2018年07月31日

寄稿


再び処刑関連原稿

「人びとはこれを望んだのかーー気づかざる荒みと未来」と題する
一文(7枚)を寄稿しました。共同通信から各加盟紙に配信されます。
ご一読ください。原稿の末尾で、村上春樹氏の発言(7月29日付毎日
新聞)を批判しました。

氏は「『私は死刑制度には反対です』とは、少なくともこの件に関しては、
簡単には公言できないでいる。『この犯人はとても赦すことができない。
一刻も早く死刑を執行してほしい』という一部遺族の気持ちは、痛いほど
伝わってくる」と述べている。

被害者感情と処刑(死刑制度)を同一線上でかたるのは、よくありがちな
錯誤である。前者の魂は後者の殺人によっては本質的にすくわれない、と
わたしは書いた。

にしても、村上氏の文には正直おどろいた。
「・・・林泰男の裁判における木村裁判長の判断に関する限り、納得でき
ない箇所はほとんど見受けられなかった。判決文も要を得て、静謐な人の
情に溢れたものだった」

極刑判決をほめたたえる神経は、わたしにはとうてい理解不能だ。









posted by Yo Hemmi at 16:54| お知らせ | 更新情報をチェックする