2020年10月29日

GRの花


チェーホフ全集4とどく

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ダックスたちとGR。樹下の陽だまりにしばらくいる。
チェーホフ全集4とどくも、目がダメで読んでいない。
「発作」と「退屈な話」を再読したいが閉じたまま。
ふざけるな、バカヤロウとつぶやき、歩く。2.2q。

11月は目の手術と術後の手当で明け暮れそうだ。エアコン
また故障。犬の咳、減らない。

ケアマネによると、病院ー家間の付き添い料が意外に高い。
みんなどうしてるのだろう? 「自助」か。ふざけやがっ
て。

『霧の犬』は2021年1月中旬に、岩波現代文庫として刊行
される(らしい)。

posted by Yo Hemmi at 16:14| 刊行予定 | 更新情報をチェックする

2020年10月28日

毎日夕刊インタビュー


本日掲載

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(クリックで拡大)

菅の「特高顔」が怖いーーなんて見出しは、本邦はじめて
じゃないかな! けだし傑作ではある。わたしはそう思い、
たしかにそう言った。これを見出しにとるとは予想しなかった
けれども。藤原章生記者は大したものだ。のびのびしている。

訂正したい点はとくにない。ただ、「菅さん」とは言わなかっ
たはずだ。かれらを「さん付け」で呼ぶ精神がわたしにはない。
悲しいほどない。そのような心的機制が備わっていないという
ことだ。

しかしだ、いま「特高」といふ言葉がどれほどの戦慄をひとに
あたえるものか。「特高」にこもっている純正ニッポンの声と
、どこまでも不明確な威嚇を、だれが感知しているか。

なにを言っても、闇夜で立ち小便しているようなふたしかさは
免れない。このクニでは明らかになにかが出来していても、なに
もおきていないことになる。








posted by Yo Hemmi at 16:46| お知らせ | 更新情報をチェックする

2020年10月27日

毎日新聞


ロングインタビュー

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明日(10月28日)の毎日新聞夕刊にインタビュー記事が
掲載される予定です。よろしかったらご高覧ください。
言いにくいことを言ったつもりです。



posted by Yo Hemmi at 12:32| お知らせ | 更新情報をチェックする

2020年10月23日

『青い花』


カバー決まる

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来月発売。サイン本50冊。わちきは白内障手術予定。
視床痛激。激。激。米川正夫訳『罪と罰』いまさら感
じるものあり。馬殺しのシーン忘れていた。







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2020年10月16日

弔意強制


異常内閣

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中曽根康弘の合同葬にあわせて、政府は全国の国立大など教育現場に
弔旗の掲揚や黙とうによる弔意の表明を求めている。弔意の強制であ
る。内心の自由の領域に泥靴で入り込んでくる菅政権の暴力性と野蛮。

この内閣は前代にもまして異常であり、無神経であり、どこまでも下品
である。吐き気をもよおす。
posted by Yo Hemmi at 16:49| メモ | 更新情報をチェックする

2020年10月15日

醜悪


怒らないという選択肢はあるのか?

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アルバイトや非正規職員には賞与認めず。最高裁「格差、不合理とまで言えない」
だと。これに怒らないという選択肢はありえない。生きる尊厳にかかわる「内なる
なにか」がいま、司法にも行政にも立法にも否定されつつある。おまえたち下級国
民は、文句を言わず、屈辱の曠野を黙してあるけというのだ。

あなたは、菅の内閣記者会インタビューを見たか? 内閣記者会すなわち「ひどく
病んだ羊たち」による“インタビュー”を。日本学術会議問題で任命されなかった6人
を改めて任命する考えのないことを菅が再確認。「ひどく病んだ羊たち」はこのあか
らさまな思想弾圧に怒るでもなく、ただ拝聴するだけ。そして、あの屈辱的オフレコ
朝食会!

