2020年12月10日
憲法蹂躙
○「敵基地攻撃能力」など要らない
政府は地上から艦艇を狙う陸上自衛隊の12式地対艦誘導弾(SSM)
の射程を延ばし、「敵」の射程圏外から攻撃可能な長距離巡航ミサイル
として開発する方針だという。はばかりながら、わたしはこの方針につ
よく反対する。
わたしが反対しようが屁でもなかろうが、長距離巡航ミサイル開発は戦
後の平和政策からのとんでもない逸脱である。政府はどこに戦争をしかけ
ようというのか。北朝鮮か。中国も黙ってはいないだろう。中国と戦争す
る気か。正気か。
方針どころか、長距離巡航ミサイル開発はすでに「見通しが立った」と公
表したからには、ニッポンの軍需産業はコロナ禍のなかすでに活況を呈して
いたのだろう。
あの胡乱な目の特高面は、憲法9条など歯牙にもかけていない。前代もなし
えなかった大がかりな憲法破壊を、気味のわるい薄ら笑いを浮かべながら
平然とやる気である。国産の長距離巡航ミサイル開発は史上初めてであり、
あきらかにこのクニの「内面の変更」でもあり、「戦後の誓約」の放棄であ
る。
ぜったいに反対する。
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(一発狂者としては、タルベーラの『サタンタンゴ』の経験があれば、ひとま
ず安心ではなかろうか)。ホッ。アリ・アスターの口の音。フォ。吸気。吐気
とほぼ同時の。ホッ。『罪と罰』の7。
posted by Yo Hemmi at 16:27| 所感
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