スマートフォン専用ページを表示
辺見庸ブログ Yo Hemmi Weblog
辺見庸公式ウェブサイト。近況,原稿発表,新刊刊行,活動予定その他のご案内。無断引用、転載を禁じます。
最近の記事
(09/22)
ロルボン氏
(09/21)
主要な矛盾
(09/21)
彼岸花
(09/20)
這う虫
(09/19)
板
(09/18)
湖
(09/18)
原発
(09/18)
目眩
(09/17)
マリア・シュナイダー
(09/15)
肩痛
カテゴリ
お知らせ
(388)
新刊案内
(1)
掲載予定
(0)
主な著作リスト
(0)
私事片々
(8)
刊行予定
(3)
放送
(2)
所感
(26)
日録
(63)
メモ
(283)
放送予定
(3)
小説
(0)
過去ログ
2023年09月
(22)
2023年08月
(25)
2023年07月
(29)
2023年06月
(30)
2023年05月
(35)
2023年04月
(29)
2023年03月
(18)
2023年02月
(17)
2023年01月
(13)
2022年12月
(13)
2022年11月
(19)
2022年10月
(15)
2022年09月
(2)
2022年08月
(5)
2022年07月
(9)
2022年06月
(18)
2022年05月
(10)
2022年04月
(8)
2022年03月
(8)
2022年02月
(18)
RDF Site Summary
RSS 2.0
<<
2022年04月
|
TOP
|
2022年06月
>>
2022年05月27日
『リュラビー』
○
群衆
ル・クレジオは群衆のことを「枯れ葉のように渦巻く」
と言った。「磁場を動き回る鉄のやすり屑のように、
くっつき合い、散らばり、少し先でまた集まる」と。
きのふ、カフェの前で白猫と黒猫が交尾していた。荘厳
であった。
『ライトハウス』。よかった。
posted by Yo Hemmi at 18:32|
日録
|
2022年05月26日
砕かれた世界
○
陋劣なる「正気」
軍事費増額にわたしは反対だ。目取真俊さんが沖縄復帰50年に
ついて
「クソのような節目」
と言ったらしい。同感!
毎日新聞・吉井理記記者の記事は唯一まともだった。50周年
だからといって沖縄を語ることの恥ずかしさを率直に表白してい
る。
怒濤のように戦争構造を築きつつある「現在」にどう対処すべきか。
posted by Yo Hemmi at 17:30|
日録
|
2022年05月22日
ゐなひ
○
中平さんも南も、みんな逝った
ゐない。なにもなひ。タバコプカプカ消えてゆく。けふ一日だけ
を予定する。階段を歩く。存在は屈辱。かくれる。
posted by Yo Hemmi at 23:29|
お知らせ
|
2022年05月20日
木材水分計
○
街にひとはゐなかった
なにか言おうとするも、たちまちに其の気が失せる。
失せちゃう。ために、口中がいつも苦ひ。唾がねばつ
く。ビョーインに行く。全身総入れ墨の大男が口腔
外科のあたりをのっしのっしとあるいてゐる。怖い。
スナ。わたしのために
木材水分計
を渋谷で購入!小型
軽量なデジタル水分計。 簡単に木材、建材、ニンゲン
の水分を測定することができます・・・。一日がそれで消
へ、死が1週間ちかづく。
posted by Yo Hemmi at 16:56|
お知らせ
|
2022年05月18日
『自律 Autonomous』
○
山之口貘の「ねずみ」を想ふ
生死の生をほっぽり出して
ねずみが一匹浮彫みたいに
往来のまんなかにもりあがっていた
まもなくねずみはひらたくなった
映画『自律 Autonomous』をみた。「ねずみ」を
想った。ねずみはわたしであり、あなたであり、す
べての記憶である。
ねずみは
ねずみでもなければ一匹でもなくなって
その死の影すら消え果てた
兵器を送るだけ送って、参戦はしていないと正義
をきどる米国と、心身ともに病んだロシア。じゃあ
ニッポンはなんなのだ。
たとえば「徴用工」を忘れ、あるいは忘れたふりをし
て・・・。
ある日 往来に出て見ると
ひらたい物が一枚
陽にたたかれて反っていた
『自律』はこころみに言葉を消し、轢かれたねずみを
食う。ありえないのだが、わるくはない80分だった。
posted by Yo Hemmi at 18:11|
メモ
|
2022年05月15日
曝され
○
夜の目覚めは無名である
「わたしは存在に残るくまなく曝されている」。
打ち消しようのない疲れ。存在は疲労をよぶ。
錆。暗い夜の流砂。
posted by Yo Hemmi at 17:31|
メモ
|
2022年05月12日
スナ
○
殺人
「そこで他者が顕現し、私に訴えかけるその
顔
は、われわれに
共通のものである世界と手を切っている」(『全体性と無限』)。
スナと病院。スナを徹頭徹尾実務的な人物ととらえるとしたら
とんでもない間違いだ。スナの本質は実務性とはことなる。
犬、メラノーマではないことが判明。
この戦時下に大変恐縮だが
、
胸をなでおろす。犬のご飯に犬猫用プロポリスを加える。この戦
時下に甚だもって申し訳ないが・・・。
posted by Yo Hemmi at 17:50|
私事片々
|
砂の上の植物群
○
皆、逝くのだ
2月12日夜に、日下力先生が他界されていた。最近になって知った。
たいへんお世話になった。ノドグロをご馳走になった。川越のカフェ
で話した。わたしはまだ杖をついてはいなかった。穏やかな笑みの下
になにかを押し殺していた。
死はいつも時宜をえていると思う。
posted by Yo Hemmi at 01:25|
メモ
|
2022年05月08日
伊藤正さん
○
存在を死によって知るとは
伊藤正さん逝去。「生きているかぎり、いつでも他者が
死んでいく」。
posted by Yo Hemmi at 14:55|
お知らせ
|
2022年05月01日
『バクラウ 地図から消された村』
○
狂気または「正気」の愉悦
『バクラウ』! 5。
右肩・腕・手・指激痛。
posted by Yo Hemmi at 14:42|
メモ
|