2018年10月23日

陥落


説得工作に陥落/朝日インタビュー

平成生まれという、孫みたいな朝日新聞記者がけふ、『月』をめぐり
インタビュー。付箋だらけの本を持参。よく読みこんでいた。「完読し、
じぶんがパンクした」という。新鮮で率直な読後感。そういえば、イン
タビュアーは「さとくん」とほぼ同世代。かれも獄中で『月』を読むのだ
ろうか?

講演会関係者が押しかけてくる。2時間にわたり涙ながらに講演中止を翻意
せよとせまる。中止したらどれだけのひとが迷惑し悲しむか、あなたは
知っているのか。そんなにもあなたには想像力がないのか・・・とくる。むっと
して席をたとうとすると、じぶんは非正規で、3児の母だいう。その1発で
陥落、翻意。

帰り道おもふ。あの涙、狂言だったか。ま、いいや。

posted by Yo Hemmi at 17:39| お知らせ | 更新情報をチェックする

講演


11月講演と12月講演予定どおり開催

2018年11月16日夕=八重洲ブックセンター、12月18日夕=新宿
紀伊國屋ホール講演は、予定どおり開催されることになりました。
ブログでの告知に混乱があり、お詫び申し上げます。開催要領は
添付ポスターのとおりです。

(クリック)
新宿講演.jpg
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2018年10月22日

『月』見本


『月』見本出来

けふ『月』の見本がとどいた。尋常ならざる雰囲気をおびた
書物になった。こちらの予想をこえるしあがりにおどろく。
殺気、妖気、凄気、悪気、異気、磁気・・・。血の色が、いま塗
りつけたばかりのように鮮やか。しばらく絶句。

八重洲BCと新宿紀伊國屋ホールの講演を中止したばあい、処分
者がでるかもしれない。チラシ5000枚がムダになる。などと泣
かれ、往生。再考をつよくせまられる。

書影.jpg
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2018年10月18日

暴力の衝動


けふ、覚えず湧いたインパルス

「戦争中、私は少々しゃれた仕事をしてみたいと思った。
そこで率直な良心派のなかにまじって、たくみにレトリックを
使いながら、この一聯のエッセイを書いた。良心派は捕縛され
たが、私は完全に無視された。いまとなっては、殉教者面がで
きないのが残念でたまらない」

花田のこうしたレトリックを半世紀ほど嫌ってきた。そのことを
けふ、とつぜんおもいだした。「殉教者面ができないのが残念で
たまらない」と記したのは1946年7月のこと。「思うにいささか
巧みにレトリックを使いすぎたのである」と、花田は減らず口を
たたく。わたしはいらつく。殴りたくなる。

そうした衝動とこの間の感情はことなる。だが、冗舌をにくむわるい
癖は少しもなおらない。右の駄弁も左の多弁も、むかむかする。
ぶん殴りたくなる。新聞社の編集局におしかけて、ぐちゃぐちゃ
わけのわからぬことをしゃべりつづけていやがらせをする極右の
あんちゃん。在日コリアン虐めに法悦を感じているらしいアホども。

「一億総活躍社会」などと埒もないことをかたる者ども。「ぶれずに
あきらめない」とか宣う市民運動家のお喋り。胸クソがわるくなる。
殴りあいをするべきだ。へらへらしていてもはじまらない。




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2018年10月09日

悪の凡庸


映画『ハンナ・アーレント』

おそろしくつまらなかった。凡庸な監督とダイコン役者どもによる
目を疑うほどの駄作。「ハイデガー」もバカ面さげて登場。失笑。
けっきょく、まともな演技者は、実写のアイヒマンだけというお粗末。
映画『ハンナ・アーレント』もまた、善にもなりかわる悪の凡庸さの
一例である。

みーちゃんにチーズケーキを一個さしあげる。

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2018年10月07日

無言歌


『無言歌』みる

甘粛省にはいったことがない、たしか。イライラしている。
王兵は『無言歌』もいい。大躍進の失敗、反右派闘争のころ、
どれほどたくさんのひとが死体を食ったか。生者さえ食われたか。
歴史は贖われない。そうされたためしがない。


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2018年10月06日

VIO



まったく神出鬼没だ。ギボが上海のスタバからメールしてくる。
これからバンドを散歩してきます。そのあとはvioのケア
にいくわ。感情失禁しちゃったなんとか前大臣のことは気にしな
くていいのよ。どのみちみんなあたまがイカれてんだから・・・。

テラスのメガラニアが赤い舌をだらりとたらして死んでいた。みー
ちゃんが「食べよ、食べよ!」という。「西のふぐ鍋、東のメガラ鍋
ていうでしょ!知らなかった。味噌煮。アンコウ鍋みたいにうまい。
ゼラチン質のところがとくに美味。犬もぱくつく。

