2017年03月29日

Koestler


◎ごぼごぼと単調な音たてて……

親愛なる友人各位

いかがおすごしでしょうか。さぞや不機嫌なことと拝察いたします。
さて、ケストラーによれば、ヘーゲルは以下のように書いたことがあります。「…人民と政府は、歴史から何物も学ばず、あるいはそこから導きだされる原理にのっとって行動することはけっしてなかった」。アーサーはこれをうけて、以下のようにかたりました。

「殉教者の血は大地をゆたかに肥やした、ということがいわれてきた。しかし、じつのところは、殉教者の血は、下水溝にごぼごぼと単調な音をたてて流れくだっていたのである。人間が回想できるかぎりの昔から、世界のどの部分をみわたしてみても、ごぼごぼの音が低まり、あるいはやみそうな希望を抱かせてくれる証拠は、ほとんどなにもない」
(The Ghost in the Machine,1967)

小生は一昨日夜、タコを食べていたそのときに、大量のタコを吐きました。しばらくタコ食をやめます。右目はあいかわらずです。
posted by Yo Hemmi at 14:35| お知らせ | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

指数関数曲線


◎タコブツ、今夜7パック目へ

ケストラー「われわれにできることと言えば、ただひとつ。時限装置とりはずし作業の時間がまだある「かのように」ふるまうことだ。もしくは黙ってタコブツを食うこと。黙々とかむこと。
posted by Yo Hemmi at 13:46| お知らせ | 更新情報をチェックする

2017年03月25日

To whom it may concern


◎「亜全体」―ゴロツキ―タコブツ

5パック目のタコブツを昨夜、食う。からだ(とくに脇の下あたり)がタコくさくなってきた。「全体」とは、それじたいで完結したもので、それ以上は説明を要しないこと。本質的には、「全体」も「部分」も存在しない。それらは、存在したくても存在できないのだ。あるとしたら、せいぜい「亜全体」である――か。

6パック目は今夜、食うことになっている。

ところで、Dear Sir or Madam…国会は下劣なゴロツキどもの遊び場です。To whom it may concern…やつらは、いまや夢想=〈内面の透明なテロ〉の対象にすらまったく値しないのです。To whom it may concern…したがって、あのゴロツキどもとかれらの排泄物を食わされて生きているニュースメディアを、いっさいの想念からしめだすのに、わたしどもはいささかも躊躇すべきではないとおもうのです。

Dear Sir or Madam…すなわち、やつらを当方の内面にかけらほども存在させないこと。あのゴロツキどもをかんぺきに消すことなしには、ゴロツキどもの品性とこちらのそれは、いくら否定しようったって、日々、相互に浸透しあうのは必定です。To whom it may concern…ソレ、ヌッポンコクミントハ、アソ―ノチンカスニナルカ、イナダノマンカスニナルカ、トイッタテイドノ、ムザンナソンザイノコトヲサスノデハナヒデセウカ…。

Best regards

青い花.jpg
posted by Yo Hemmi at 16:21| お知らせ | 更新情報をチェックする

2017年03月24日

章魚


◎ルバショフとタコとタジン

4日れんぞく、タコブツを食った。気持ちがわるくなった。吐きそうになる。まだ2パックある。今夜もタコを食うだろう。タコを噛みながら、ルバショフをおもう。ケストラーを。「人間という種類の動物の歴史を走る一条の狂気」について。昨日、眼科。散瞳。またタジンを処方される。タコ、タジン、ケストラー。
posted by Yo Hemmi at 16:58| お知らせ | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

送稿


◎月刊「生活と自治」の連載第40回を送稿

親愛なる友人のみなさん、つひに「共謀罪」閣議決定、
ほんたうにおめでたうござゐます!