過日は、共同通信論説副委員長だった柿崎某が首相補佐官に就任。聞くだにじつに恥
ずかしい。国家権力と緊張関係をもつべきが報道機関の者が、喜び勇んで権力の片棒
どころか、権力中枢に入るとは何事だ?!「恥」の感覚はないのか? 国会議員を経
ずに報道機関出身者が首相補佐官に就任するのははじめて。当たり前だ。かつてはか
かる転身こそ「恥」とされたからだ。恥も恥、赤っ恥である。

生きる尊厳にかかわる「内なるなにか」とは、かつてなんだったか・・・。怒らないとい
う選択肢はあるのか?



posted by Yo Hemmi at 16:57| メモ | 更新情報をチェックする

2020年10月09日

文庫『青い花』



岩波現代文庫『青い花』オビ付きカバー(案)

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11月刊行です。

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2020年10月07日


シラミのこと

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シラミの描写をわすれていて、けふおもひだした。どうでもよひが、「雪の夜」
はやはりおもしろいと思った。おもしろいといふのは、わたひがおもひろひとお
もへばそれでいひだけの話だ。「虱だった。 中から 這いでてきたらしかった。首
筋を明るいところまでくると、 ちょっと迷った とでも いうふう に方向 をかえて、
襦袢の襟に移った。それから 襟 の 一番 頂上まで 来ると、また 立ち止まった。
その 時女が箸を 机 の上に おくと今 虱 が這いでて き た ところ が、かゆい ら
しく、顎を胸に ひいて、後首をのばし、小指でちょっとかい た。 龍介はだ
まってい た。 虱はそれから 少し今来た方へもどり かけたが、すぐやめて、今度
は襦袢と二枚目の 着物との 間に入っていった。」(多喜二.「雪の夜」)

多喜二を拷問で惨殺したおまわりたちのなかには、ガースーのようなとぼけ顔があ
る。いやらしいヌッポンの、醜く酷薄な村長と、死ぬほどアホなムラビトたち。シラミ
以下の記者ども・・・。
posted by Yo Hemmi at 14:19| メモ | 更新情報をチェックする

2020年10月06日

心配


ルイ君のママが休んだ

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火曜日、ルイ君のママがお休みだった。体調がよくないとおっしゃっていたが、
なにかあったのか。大事なければよいのだが。ルイ君はどうしているのか。
岩波現代文庫『青い花』カバー写真とどかず。水曜日になるらしい。毎日新聞
インタビュー記事は今月23日夕刊か30日夕刊掲載らしい。ダックスは泊まり。
鷗外の『雁』が、このところなぜか「らん」に聞こえてしまう。おかしい。
posted by Yo Hemmi at 23:58| メモ | 更新情報をチェックする

2020年10月05日

文庫『青い花』


小池昌代解説の深み

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岩波現代文庫『青い花』ができあがりつつある。本文は純然たる
わがことなのでお読みいただくしかないのだが、驚いたのは小池昌代
さんの「解説」。それ自身が解説をこえた、きわめて印象深い読み物
となっている。これほど読みでのある解説をわたしは知らない。

小池昌代さんにお目にかかったことはないのだが、「見抜かれている」
と思った。ぜひお読みいただきたい。わたしは繰り返し2度読んだ。

書影は明日、きれいなものに差し替えます。オビ文も差し替えられます。

本日、毎日新聞のインタビューがあった。



posted by Yo Hemmi at 19:26| お知らせ | 更新情報をチェックする

2020年10月02日

「雪の夜」


いやな顔

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多喜二「雪の夜」。全然ダメだな。なってない。ハルさんからメール。
右腕、右肩が痛い。

公安(あるいは特高)顔の菅が、ほらみろ、本性をあらわした。菅は前
代同様かそれ以上に知性がない。インテリジェンス(機密)はもってい
るが、インテリジェンス(教養)がない。学歴ではない。品性にもとづ
く知性に欠ける。そこが怖い。にしてもいやな面相だ。

月内にインタビューが2つある。新聞と雑誌。面倒くさい。が、やらざる
をえない。

ポーだったか「悪のための悪」。




posted by Yo Hemmi at 17:18| お知らせ | 更新情報をチェックする