◎担当編集者によれば・・・
などてか知らねども、『純粋な幸福』(毎日新聞出版)出足よい
とのこと。がんと脳出血の前からの、ながいながいつきあいの
編集者。今回も、いや今回はとくに熱をこめてやってくれている。
2つのがんで長期入院中も、一日も欠かさず見舞いにきてくれた。
かれといるとよく笑う。たぶん、いまわの際でも、かれがいれば
ゲラゲラ笑うだろう。ものまねが天才的。カン・サンジュンさん
の口まねはプロ級。わたしたちにはとくに共通点はない。しいて
言えば、「正義」をかたらない。人生をかたらない。まったく
語らない。関心がないから。
かれは『純粋な幸福』を枕もとにおいて寝るのだそうだ。