「トゥールヌブリド街では、急いではならない。
家族連れはゆっくり歩くからだ。」
理由はない。根拠もない。本質もない。ただゆっくりと
歩くことだ。悲しむのでもない。笑うのでもない。
ヌッポンのウクライナ戦争論は事実上、若い軍事オタクた
ちによる「戦闘(ないし兵器)技術論」に堕しており、思
想性が決定的に欠落している。だから、未来のありようが
いつまでも演繹されない。
テクノロジカルな未来のイメージは、ほとんで倒錯的なま
での楽観論で彩られる。彼らは笑いながら戦争を得意げに
語る。なぜか米国は善≠ノなる。
でも、セカイは彼らチャイルディッシュな者たちのものだ。
好むと好まざるとにかかわらず。彼らは「黯然とした貌」と
はどんなものかを知らない。
2023年04月27日
グロット・ブルー
「人が生きているときには、何も起こらない。舞台装置が変わり、
人びとが出たり入ったりする。それだけだ。絶対に発端のあった試
しはない。 日々は何の理由もなく日々につけ加えられる。これは終
わることのない単調な足し算だ。」
犬が吐き続け、わたしは徹夜した。これはどうしたことか。なにが
起きているのか。考えようとする。事態に追いつこうとする。部屋が
吐瀉物の臭いで充満する。酸性の。いや、ネバネバする吐瀉物の臭い
が部屋に満ちる。それはすでに発酵している。犬はよろよろと近づい
てきてなにかを訴えようとしている。午前4時ごろか。犬はなにか理由
か根拠があって(「声」としては)話さないにちがいない。
左手だけで吐瀉物を処理≠キる。それをトイレに流す。水の流れる
音。flush the toiletと言ってみる。声にして。flush the toilet・・・わたし
は世界に対し謝りたいと思う。へっ、ありもしないセカイに。結局、
思いつくかぎりで最もくだらない言葉を発してしまう。午前5時ごろ。
「がんばれ!」。「頼むから!」。
Bach - Partitas Nos. 1,2,3,4,5,6 BWV 825-830
人びとが出たり入ったりする。それだけだ。絶対に発端のあった試
しはない。 日々は何の理由もなく日々につけ加えられる。これは終
わることのない単調な足し算だ。」
犬が吐き続け、わたしは徹夜した。これはどうしたことか。なにが
起きているのか。考えようとする。事態に追いつこうとする。部屋が
吐瀉物の臭いで充満する。酸性の。いや、ネバネバする吐瀉物の臭い
が部屋に満ちる。それはすでに発酵している。犬はよろよろと近づい
てきてなにかを訴えようとしている。午前4時ごろか。犬はなにか理由
か根拠があって(「声」としては)話さないにちがいない。
左手だけで吐瀉物を処理≠キる。それをトイレに流す。水の流れる
音。flush the toiletと言ってみる。声にして。flush the toilet・・・わたし
は世界に対し謝りたいと思う。へっ、ありもしないセカイに。結局、
思いつくかぎりで最もくだらない言葉を発してしまう。午前5時ごろ。
「がんばれ!」。「頼むから!」。
Bach - Partitas Nos. 1,2,3,4,5,6 BWV 825-830
posted by Yo Hemmi at 17:30| お知らせ
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2023年04月26日
嘔吐
犬が吐いた。完食したものを完全に吐き戻した。
一大事だ。死、悲嘆・・・の予行練習をする。無意識
に。ゲロの臭いが寝室に漂っている。少し窓を開け
る。臭いは鼻孔にへばりついている。犬が死んだら。
思いをめぐらす。どうしようか。年老いたの娼婦に
きてもらおうか。話を聞いてもらうために。
「というのも、ひとりの人間は常に話を語る人で、
自分の話や他人の話に取りまかれて生きており、自
