2018年12月17日

コスモス


12月18日夕、コスモス一輪

なにごとにもおりあえないしるしとして。どうぞ。なんぴととも
連帯しないしるしとして。どうぞ。明日夕、コスモス一輪。だれと
もおりあわない、なにごとも是認しないあかしとして。会場にどうぞ。
コスモス一輪・・・。
posted by Yo Hemmi at 16:34| お知らせ | 更新情報をチェックする

気持ち悪さ


明日の講演について

明日の夕、新宿紀伊國屋ホールにあつまってくれる友よ。いかなること
ともうまく折り合いをつけられない友人たちのために、ぼくは言わなくて
もよいことを、ぶつぶつと言うだろう。

たとえば、「行旅死亡人」のこと。その可能性。その消息。失われた
その風景。その言葉のアルカイックなひびきについて。また、次第に
うすれゆく善と悪の境界について。「気持ち悪さ」について。そう、この
「気持ち悪さ」とはなにか? 

明日、爆弾はもちこまなくていいです。青いコスモス一輪だけで。
きのう、ゆまくんのおばあちゃんのみえこさんからメール。「どうか刃物
で刺されないようにしてくださいね・・・」

けふ、かわうそが電話。「ドタキャンすんなよ!」
明日、しばさんが迎えにくる。4時15分? バーバーをわすれないこと。

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posted by Yo Hemmi at 13:58| お知らせ | 更新情報をチェックする

2018年12月15日

講演


2018/12/18講演の演題について

今月18日夕の新宿紀伊國屋ホール講演は予定どおりおこなわれ
ます。演題は下記のとおりです。

「存在と非在/狂気と正気のあわいを見つめて
          ーーーー『月』はなぜ書かれたのか

所要時間は約2時間20分です。チケットはすでに完売しておりま
すが、入場できなかったみなさんのために会場のそとにモニター
テレビを置き、講演の模様を視聴できるようにするとのことです



posted by Yo Hemmi at 01:06| お知らせ | 更新情報をチェックする

2018年12月14日

マッド


月』と狂人

昨夜、吠えた。醜く。身障老人がキレると手がつけられない。
キレたほうが加害者、どなられているほうが被害者ということ
になる。醜怪。目もあてられない。犬に訊く。犬いわく。「あ
んたがわるい・・・だれの目にも」

マカデミアナッツ1とユンケル2もろて帰る。ユンケルくれたひ
との体臭をかすかに知っている気がする。マカデミアナッツは
知らない。どうでもいい。やつらは商売、こちらは喧嘩。常在
喧嘩だ。

吠えるときは、はったりじゃダメ。本気でやる。死ぬ気、殺す気
で。どんなブタでも、いつ反撃に転じないともかぎらない。忘れ
ないこった。200冊サインさせられた。

歩けないと不便だ。憤然として席を蹴るということができない。
老健にいくしかない。老健でニューステップするしかない。
あと、平行棒。着座体操。ストレッチ。

折り合えなくなった。まったく。講演はする気がなくなった。
すこしも。『月』は好きな小説だ。が、しかたがない。
主催者は辞表をださなければならないという。なら、だせばいい。

こちらはとっくに辞表をだしている。世界に辞表をだしている。
意地汚いやつらの商売につきあってやる必要はない。
posted by Yo Hemmi at 15:08| お知らせ | 更新情報をチェックする

2018年12月12日

ねえ、あんた


着座ラジオ体操で

「ねえ、あんた、あんた・・・」。総合着座ラジオ体操の最中に
横から声をかけられる。頬のこけた老女。落ちくぼんだ目。
かわいた牡蛎。痩せた手がまねいている。わたしを。「ねえ、
あんたあ・・・」

みえなかったふりをする。聞こえぬふり。老女、車椅子からまた
手まねき。ささやくように「ねえ、あんたあ・・・」。知らぬふり。
でも、みている。呼びかけてくる。「お父さん・・・」。「ねえ、
お父さん・・・」

わたし、口のなかで、むむむと言う。「お父さん・・・」。すがるよう
に。執拗に。「ねえ、お父さん・・・」。「むむむ・・・」。指導員の
声。「××さん、お父さんはいないでしょ?」

入れ歯が合わなくなっているのだろう、小さくカタカタと音が
する。「ねえ、お父さんてば・・・もう帰ろ・・・」。「うん・・・」と
小声で応じる。境界はない。もう帰ろうか、とおもう。

インストラクターがくる。いっしょにマシーンにむかう。背中が
聞く。「ねえ、お父さん・・・」
posted by Yo Hemmi at 15:13| 私事片々 | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

白髪


現在の環境について

すこぶるよい。車椅子の老女の、うすらぐ視界にわが身を
おく。わたしも掠れる。すがれる。静まる。けふは、中川
さん、ありがとう!ほんとうにありがとう!


posted by Yo Hemmi at 20:42| お知らせ | 更新情報をチェックする

2018年12月07日


要介護4の黄昏

フランチェスカの生徒で、わたしの友人であるMの母親が
昨日、要介護4と認定された。わたしはけふ「与死」という
ことばと概念についてかんがえ、少し震えた。ひきつづき
このことをかんがえるであろう。

きのうみーちゃんから参鶏湯をいただいた。なみだがでるほ
どおいしかった。新大久保で買ったらしい。

ひどく長い夢をみた。とっくのむかしに物故したSがでてきた。
夢のSは本物のSに少しも似ていなかった。真っ白い紙のような
顔だった。夢のなかで、ああ、近いのかな・・・とおもった。
posted by Yo Hemmi at 17:58| お知らせ | 更新情報をチェックする

2018年12月04日

ジャコメッリ


月』の映像的基調

ふしぎなことに、それは期せずして一致した。小説『月』の
映像的基調はマリオ・ジャコメッリの「死が訪れて君の目に
取って代わるだろう」以外にはありえない。

きっとよい番組になるはずだ。

けふリハビリに行ったら、100才前後の老女がいてなにかにしきり
に手をふっていた。なにがみえていたのだろう。

通所者と入所者がいる。わたしは通所者。「死が訪れて・・・」の
かのじょらは入所者。さとくんがだれを殺したか、なんとなく
わかった気がする。
posted by Yo Hemmi at 17:01| お知らせ | 更新情報をチェックする

2018年12月03日

渋谷


昨日犬と渋谷に行った

どうしてもつれていけというので、きのう犬と渋谷に
行った。渋谷はひどく暗く、あちこちに惨禍の赤黒い傷口
が生々しくひらいていた。爆撃がまだ散発的につづいている。
重機関銃の音・・・。愉快そうな悲鳴。廃墟で収録。風邪をひい
たかもしれない。犬が数回吠えた。五味さんの車で帰る。




posted by Yo Hemmi at 15:26| お知らせ | 更新情報をチェックする