○ファミマのコーヒーと肉まん

ヴァージニア・ウル『波』。
スナけふはいくらかあかるくみえた。夜中のカラマーゾフ続く。
「あらゆる作家、 創造者はひとつの影である」「ひとが書き始める
やいなや身体に対して影のほうが優位に立つのである」(ジル・ドゥルーズ)
ベンチでファミマの肉まん。犬と。午後4時までに1668歩あるく。
杖ついて。脚が悪いんじゃない。脳です。
タバコの幻臭なおらず。でも、からだ汗くさい。
ほどかれて抽象の鳥まだたれも思ひみしことなき空やある
(加部洋祐『未来性』)
「小道に 影 が ひとつ 落ちて いる、」 と ルイス が 言っ た、
「 曲がった肘 みたいだ。」