分に起こるすべてのことをそうした話を通して見て
いるからだ。 そのために彼は自分の生を、まるで物
語るように生きようとするのである。」
他人が死んだ夜。ほろ酔いで性交は可能であろう。
犬が死んだ夜は無理だ。絶対に。
一大事だ。死、悲嘆・・・の予行練習をする。無意識
に。ゲロの臭いが寝室に漂っている。少し窓を開け
る。臭いは鼻孔にへばりついている。犬が死んだら。
思いをめぐらす。どうしようか。年老いたの娼婦に
きてもらおうか。話を聞いてもらうために。
「というのも、ひとりの人間は常に話を語る人で、
自分の話や他人の話に取りまかれて生きており、自
分に起こるすべてのことをそうした話を通して見て
いるからだ。 そのために彼は自分の生を、まるで物
語るように生きようとするのである。」
他人が死んだ夜。ほろ酔いで性交は可能であろう。
犬が死んだ夜は無理だ。絶対に。
posted by Yo Hemmi at 23:37| お知らせ
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2023年04月25日
2023年04月24日
旅行者
「前に読んだことがありますが、旅行者のなかには肉体的にも精神的
にもあまり変わってしまったので、ごく身近な肉親も本人だと分から
なかった人がいたそうですよ」
伊藤園の青汁(紙パック)飲む。犬用腎臓の薬届く。右眼霞む。もし
くは歪む。Vロートは水曜日着予定。犬が傍らを杖をついてとおるわた
しをうるさそうに見る。横目で。横たわったまま。なるべく音をたてぬ
よう気を遣う。彼女は横柄にも見える。かたやわたしは卑屈だ。
「私の前にはあの観念があって、待ちかまえているからだ。それは丸く
なって、まるで大きな猫のように、そこにじっとしている。それは何も
説明しない。そして動かない。ただ、『 違う』と言うだけだ。」
わたしは犬に傅く。徹底的に傅く。犬がけふ、腎臓病によいという水を少
し飲んだ。〈飲んでくれた!〉とわたしは歓喜する。彼女は犬である義務は
なく、わたしは人である必要がない。右肩痛。犬、煮たキャベツを食べた。
La Nauséeにまみれてみるのはかねてからの希望であった。
にもあまり変わってしまったので、ごく身近な肉親も本人だと分から
なかった人がいたそうですよ」
伊藤園の青汁(紙パック)飲む。犬用腎臓の薬届く。右眼霞む。もし
くは歪む。Vロートは水曜日着予定。犬が傍らを杖をついてとおるわた
しをうるさそうに見る。横目で。横たわったまま。なるべく音をたてぬ
よう気を遣う。彼女は横柄にも見える。かたやわたしは卑屈だ。
「私の前にはあの観念があって、待ちかまえているからだ。それは丸く
なって、まるで大きな猫のように、そこにじっとしている。それは何も
説明しない。そして動かない。ただ、『 違う』と言うだけだ。」
わたしは犬に傅く。徹底的に傅く。犬がけふ、腎臓病によいという水を少
し飲んだ。〈飲んでくれた!〉とわたしは歓喜する。彼女は犬である義務は
なく、わたしは人である必要がない。右肩痛。犬、煮たキャベツを食べた。
La Nauséeにまみれてみるのはかねてからの希望であった。
posted by Yo Hemmi at 15:00| お知らせ
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2023年04月23日
2023年04月21日
鏡の罠
「鳥糯にかかるように、鏡の罠にかかる。自分を見つめる。その自分が
嫌悪感を与える。これもまた一つの永遠だ。ようやく私は自分のイメージ
から逃れて、ベッドに倒れこむ。天井を眺める。眠りたい。」
わたしは開きすぎた字間をいちいちクリックしながら詰めてゆく。論理的
でも思想的でもない、単調な作業。却ってそれに惹かれるといふことはあ