鍋のそこに黄色のカラコンが沈んでいた。メガラニアの目から剥がれ
たのよ。そうにちがひなひわ!みーちゃんが急に目をつりあげて言い
はる。涙がうかんでいる。林芙美子だって上海でメガラニア鍋を食べ
ちゃったんだから・・・と泣きじゃくる。犬、逃げていく。

雹がふった。講演をひとつ辞退する。








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2018年10月05日

トカゲ


すっかりいい気になっている

テラスの植えこみに黒っぽいメガラニアが1匹棲みついているのを
けさ発見。みーちゃんに鶏肉をこうてきてもらい食わせる。犬吠え
ず。千駄木のカフェから電話。「義母」から。旭日旗は気色わるい
という。同感とこたえる。「だれか」や「なにか」が、すっかりいい
になっている。図にのっている。調子にのっている。つけあがって
いらっしゃる。

11月16日(金)夕、都内の書店で『月』関連のトークショー、また
12月18日(火)夕にも同様の講演を、新宿の書店ホールにておこなう
ことになりました。詳細はまた本ブログなどでおしらせします。
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2018年10月04日

カラコン


わたしに義母はいたのか。どこに消えたか?

今朝、犬の糞のなかにひかるものがあるので顔をよせると、
紫色のカラコンだった。変な話だ。なくしたのはカラコン
じゃない。からかわれているのか。だれに?

犬の腸内でレンズが紫色に化学変化したのだろうか。水道で
水洗いする。クソまみれだったカラコンを右目につける。
ペタリ。風景が焦点をむすぶ。犬の顔が急に老けてみえる。

洗面所で鏡をみる。フィンランド人みたいな、灰青色の目。
気に入る。しばらくみいる。ふとおもう。大島のこと。
義母のこと。河川敷。六価クロム。腐乱死体・・・。

そもそもわたしに義母はいたのか。そこからおもいかえす
ひつようがあるのかもしれない。あの「義母めく老婦人」は、
では、だれだったのか。公安がそこまでやるだろうか。

老人テロリストの話を書いてみないか、とそそのかしたのは、
たしか、義母的なかのじょだったのではなかったか。背中の
できものに薬をぬってもらっているとき。こちらとしては
負い目もある。生返事をしたかもしれない。

肩痛。魚のうろこみたいなカラコン。外す。











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2018年10月03日

D懇談


『月』カバー最終調整その他

月カバー最終.jpg
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鈴木成一さん入魂のカバー最終調整。文句なし。

けさ、おもいたってDとお茶。息せき切ったように話す。
ときおり鋭い目がひかる。コンタクトレンズのこと
訊かれる。右目はしてないだろう? 図星。『月』
を読んでいた。

オリンピックはやめてほしいと話す。戦時体制化
しちゃっている。〈東京五輪メダル「銀」まだ足りない、
小中学校でも回収へ〉だと。金属供出。アホか。

台風、地震のたびに、現行極右政権がよろこぶ。これ
だけやくたいもないゴロツキどもを、メディアと民衆が
支える。天皇夫婦は「神」に近づく。その気にさせちゃ
う。その気になっちゃってる。

『月』の次はなにを書きゃいいかな? Dいわく。「あんた、
そりゃあ老人テロリストの話やろ、とうぜん」。わたひ
「・・・・・・」

今夜もYouTubeで「日本ニュース」をみよう。晴れやかな顔
して戦時をむかえよう。




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2018年10月02日

マフィア


こちらの目がわるいのか

テレビで政治家の顔をみていると、マフィアか暴力団にしか
みえない。目を瞬いてみてもおなじ。ここまで下卑た顔に
なるには、どうすればよいのか。犬や馬たちのほうが
よっぽど上品で、かなしい目をしている。



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2018年10月01日

ホワイト・ゴッド


日本ニュース

この数か月、寝るまえは毎晩、デパス、レンドルミンをのみ、
YouTubeで「日本ニュース」(社団法人日本映画社)をみる。
どうしてか。わからない。ため息をついて寝る。

きのう『ホワイト・ゴッド』をみた。じぶんがどれほど犬好きか
(ひとぎらいか)わかって、やや混乱。ハンガリー革命を想う。
終盤、人間の「枝肉」を売っている肉屋があったとおもうが、見まち
がいか。

文庫『自分自身への審問』と『いまここに在ることの恥』の2冊
、ほんのちょっぴりだが、重版だという。これらを買い、読んで
いるひとがいることにおどろく。

11月と12月に、『月』刊行関連の講演を都内の書店でおこなう予定
です。たぶん、八重洲と新宿。詳細は後日。

posted by Yo Hemmi at 15:42| お知らせ | 更新情報をチェックする