○狂気への道
「狂気への道をたどる者の眼ーーそのなかに
他の眼差しはすべて流れこむ。」
(Paul Celan「狂気への道をたどる者の眼」)
「絶えず無秩序な離合集散を繰り返す無数の
合意によって成り立っている」ものとは、権
力であり、目下の戦争であり、コロナの姿態
である。
それらは、どこも新しくはない。昔もいまも、
これからも、常時ありつづけるだろうものだ。
ニンゲンに較べれば、コロナなどまだ慎まし
やかではないか。
さとくんを死刑にするということは、さとく
んのロジックを国家と民衆が追認することで
ある。
にしても、わざわざ拘置所まででむき、まるで
珍獣でもみるようにかれと面会した連中の心底
のいやらしさよ!軽さよ!うす汚さよ!
参考
マスクとミサイル(上).pdf