。パシェ『母の前で』(根本美作子=訳)
は。わたしの「聖書」。得るよりも喪うことの清き輝き。
無痛の激痛!






posted by Yo Hemmi at 13:51| お知らせ | 更新情報をチェックする

2019年04月20日

エチゾラム


凶悪な音つづく

朝、ベランダに入ってきた作業員を怒鳴る。実直そうな眼鏡の
おとこ。ニッポンジン。ヘルメットに電灯みたいなものがつい
ている。犬、はげしく吠える。犬もわたしもぐったりと疲れる。
大道寺さんのことをおもう。寝不足。

デパスとエチゾラムはちがう薬なのだらうか。エチゾラムはデ
パスの後発医薬品だとおもうのだが、デパスのジェネリックは
ないと薬局で言われる。薬局には手のひどく汚れたロボット
いる。バカくさいとおもう。

ノイズでマヒこうじる。絶体絶命。だれもがいま絶体絶命、気息
奄々なのだとじぶんにいいきかせたとてなんになろう。改修工事に
くわえて選挙の騒音。静かに殺し、黙って死ぬべきだ。

また『母の前で』。言葉。ホロホロ。剥落。「視線を囲繞する
世界というものは、一人の人にとって、それも脆い人にとっては、
たしかに過剰だ。」(P129)

なにかをなつかしんでいる。なにかはわからない。ただなつかしん
でいる。悔やんでもしかたのないことを、なつかしんでいる。

「この空虚に身を投じること・・・」(P124)

Kさんとご子息、それからMさん、明日の日経新聞を読んでくださ
いね。

ポコからメール。救われる。

NHKスペシャル自衛隊派兵・軍拡関係。問題意識の浅さよ。危機感
のなさよ。歴史観のうすさよ。怒りのなさよ。「極めて徐々に、し
かし極めて確実に、それは少しずつ降りてくる」






posted by Yo Hemmi at 17:14| メモ | 更新情報をチェックする

2019年04月19日

空虚


これをどう読むか

「しかしわたしが感じるのは、観察者として感じるのは、
だれだかわかるということは、ある種の空虚のようなもの
に身を投じることを前提としていることだ。それは人と人
のあいだの空虚だ。それは、この空虚がそれとわかることで
あると同時に、その空虚を頭で構成できることだ。・・・」
(P124)

ひどい生き物だ、人間とは。空虚はそここに在るものである
とともに、わたしたちの頭がたえずつくりだしているのだか
ら。そこに、透明なテロルのイメージをもちだすのは筋違い
でしょうかね、あの世のパシェさん。

拙文「馬の中の夜と港」は21日(日)の日経新聞文化面に
掲載される予定。

おまえ、はよ死ね、はよ消えてくれろ・・・と呪いながら背中
をさすってやり、そうしながら、やがて、うっすらとなんだ
か愛のようなものもつい感じてしまうとき、さすられていた
おとこの首がこちらをむいているので、ぎょっとする。いや
になる。つくづく、こいつが。

124頁は大事だ。

posted by Yo Hemmi at 17:46| メモ | 更新情報をチェックする