2024年07月18日

夕陽幻想

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「おそらく死に際の幻覚には目にたてて見る塵もない
自分の家の前庭や、 したたり集って来る苔の水が水晶
のように美しい筧の水溜りが彼を悲しませたであろう。
・・・」(「温泉」 断片 一)

忘れていたことをある悦びとともにふと想いだす。梶井
の文はひとを救うともなく救う。

30X手持ちルーペ買う。骨と皮に痩せた犬は寝てばかりい
る。体重2キロを切った。食い気はまだある。そろそろご
飯だ。 
posted by Yo Hemmi at 16:48| お知らせ | 更新情報をチェックする