小生は昨日、生活クラブ連合会「生活と自治」編集室に
連載エッセイ「新・反時代のパンセ」第40回の原稿を
送りました。併用写真はけふ、送信ずみです。40回目
のタイトルは「自同律の不快」。

ようすれば、「ヌッポンズン」であることが、熟々いやに
なったぜ、といふこと(まえからさうだけど)。併せて、
目取真俊さんとの対談の感想を書きました。かたり、かた
られた内容以上の新しい発見と想ひがあったのです。

けふは、10日ぶりくらひでせうか、外出。BMを食ひました。
まことにすばらしき、もうしぶんのなひ世の中ですね。
posted by Yo Hemmi at 16:32| お知らせ | 更新情報をチェックする

2017年03月19日

連作開始


◎詩篇『純粋な幸福』連作掲載へ

純粋な幸福.jpg

友人のみなさん、こんにちは! いかがおすごしでせうか?
クソのやうな毎日、つつがなくおくらしですか。お幸せですか。
まさか! 冗談じゃねえよ。と鼻白むむきには、ささやかな朗報
です。不肖わたくし、心身ともに絶不調なれども、このたび、こと
もあらふに、〈ピュアな幸せ〉について、ひとしきりおもひをめぐら
すこととなりましたので、おしらせします。

具体的には、書き下ろし詩篇『純粋な幸福』を、2017年4月25日
発売の「現代詩手帖」(思潮社)5月号から連作、掲載します。ご賢察
のとほり、これはあるしゅのシャカイコーケンといふやつです。第1回
のタイトルは「番(つがい)の松林」。希望絶無、全土くまなく汚穢に
まみれ、ひたすらわざとらしく、満目空洞とウソだらけのげんざいに、
あへて「純粋な幸福」をあなぐるとしたら、さて、なにがみへてくるので
せうか!?

万々が一、ピュアな幸福をみつけたら、むろん、友人のみなさんとそれを
分かちあひ、抱きあってよろこびあひたひと念じております。おもひはいち
ずですので、多少の破調、猥せつ、不敬(?)のたぐいはこのさい、ご海容
いただきたく、あらかじめお願ひ申しあげます。いまさら、既成の言語秩序
がどうたらとブツのはヤボですのでやめときますね。

破調でも猥せつでも不敬でも、いっときおもしろければ、それでよひの
ではなひでせうか。生きる価値も、ただ在るだけの意味すらもなひ現今
の状態こそが、じつに意外にも、(絶佳なる)「純粋な幸福」なのかも
しれなひ…といふ不気味な予感も、いま、まったくなひではありません。
ゾーッ! 親愛なる友人のみなさま、どうかよろしくお願ひ申し上げます。

(写真はイメージです)
ピュアな幸せ.jpg
by Kobitto
posted by Yo Hemmi at 17:27| 掲載予定 | 更新情報をチェックする

再放送


◎3月18日午後1時「こころの時代」再放送

友人各位

いかがおすごしでしょうか。小生は花粉症、麻痺悪化、右目硝子体
出血、歩行困難、視床痛、慢性うつetc.でヘロヘロですが、犬とともに
冗談を言いあい、なんとか生きております。さて、2017年3月18日
(土)午後1時から「こころの時代」がNHK教育テレビで再放送され
ます。

12日の放送をみのがしたかたはぜひご高覧ください。テーマは拙著
『完全版1★9★3★7』に直接かさなるものです。初回の放送は非常に好評
でしたが、一部視聴者から「抗議」もあったと聞いております。
再放送をご覧になり、お感じになったことやご意見を、NHKあてに
メールや電話でお寄せいただければさいわいです。

・番組名  こころの時代
・副題  父を問う――いまと未来を知るために
・出演  作家・辺見庸&小さな犬
・再放送日時  2017年3月18日(土)午後1〜2時 Eテレ


こころの時代.jpg
posted by Yo Hemmi at 17:13| 放送 | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

対談


◎目取真俊さんと対談――「沖縄を語る」

先日、目取真俊さんと約5時間、対談しました。仮題は「沖縄を語る」で、
共同通信の主催。内容は今月下旬に全国各加盟紙などに配信されます。好きな
作家とはかえってひどく話しにくいもので、わたしは体調不良もあり、もっぱら聞き
役でした。

目取真さんは「海について」話すのでなく、じしんが海や森や風となって、海鳴り、
葉ずれ、風の息に似た言葉をかたりました。そのことにとてもおどろき、聞き入る
のみでした。かえりぎわに、かれが近づいてきて、暗がりでふたりきりの立ち話に
なりました。かれは海か森、こちらは闇か夜になりました。
posted by Yo Hemmi at 17:32| お知らせ | 更新情報をチェックする