る。来週、犬に煮たキャベツを与えてみようと思う。リン・ロンはハローワ
ークに行ったようだ。ハローワークって変な名だ。そう言えば、北京のシャ
オチーには体臭がなかった。フアン・ゴイティソーロは人を昏倒させるほど
の体臭であった。パリの部屋中に満ちていた。マラケシュで会いたかったが
結局パリになった。ああ、でてこない。あの人、センメリの、そう、坂本龍一
さんもゴイティソーロほどではないにせよ、そこはかとなく、匂いがあった。
そんなことはどうでもよい。まだ一度も会っていないリン・ロンの体臭を知っ
ているように思うとは何事だろう?なぜだ?腎臓の悪い犬用の水を買った。
「腎活サプリ」もゲット。食欲が落ちている。
嫌悪感を与える。これもまた一つの永遠だ。ようやく私は自分のイメージ
から逃れて、ベッドに倒れこむ。天井を眺める。眠りたい。」
わたしは開きすぎた字間をいちいちクリックしながら詰めてゆく。論理的
でも思想的でもない、単調な作業。却ってそれに惹かれるといふことはあ
る。来週、犬に煮たキャベツを与えてみようと思う。リン・ロンはハローワ
ークに行ったようだ。ハローワークって変な名だ。そう言えば、北京のシャ
オチーには体臭がなかった。フアン・ゴイティソーロは人を昏倒させるほど
の体臭であった。パリの部屋中に満ちていた。マラケシュで会いたかったが
結局パリになった。ああ、でてこない。あの人、センメリの、そう、坂本龍一
さんもゴイティソーロほどではないにせよ、そこはかとなく、匂いがあった。
そんなことはどうでもよい。まだ一度も会っていないリン・ロンの体臭を知っ
ているように思うとは何事だろう?なぜだ?腎臓の悪い犬用の水を買った。
「腎活サプリ」もゲット。食欲が落ちている。
posted by Yo Hemmi at 15:25| お知らせ
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2023年04月20日
2023年04月19日
2023年04月17日
電球取り替え工事
電球取り替え工事が1300始まった。作業員が3人もきた。笑いながら
足場を組んでいる。わたしは何も要請していない。断りもしなかった。
寝室で犬が吠えはじめた。大体想定どおりの流れ。右脇腹が痛い。イナ
バのワンチュール注文。ササミはあと1.5日分しかない。そのためだけに
ヘルパーさんをスーパーに走らせるのはためらわれる。犬にがまんして
もらうしかない。正しいわけでも正しくないわけでもない、きまって
テーマが消失してしまう日常の陥穽。
麻生太郎が講演し、自衛隊の体制強化の必要性を強調したといふ。北朝
鮮の弾道ミサイル発射や、台湾有事の可能性など安全保障環境の変化に
ついて「今までの状況と違う。戦える自衛隊に変えていかないとわれわ
れの存立が危なくなる」と述べたよし。「戦える自衛隊」とはなにか。
「われわれの存立」とはなにか。「危なくなる」とはなにか。
次はなにか?
足場を組んでいる。わたしは何も要請していない。断りもしなかった。
寝室で犬が吠えはじめた。大体想定どおりの流れ。右脇腹が痛い。イナ
バのワンチュール注文。ササミはあと1.5日分しかない。そのためだけに
ヘルパーさんをスーパーに走らせるのはためらわれる。犬にがまんして
もらうしかない。正しいわけでも正しくないわけでもない、きまって
テーマが消失してしまう日常の陥穽。
麻生太郎が講演し、自衛隊の体制強化の必要性を強調したといふ。北朝
鮮の弾道ミサイル発射や、台湾有事の可能性など安全保障環境の変化に
ついて「今までの状況と違う。戦える自衛隊に変えていかないとわれわ
れの存立が危なくなる」と述べたよし。「戦える自衛隊」とはなにか。
「われわれの存立」とはなにか。「危なくなる」とはなにか。
次はなにか?
