2022年12月30日

12月30日の夕陽

12月30日の夕陽.jpg

伝達の容易ではない青い河口に向かう。犬はけふまだ吐いて
いない。ヘルパーさんは来月2日までこない。カップ麺を
たくさん置いていった。リリアーナ・カヴァーニだ、
『Night Porter』の監督。犬は珍しく吐かなかった。
『汽笛が聞こえる』を続けるべきだ。改題してもよい。
アシスタントを募集する。特に日曜のアシスタント。
posted by Yo Hemmi at 17:18| 日録 | 更新情報をチェックする

2022年12月29日

cadavre

残像.JPG
cadavreといふ単語に堀田善衛は「カダブル」のルビをつけている。
フランス語を知らないわたしもそう思っていた。しかしネイティブ
の発音を聴くと、語頭のcaはむしろ「キャ」のようだ。
ジャン=ピエール・デュピュイをいまさら気にする。犬、けふは
吐いていない。口座はスナのおかげで回復。パスワード。第二
暗証番号。ピエール・パシェは2016年6月、79歳でなくなっている。
パリの自宅で。原稿を書かなくてはならない。焼け火箸を右肩に
突っ込まれたように痛いが、原稿をやらなくてはならない。伝達し
がたいことについて。ログインパスワード。最初に飼ったペットの
名前は?パーソナルID。『橋上幻像』。Ms.OOJA「星降る夜に」。
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2022年12月23日

居間

居間.jpg

犬、また吐く。年内もつか。吐瀉物をヘルパーさんが掃除してくれる。
犬、元気なふりをする。急に駆けたりして。ヘルパーさんの友人が
乳がんで亡くなったらしい。ヘルパーさんからクリスマスカードをいた
だく。「子犬と子猫のサブレー」も。わたしも左手でカードを書き、
お渡しする。明大の根本美作子先生から原稿の催促。1月10日まで延ばし
てもらう。それまで犬がもつか。爪切り依然行方不明だが、ヘルパーさん
から新品をいただく。感激。わたしは身体の「右」を失いつつある。右の
感覚が日ごとに薄れ、けふはさらに薄れた。顔も手も脚も陰茎も右側が
はっきりしない。犬もわたしも躰に変調をきたしている。犬はそれを隠そ
うとする。米国は「善」を演じ、ロシアは「悪」を地でゆく。ゼレンスキ
ーは善なる子役を熱演している。かくて、ウクライナの腐敗は帳消しにさ
れつつある。過去は消される。昨日は過去。1カ前はだ。
「小バエがホイホイ」にハエは一匹も入っていない。岸田政権の安保、原発
政策の大転換はあからさまな裏切りである。軍服を着て装甲車両にのる
岸田の顔。あほ面。爪切りを頂戴するも右麻痺が進行、左手の爪が切れない。
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2022年12月22日

犬と蜘蛛

汽船.jpg
冷雨。朝、犬が吐き下し。左手一本で掃除。来月14歳だし
体力が衰えてきている。吐くときは目眩がするらしく、腰
を落としてふらついている。よく吐く犬だが、吐き下し
は初めて。犬が元気をなくすとこちらも元気がでない。政
治もウクライナもどうでもよくなる。麻痺が高じる。躰が
コンクリートになる。安保3文書反対の声に勢いがない。だ
らだらと武力衝突に発展しそうだ。死刑執行もそろそろだろ
う。怒りも緊張もないまま泥沼の未来に向かう。冷蔵庫のな
かに紛れ込んだ蜘蛛の明菜が凍死したのか出てこない。憂鬱。
角川の前会長はまだ勾留中なのだろうか。長すぎる。スナ来
ない。明日ヘルパーさんにクリスマスカードをお渡ししよう。
前からそうだが、世界全体がますますフェイクにみえる。ま
がい物、書き割り。右肩が痛い。ヘルパーさん爪切りを見な
かったか訊ねる。NO。デパス飲む。
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2022年12月16日

補習

夕陽の富士.jpg

Sは不登校になった生徒2人の補習をしているらしい。
とても静からしい。体調不良のため『月』試写をサボ
ることにした。面倒くさい。爪切りがまだ見つからない。
「小バエがホイホイ」購入。早速セット。ハエ取りリボン
も届いたが、「小バエがホイホイ」不首尾の際にセットす
ることにする。石巻出身のNと石巻に行こうと話した。
「さるこや」がまだあるか、凶暴な猿の何代目かがまだい
るか、Nと確かめに行く。中華楼はもうなくなったという。
旅の途次、Nと間違いを犯せれば理想的ではないか。俵屋
で食事したい。窓から北上川を眺めたい。油くさい川面と
陽の照り返しを見たい。けふ、フジが妙に大きかったので
写真を撮った。犬不機嫌。戦争をやりたがっているやつらが
騒いでいる。Nとの石巻行きは約束だったか提案だったか
忘れた。慢性的に眠い。そろそろだな。女子高生コンクリート
詰め殺人事件。蜘蛛の明奈が冷蔵庫の中に入ってしまった。
さっき探したが見つからない。隅っこで失神しているか。
女子高生コンクリート詰め殺人事件は脳みそをひっかきまわ
す。



