2024年12月12日

終焉について

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多分、すでにあらかた終わっているのだ。
「ニスは溶け、天鵞絨のように滑らかに輝く小さな皮膚、
神さまの作った可愛い桃色の肌は、私の視線の下の至ると
ころではじけ、裂けてかすかに割れる。・・・」
(La Nausée)

インドから薬が届いた。犬はまだがんばってくれている。
シミュレーションをする。世界は割れる。俺も割れる。

韓国がバタバタしている。が、イルボンより明らかに活き
活きしているように見える。イルボンにはあるべき抵抗が
ない。抵抗の人間的主体がない。イルボンは哀れだ。

犬、まったく食べず。起きもしない。痛みのないことだけ
を祈る。近づいている。



posted by Yo Hemmi at 18:24| お知らせ | 更新情報をチェックする