2018年04月07日

「月」第7回


◎『月』第7回を送稿

昨日、『月』の第7回(約52枚)を送稿しました。真っ暗闇に
石をなげるきぶん。「芳烈な柚の匂い」でしたっけ、そんなもの
がかえってくる気づかいはありません。ぜったいに。つまらぬ
ことではありますが、闇の深さと自由をこちらがかってに感じれば
いいだけのことです。ああ、あと、どこまでも荒漠とした景色を。

だって、それが実相ですから。アンドレイ・エフィームイチの
かたりをこの歳になってなぞるのも、わるくはありません。数十年
ぶりにめくるものは、まるではじめてのように新鮮で、かえって
忘却の残酷さに気づかされ、おののきます。老いるのはあるしゅの
屈辱ですね。屈辱的に生きるしかない。それでいいとおもいます。

けふ、いやがるつれあいと病院。狂犬病予防注射。ひとのような声で
鳴く柴犬がいました。『月』第7回は今月末発売の「本の旅人」
(角川書店)に掲載の予定です。

満月と桜.jpg
(Y.Sakai)


posted by Yo Hemmi at 18:33| お知らせ | 更新情報をチェックする