睡蓮には根がないようでいて花と似つかわしくないグロテスク
な根茎がある。「凡庸で滑稽な一人物が英雄の役割を演ずることが
できるようになる事情や条件」(カール・マルクス『ルイ・ボナパ
ルトのブリュメール18日』)があったのだ。
杉田敦・加藤陽子・長谷部恭男の鼎談(朝日新聞デジタル13日)
はこの退屈な新聞にしては読みごたえがあった。悪擦れした政治部記
者がいなかったためだ。これを選挙前にやればよかったのに。
「浮き草のように漂っている大衆」(『ブリュメール18日』)は
いまもゆらゆらと漂っている。根茎は膨らみ爆発したがっている。
さても選挙は文字どおりの茶番であった。
視床痛激。
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