2025年08月10日

残夢

ラサ.jpg

手つかずの風景には凄みがある。観光地化したら終わりだ。
「原風景」はしばしば禍々しくも狂おしい感情をそびきだす。
1978年のポタラ宮を仰ぎ見、睥睨されて、わたしは一瞬この
凄まじい構造物が爆破され、標高3700メートルの満目ラピス
ラズリの天空一杯に破砕物が飛び散る様を妄想した。それは
無論なかったのだが、美しかった。



posted by Yo Hemmi at 22:22| お知らせ | 更新情報をチェックする