posted by Yo Hemmi at 15:16| お知らせ
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2023年04月16日
世捨て人
世捨て人は、例えば、こんな口調で話せばいい。
「マダムの従弟のアドルフは、目らしいものを持っていない。
腫れてまくれ上がった瞼が、ほんの少し白目 の上に開いて
いるだけだ。」
ブコウスキーとサルトルの「異同」など想うのに何の意味が
あるだろうか。行く先短い年金生活者は、犬の排泄物を黙って
掃除をしてればよいのである。犬が欠伸をしている。recluseと
言うほどご大層なもんじゃない。カスがふさわしい。腹がでて
きた。臨月の女のように。ラムミンチの缶詰を食わせたら犬の
便の臭いが変わった。わたしは世の中に用はない。そちらがあ
ろうとなかろうと。
「彼らとともに、犬のような顔をした若い男が 一人いる。 四人
目はよく見えない。」
「マダムの従弟のアドルフは、目らしいものを持っていない。
腫れてまくれ上がった瞼が、ほんの少し白目 の上に開いて
いるだけだ。」
ブコウスキーとサルトルの「異同」など想うのに何の意味が
あるだろうか。行く先短い年金生活者は、犬の排泄物を黙って
掃除をしてればよいのである。犬が欠伸をしている。recluseと
言うほどご大層なもんじゃない。カスがふさわしい。腹がでて
きた。臨月の女のように。ラムミンチの缶詰を食わせたら犬の
便の臭いが変わった。わたしは世の中に用はない。そちらがあ
ろうとなかろうと。
「彼らとともに、犬のような顔をした若い男が 一人いる。 四人
目はよく見えない。」
posted by Yo Hemmi at 18:00| お知らせ
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2023年04月14日
猿
「叔母のビジョワは私が幼かったころにこう言った、『 あんまり鏡で長い
こと自分を眺めていると、猿に見えてくるよ』と。 私は きっと、叔母が言
うよりもっと長く自分を眺めていたのだろう。いま見ているいるものは猿よ
りずっと下等で、 植物界とすれすれの、 腔腸動物か何かのレベルにあるから
だ。 それ は生きている。 そのことは否定しない。 けれどもアニーが 考えた
のは、このような生き方ではないだろう。]
ヘルパーさんがラーメンを用意してくれている。お湯をかけるだけだ。帰りぎ
わに、「もう4月も中旬。ついこの間、年が明けたばかりなのに」と言った。犬
が何かオヤツをくれという顔をするのでブロッコリーの煮たのをあげた。うまそ
うに食った。昨日の犬の写真を見る。支所前のベンチ。年相応の老け顔だが、
「思慮」のようなものを感じる。人の顔はみな下卑ている。
ハーモニカを買おうと思ったけれど、まだ注文していない。床擦れするほど長く
昼寝してつまらぬ夢を見る。セントジョーンズワート4錠飲む。水なしで。
「私には微かな震えが見える。 生気のない肉が活気づいて、 無造作にぴくぴくと
動くのが見える。 とくに目は、こんなに近くから眺めるとぞっとする。」
セントジョーンズワートが1錠喉にひっかかっている。しばらく無人の駐車場の夢を
見ていない。車のない灰色の駐車場。
こと自分を眺めていると、猿に見えてくるよ』と。 私は きっと、叔母が言
うよりもっと長く自分を眺めていたのだろう。いま見ているいるものは猿よ
りずっと下等で、 植物界とすれすれの、 腔腸動物か何かのレベルにあるから
だ。 それ は生きている。 そのことは否定しない。 けれどもアニーが 考えた
のは、このような生き方ではないだろう。]
ヘルパーさんがラーメンを用意してくれている。お湯をかけるだけだ。帰りぎ
わに、「もう4月も中旬。ついこの間、年が明けたばかりなのに」と言った。犬
が何かオヤツをくれという顔をするのでブロッコリーの煮たのをあげた。うまそ
うに食った。昨日の犬の写真を見る。支所前のベンチ。年相応の老け顔だが、
「思慮」のようなものを感じる。人の顔はみな下卑ている。
ハーモニカを買おうと思ったけれど、まだ注文していない。床擦れするほど長く