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2022年12月15日

コング

コング.jpg

スナと犬とミスド。脚、絶不調。スナにつかまる。つかまり歩き。
1.4キロ。床屋。無料。爪切りが見つからない。なぜか。わからな
い。爪切り問題とウクライナ戦争。極小と極大。工藤先生よりリン
ゴジュース届く。青森の。15種類。どうお返しすればよひのか。結
論でぬまま、飲む。美味!『月』試写の件。マック前のベンチ。け
ふ、背がくの字に曲がった、無宿人の臭いの爺さんがいなかった。
まだ生きているかどうか。無宿人たちは一人また一人と姿を消す。
爪切りはどうして消えたのか。近く、大地震がある気がする。勘だ、
ただの。自分のアタマがいつも揺れているからそう予感するのか。
『フード・インク』観たら、マックの前を通るのも厭になる。





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2022年12月14日

画集

曼荼羅ブルー.jpg

手違いがあり、小野絵里さんから画集2冊が本日届いた。
しばらく見つめる。「曼荼羅ブルー」という言葉を思い
だす。お父上の絵麻さんの青い血をうけついでいるのだ
ろう。


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2022年12月09日

『月』


石井裕也監督より連絡あり。確信に満ちた文面だった。

吉田喜重も死んだ。
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2022年12月08日

Nimby


「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、
必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰から
もケアされることのない人のために働く」。


この言葉ほどラディカルな思想はない。これに始まりこれに帰する。
この思想ほど「危険」を孕むものはない。ここに始まりここに帰す
る。今ほどこの思想を(ニタニタ笑いつつ)完璧に排除している時
代はかつてなかった。

暴力の時代がますます盛っている。けふ、1キロ歩いた。
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2022年12月02日

『異和と痕跡』

異和と痕跡.jpg
(七月堂)

黙って読んでいる。
『なぜ世界は存在しないのか』kindle版。
視床痛。
『ガッジョ・ディーロ』
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サッカーで騒いでいる場合か!

けふの空.jpg

自民党と公明党が「自衛目的で相手のミサイル発射拠点などを叩く反撃能力」
の保有で合意。日本の安保政策の大転換だ。「万やむを得ない必要最小限度の
措置」だというが、北朝鮮への軍事攻撃態勢づくりに間違いない。

右目が痛い。左眼はまだ大丈夫だ。
posted by Yo Hemmi at 17:37| 日録 | 更新情報をチェックする

戦争

NY (2).jpg

皆、戦争の話をしている。アホどもがやる気をだして
いる。すっかりその気になっちゃっている。軍事費2%。
国債発行だの増税だの。おうおう、やってくれ。殺され
てくれ。俺は犬とミスドに行き、野菜そばとドーナッツ
を食った。スナはチャーハン。
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2022年12月01日

「南京の731部隊」

本日、以下を読んだ。

2022年11月30日、中国メディアの中国新聞網は、「南京の731部隊」と呼ばれる旧日本軍の細菌戦部隊に関する新たな史料が、日本の僧侶から南京大虐殺記念館に寄贈されたと報じた。

記事は、南京大虐殺記念館が先日、今年新たに収集した史料について発表し、収集した453点の中には日本の僧侶・大東仁氏が集めた史料51点が含まれていたと紹介。大東氏が寄贈した史料には、旧日本軍兵士による陣中日誌、第9師団歩兵第36連隊第11中隊の陣中日誌、栄1644部隊関連の写真、南京陥落を扱った児童向け紙芝居などが含まれていたと伝えた。

そして、栄1644部隊の写真には「細菌戦部隊である同部隊が当時南京の駐留地としていた中央病院の旧址がはっきりと示されていた」とし、「史料に基づけば、同病院は当時は対外的に日本軍の華中防疫給水部と称されていたが、実際は大規模な細菌戦や毒ガス戦の研究試験機関だった。多摩部隊とも称されていた栄1644部隊は、731部隊と同じ悪名高き部隊である」と評している。

また、新たに寄贈された「陣中日誌」には、南京に設置された慰安所についての詳細な記述が見られ、1938年1月1日には「本日より慰安所が開設された。1人30分で、費用は下士官が1円50銭、兵卒が1円だ。相当な賑わいで、常に満員状態である」など記載されていたと伝えた。

記事は、寄贈者である大東氏について「日本の仏教僧侶であり、2005年より約17年にわたって南京に関する史料4500点以上を収集し、無償で寄贈してきた」と紹介している。(翻訳・編集/川尻)


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