2019年01月02日

恭悦


小男たちの奇妙な言語とバカアナウンサーがみちびく未来

21世紀がどのようなものとなるかはかたりえないけれども、
どのようなものでないかは容易に想像がつく。とはよく言った
もんだ。反芻し戦く。

大晦日のラジオだったか、ある作家(?)が女のアナウンサーに
インタビューされていて、中島敦に言いおよんだ。作家は「山月記」
に感心した旨をつげ、1942年の作であることを付言。

中島をひとつも読んでいないらしいアナウンサーが、それでも口
調はさかしげに、1942年というと「戦前」ですねと超爆弾発言。
訂正も反論もなく、放送はなごやかにつづけられた。

別世界に棲まう小男がもうひとりの小男に、新年のあいさつに
詣でて言うには「恭悦申し上げます」。恭悦至極に存じますとは
聞くが、「恭悦申し上げます」とは、さてもおもしろい。

なぜ平易に「およろこびもうしあげます」と言えないのだ。なぜな
のか。とつぜんに、旧年さかんになされた絞首刑をおもう。ことし
もやるだろう。恭悦もうしあげるものがいくらでもいるのだから。










posted by Yo Hemmi at 23:31| お知らせ | 更新情報をチェックする