昼寝してつまらぬ夢を見る。セントジョーンズワート4錠飲む。水なしで。
「私には微かな震えが見える。 生気のない肉が活気づいて、 無造作にぴくぴくと
動くのが見える。 とくに目は、こんなに近くから眺めるとぞっとする。」
セントジョーンズワートが1錠喉にひっかかっている。しばらく無人の駐車場の夢を
見ていない。車のない灰色の駐車場。
posted by Yo Hemmi at 15:28| お知らせ
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2023年04月13日
ミスドに行った
犬とミスドに行った。担々麺とコーヒーとドーナツ。店員は
変わっていない。あっ、炒飯も頼んだ。犬が咳をした。仮に
ここにロンがいたらどうなるのか。会ったこともないのに、
ロンの体臭を感じる。犬は吠えない。眠い。19000円渡しそこ
なう。次回。「・・・諸存在は関係し合って実存しているが、
それは 自己にもとづいてで あって全体性にもとづいてではな
いということである。 歴史から溢れ出る存在という観念によっ
て、 存在に巻きこまれていると同時に人格的で、 自分の訴訟
に応じるべく呼ば れており、 それゆえすでに・・・」。犬に呼ば
れる。執拗に。20日と25日締め切り。
「この顔 が、 私にはさっぱり理解できない。 他人の顔は意味
を持っているが、 自分の顔はそうでない。」
変わっていない。あっ、炒飯も頼んだ。犬が咳をした。仮に
ここにロンがいたらどうなるのか。会ったこともないのに、
ロンの体臭を感じる。犬は吠えない。眠い。19000円渡しそこ
なう。次回。「・・・諸存在は関係し合って実存しているが、
それは 自己にもとづいてで あって全体性にもとづいてではな
いということである。 歴史から溢れ出る存在という観念によっ
て、 存在に巻きこまれていると同時に人格的で、 自分の訴訟
に応じるべく呼ば れており、 それゆえすでに・・・」。犬に呼ば
れる。執拗に。20日と25日締め切り。
「この顔 が、 私にはさっぱり理解できない。 他人の顔は意味
を持っているが、 自分の顔はそうでない。」
posted by Yo Hemmi at 16:56| お知らせ
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2023年04月11日
戦争の秩序
「近代戦に限らず、 どんな戦争もすでに、携える者自身に向かって牙を
剝くような武器を用いている。 戦争は、なんびともそこ から 距離をとる
ことのできない秩序を創設する。 だから、 外部にあるもの
はなにもない。 戦争は外部性を現出させるわけわけでも、 他なるものを
他なるものとして現出させるわけでもない。 戦争は、〈 同〉〔 le Même〕
の自己同一性を破壊するのだ。」
維新とかいふ輩に危険な臭いを嗅がないのは嗅覚が麻痺しているか、思想の
嗅覚をもともと持たないIdiotだからであろう。Idiotはしかし
立民もそうなのであり、われわれ大衆と言われる群れは紛うかたなきIdiotなのだ。
昨日しめ鯖を食った。事前のイメージと大いに異なり、水っぽく、苦かった。
犬が不安げに見上げていた。きれいなお座りの姿勢で。互いの〈死〉を意識する。
剝くような武器を用いている。 戦争は、なんびともそこ から 距離をとる
ことのできない秩序を創設する。 だから、 外部にあるもの
はなにもない。 戦争は外部性を現出させるわけわけでも、 他なるものを
他なるものとして現出させるわけでもない。 戦争は、〈 同〉〔 le Même〕
の自己同一性を破壊するのだ。」
維新とかいふ輩に危険な臭いを嗅がないのは嗅覚が麻痺しているか、思想の
嗅覚をもともと持たないIdiotだからであろう。Idiotはしかし
立民もそうなのであり、われわれ大衆と言われる群れは紛うかたなきIdiotなのだ。
昨日しめ鯖を食った。事前のイメージと大いに異なり、水っぽく、苦かった。
犬が不安げに見上げていた。きれいなお座りの姿勢で。互いの〈死〉を意識する。
posted by Yo Hemmi at 23:00| お知らせ
