2023年06月05日

文体

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文藝春秋6月号、「朝日襲撃『 赤報隊』の正体」読む。一見古典
的な右翼テロの、公安当局も絡んだ底暗さと陰湿な構造≠捉
えきれていない。そのせいもあり、文体が安っぽい。昔の文春なら、
趣旨がどうあれ、もっと達者な書き手がいたものだ。ただし、当の
朝日も含め一般紙の絶望的な怯懦に較べれば、まだよほどマシ。

何気なさそうでいて、現代ヌッポンの日常は不可視の右翼テロに怯
えつつ連続している。右翼&公安当局のおもうがままに逼塞中。

最新刊『入り江の幻影』(仮題、毎日新聞出版)刊行は7月になる。

昔大変お世話になった毎日放送報道情報局の香山隆司さんと電話で
話す。懐かしかった!彼、小生がかつて酔って歌ったビリーパンパン
の「黒いブランコ」(ママ)を憶えていて、
来るべき仕事のことそっちのけで盛り上がる。

同居犬、昨日よりは体調がよさそう。ウクライナ戦争より犬の食べ
具合を気にする自分を幽かに気にする。


posted by Yo Hemmi at 17:49| お知らせ | 更新情報をチェックする