2024年06月19日

荷風

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「人間は、すべてのものを、自分の不可分な単純さの
なかに包み込んでいる闇であり、空しい〈虚無〉なの
である。」

半藤一利さんは、荷風を「群衆のなかにあって群衆と共
になることを嫌った」と書いた。まったく同感。にして
も半藤さんが昭和34年、荷風急死について週刊文春に書
いた記事は読ませる。いまの記者には逆立ちしても書け
まい。

新藤兼人の「『断腸亭日乗』を読む」(岩波現代文庫)も
面白い。

「シニア犬の食事」といふ缶詰を4個買う。

ふっ、「小星」か。


posted by Yo Hemmi at 16:50| お知らせ | 更新情報をチェックする