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2023年04月10日
クレーン
「とはいえ、 暴力とは負傷させ、 殲滅することであるよりも、
むしろ人々〔 = 人格〕の連続性を中断し、もはや自分とは思
えないような役割を彼らに演じさせ、 約束だけでなく固有の実
質をも裏切らせ、 行為のそもそもの可能性を破壊に導くような
行為を実行させることである。」
今晩、しめ鯖を食うことになっている。滑川のロンちゃんからメ
ール。紅玉ジャムは今朝食い終えた。視床痛、右肩。右手をきち
んと開くことができない。
映画。ル・カレ原作の。女が惨殺されている。血の海。女が飼って
いた小犬が腰をぬかして血溜まりで震えている。この場合、殺され
た女にではなく、小犬に涙してしまうのはなぜか。
昨日は日中ずっと犬と寝ていた。犬はこちらの事情を知っていても
知らぬ顔をして犬を演じきる。
ジョン・ル・カレも2020年12月に亡くなっている。北京でずいぶん
読んだ。誠(のぶ)も読んでいた。誠は生きているのか。生きてい
たら連絡がほしい。テーマはないけれども。
posted by Yo Hemmi at 17:35| お知らせ
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2023年04月07日
2023年04月06日
セントジョーンズワート
セントジョーンズワートエキス末4錠飲みました。デパスも飲んだか
どうかはすでに忘れました。セントジョーンズワートエキス末は「前向
き」になれると言うけれども、服用後1時間、わたしは変わらず後ろ向き
です。けふもミスドで担々麺と炒飯を食いました。大体それでOKです。
あと、Amazonで新しい杖を買いました。青いの。これで杖が計4本にな
ったのであります。
「道徳意識が政治人の冷笑的な眼差しに耐えうるのは、ただ平和へ
の確信が戦争の明証性を支配する場合に限られる。 かかる確信 は、単な
る対立者どうしの戯れからは得られない。 戦争の結果として誕生した帝国
間の平和は戦争にもとづいているからだ。 そのような平和が、 疎外された
諸存在に失われた自己同一性を取り戻させることはない。」(藤岡俊博・
訳)
すべてが「子供じみて」きている。戦争ごっこ≠トいどの思想でも戦争は
できる。核戦争でも。see! ウクライナ戦争とお気楽な論者たち!
右手、肩激痛。
posted by Yo Hemmi at 17:27| お知らせ
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2023年04月05日
2023年04月04日
Emmanuel Lévinas
小山さんがまた太った。と言うか、あれは浮腫んだのか。
「しかし、人間であることとは、人間とはそういうものだ
と知ることである。 自由とは、自由が危機に瀕しているの
を知ることである。」
レヴィナスに逃げ込むのは恐らく、狡い。それに、あれは
〈逃げ場〉じゃない。詩として読む。ふーむ、そりゃあ勝手
だけれども、ヌッポンゴじゃなあ。なんだかなあ。
小山さんはわたしを「お兄さん」と呼ぶ。小山さんは80をこ
えているだろう。
レヴィナスの「顔」は好きになれない。わたしのなかの〈ファ
シスト〉があの顔を嫌うのであろうか。
小山さんは大変大きな家に住んでいる。庭に鳥居がある。
「しかし、人間であることとは、人間とはそういうものだ
と知ることである。 自由とは、自由が危機に瀕しているの
を知ることである。」
レヴィナスに逃げ込むのは恐らく、狡い。それに、あれは
〈逃げ場〉じゃない。詩として読む。ふーむ、そりゃあ勝手
だけれども、ヌッポンゴじゃなあ。なんだかなあ。
小山さんはわたしを「お兄さん」と呼ぶ。小山さんは80をこ
えているだろう。
レヴィナスの「顔」は好きになれない。わたしのなかの〈ファ
シスト〉があの顔を嫌うのであろうか。
小山さんは大変大きな家に住んでいる。庭に鳥居がある。
posted by Yo Hemmi at 23:08| お知らせ
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