米・イスラエルによるイラン爆撃、児童ら大量殺戮に腹を立て、
何とか落ち着こう、アタマを冷やそうと喪の音楽を聴く。これま
ではさほど好きではなかったベーラ・バルトークとアルノルト・
シェーンベルクのピアノコンチェルト。ピアノはピーター・ゼルキ
ン、シカゴ交響楽団、小澤征爾指揮。氷の棒で頭を殴られている
ような衝撃を受ける。凄まじい音だ。安易な同調、同情や感動を拒
む切り立った音のつらなりに度肝をぬかれる。世界は底の底から壊
れている。
楽曲は1966年、シカゴ・オーケストラホールでの録音。けだし名盤。
現在のカオスを預言している。
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