スマートフォン専用ページを表示
辺見庸ブログ Yo Hemmi Weblog
辺見庸公式ウェブサイト。近況,原稿発表,新刊刊行,活動予定その他のご案内。無断引用、転載を禁じます。
最近の記事
(03/23)
気象通報
(03/19)
直吉氏と懇談
(03/17)
俺が朝鮮人なら
(03/17)
全的不信
(03/16)
帰省
(03/12)
虫
(03/09)
Bach - Goldberg Variations: Aria
(03/06)
変身
(03/03)
影枠
(03/02)
おつぃんこまんたらふ
カテゴリ
お知らせ
(210)
新刊案内
(1)
掲載予定
(0)
主な著作リスト
(0)
私事片々
(8)
刊行予定
(3)
放送
(2)
所感
(26)
日録
(63)
メモ
(283)
放送予定
(3)
小説
(0)
過去ログ
2023年03月
(10)
2023年02月
(17)
2023年01月
(13)
2022年12月
(13)
2022年11月
(19)
2022年10月
(15)
2022年09月
(2)
2022年08月
(5)
2022年07月
(9)
2022年06月
(18)
2022年05月
(10)
2022年04月
(8)
2022年03月
(8)
2022年02月
(18)
2022年01月
(9)
2021年12月
(3)
2021年11月
(4)
2021年10月
(3)
2021年09月
(12)
2021年08月
(22)
RDF Site Summary
RSS 2.0
<<
2020年07月
|
TOP
|
2020年09月
>>
2020年08月27日
いいねボタン
○
いいねとか炎上とか
ペットボトルのハトムギ茶から、死んだ鹿の心臓のようなものが
ヌルッと飛びだした。ので、ハートマークの「いいね」ボタン
を押しました。そうしたらば、フォロワーがいっせいにリツイート
したり、「そう思わない」ボタンを押したりしました。黒褐色の鹿
の心臓が蘇生してビクビクうごきはじめました。twitter炎上!バーロ。
祖父が風呂屋(「黄金湯」)の番台で黙って泣いた。キ
posted by Yo Hemmi at 17:43|
メモ
|
2020年08月17日
飛び込み
○
午後4時前、ブルーシート
一昨日、飛びこみがあったらしい。ヘルパーさんから聞いた。
上り列車にホームから。ブルーシートがすぐに運ばれてきた。
まだ明るかったのだが・・・。
「飛び込み」とは変な言い方だ。それでも、なんのことかすぐに
わかるというのも不思議だ。世界中の屍体ををブルーシートで隠
せるか。
posted by Yo Hemmi at 14:07|
メモ
|
2020年08月13日
殺す風
○
烏兔匆匆
みっちゃん、盆の入りやね。もう何年もたったような、
まだ先週のことのような。さしわたしの時間の、
狂おしい長短、めくりかえし、揺れ、ねじれ・・・。
みっちゃん、盆の入りやね。
「そのめざましい鬱金はあの待宵の花の色、いつぞや
妹と植えたらば夜昼の境にまどろむ黄昏の女神の夢のよう
にほのぼのと咲いた。」(中勘助「折紙」)
いま、熱にも風にも、わけのわからぬ殺意がこもっている。
『T市にて』。
posted by Yo Hemmi at 15:49|
メモ
|
2020年08月11日
逮捕
○
周庭氏逮捕に抗議する
習近平独裁下の中国共産党は史上最も醜穢なる弾圧組織である。
マルクス主義とも共産主義ともなんの関係もない民衆監視抑圧機
関であり、世界最大の公安組織である。人でありつづけることの
恥の象徴である。
posted by Yo Hemmi at 18:03|
所感
|
2020年08月09日
中勘助
○
寝そべって
『提婆達多』を読もうとした。すでに眠剤をのんでいたから、
さっぱりアタマに入らず。心臓のよくない老犬の死。それば
かりおもふ。安らかか苦しむか。顔が横様に裂けるほど口を
開けて悶えるのか。180度。受苦の代行。『犬』読むべし。
「世界」8月号の「メディア批評」(神保太郎)にNHK・
Eテレ「こころの時代 緊急事態宣言の日々に」のことが
載っていた。「この番組は、膨大なコロナ禍情報のなかで、
屹立していた」とある。
もうどうでもよいのだ。以前からそうだ。「人類」とか「未来」
とか言ふな。やることはきまっている。
見ろ、このなかに臓器がつまっている!
8日 ウルルン島 風弱く雨 08hPa 24°
posted by Yo Hemmi at 16:45|
お知らせ
|
2020年08月07日
君らは蟻か
○
なにをしているのか?
さなえ(100)は、とりあえずNHK第2放送の気象通報を聞き
ながら、自慰にふけるのだそうだ。ウルルン島のところでた
かまる。わるいか?バカヤロ!ポロナイスク 北北東 風力
3 にわか雨 17hPa 13度。べつの人格になることで
ある。ウルルン島じゃよ、イキっぱなしさ。みんな、気象通報
聞きながら、オナニーとかやっちゃって、セベロクリリスク
のとこで、上空でだな、アヘアヘ昇天してやんの。あっ、
なんか降ってきた。霙だな。おれはな、目も足もわるいから、
ルドナヤプリスタニあたりで、(心臓がわるくて気道虚脱の)
犬と抱きあって、くうちゅう心中自爆さ。そら高くまいあがっ
て、ドッカーン!
posted by Yo Hemmi at 09:10|
メモ
|
2020年08月06日
無可奉告
○
ノーコメント
特に言ふこたあねえ。けふ、ひとといふひとがみなバケモノ
になっていた。だが、「 ボルソナロ の 猥雑と残酷、そして
人間の生命 への無関心は、そのまま、資本の猥雑、資本
の残酷、資本の生命への 無関心である。〈 資本〉とは、
つねに、〈 わたしを止める な〉と命じるもの なのだ。」
と述べる酒井隆史(「パンデミック、 あるいは〈 資本〉と
その 宿主」)『思想としての〈新型コロナウイルス禍〉』
(河出書房新社)はまことに正しい。酒井隆史の論考は一読に
値する。
posted by Yo Hemmi at 17:09|
メモ
|
2020年08月02日
「塗屋」
○
マンゾーニ
(P.Celan『閾から閾へ』)
連載ではアガンベンの訳語のとおり「ペスト塗り」と書いたが、
マンゾーニの『いいなづけ』では「塗屋(ぬりや)」と訳されて
いたようだ。にしても無気味なのは、ウイルスというより人なの
だ。ウンベルト・エーコの『いいなづけ』はまだ読んでいない。
なんという空洞だろう、いまは。人びとはみな隠れた塗屋のよう
だ。犬を拭いた。もう烏賊くさくはない。
posted by Yo Hemmi at 17:29|
メモ
|