2026年02月18日

全能者

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神である主、今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者が
こう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」

28 雨に父があるのか。 露のしずくはだれが生んだのか。 29 氷はだ
れの胎から出て来たのか。 空の白い霜はだれが生んだのか。 30 水は
姿を変えて石のようになり、 深い淵の面は凍る。

信仰と狂言の差は僅かだ。

お次は憲法と皇室典範の「改正」だそうだ!
病んだロバのようなマスコミ、脳と声帯を抜かれた民衆。
知能・知性が不可逆的に低下した政治家たち。
已んぬる哉。


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2026年02月15日

本質的に隠されているもの

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→い。(レヴィナス『全体性と無限』)

 本日、いくつかの失言をした。気の緩み。断捨離。棄てたいのは自分
なのだが。状況は冷笑して済む段階をとっくに通り越して、概ね未知の
危険ゾーンに入ってしまった。どうすればよいか誰も知らない。人民大
衆が総員一気に痴呆化するということもあるのだ。かつてもそうだった
ように。

 麻痺痛。
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2026年02月14日

糸蒟蒻

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友人がスーパーでバイトを始めた。時給1065円。休日は175円アップ。
午前中だけだがグッタリ疲れるという。商品の持ち運びで腰を傷める
ので腰痛ベルトをしている。一番重いものは、糸蒟蒻(イトコンニャ
ク)。意外だ。なぜ、あれが重いのか。日常の断面は視えているよう
で視えていない。何気ない顔ながら、日常は過酷だ。ときに糸蒟蒻のよ
うに重い。

高市は国旗損壊罪を設けようとしている。思想統制に繋がる動きだ。
そうなるだろうと予想されたことが、事実、そうなりつつある。
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2026年02月13日

睡蓮

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 睡蓮には根がないようでいて花と似つかわしくないグロテスク
な根茎がある。「凡庸で滑稽な一人物が英雄の役割を演ずることが
できるようになる事情や条件」(カール・マルクス『ルイ・ボナパ
ルトのブリュメール18日』)があったのだ。
 杉田敦・加藤陽子・長谷部恭男の鼎談(朝日新聞デジタル13日)
はこの退屈な新聞にしては読みごたえがあった。悪擦れした政治部記
者がいなかったためだ。これを選挙前にやればよかったのに。
 「浮き草のように漂っている大衆」(『ブリュメール18日』)は
いまもゆらゆらと漂っている。根茎は膨らみ爆発したがっている。 
さても選挙は文字どおりの茶番であった。

視床痛激。
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資本

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「したがって資本は賃労働を前提とし、賃労働は資本を前提と
している。両者は相互に条件づけあい、相互に生み出しあう。」
『 賃労働と資本/賃金・価格・利潤』
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2026年02月12日

うーむ!

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「資本の核心は、蓄積された労働が生きた労働にとって新たな生産
のための手段として役に立つという点にあるのではない。生きた労
働のほうが蓄積された労働にとってその交換価値を維持し増殖させ
る手段として役に立つという点にあるのである。」
『賃労働と資本/賃金・価格・利潤』 (光文社古典新訳文庫)

鼻炎治らず、鼻水たらたら。
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2026年02月11日

ケルン、四月六日。

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「〔三〕  ケルン、四月六日。  資本は、新しい原材料、新しい労働用具、
新しい生活手段をつくり出すのに用いられるあらゆる種類の原材料、労働
用具、生活手段からなっている。資本のこれらのすべての構成要素は労働
の創造物であり、労働の生産物、蓄積された労働である。新たな生産のた
めの手段として役に立つ蓄積された労働、これが資本である。」
『 賃労働と資本/賃金・価格・利潤』 (光文社古典新訳文庫)
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2026年02月10日

反知性主義的扇動者ーー高市

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(ピカッチが「ジョージ君」と命名したファンキー・モンキー)

貧困な語彙、感情的なフレイズ(その反復)、伝統遺制的立ち居振る舞い、
没論理、「外部」の敵視・・・が高市の特徴ではなかろうか。不幸なことに、
これらファシスト的な言動が、哀れな民衆(群衆)の心をいとど燃やすの
である。

女ヒトラー≠ヘ言い過ぎにしても。




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2026年02月06日

凶の影

車椅子で期日前投票に行く。高市政権と闘いそうな候補者を
探す。みんな怪しい。消去法で残った、冴えないおっさんに
投票。ここにもミニマムなセイジ≠ェある。何も変わらな
い。いや、変わるだろう。事態はどんどん悪化している。こ
の政権の醸しているもの、それは「」である。凶を皆が持
ち上げ、ほとんど倒錯的に高市に縋りついている。凶の影が
日ごとに大きく、濃くなっている。
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憲法改悪阻止のための投票へ

高市らの悪辣な謀(たばか)りであるこの度の選挙は、
反動政権の実質的追認になりかねない。そう思い、当初
はボイコットをきめていたが、事態の緊急性に鑑み、急
遽投票に行くことにした。車椅子で。生涯たった三度目
くらいの投票参加である。ハハハ。💀
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2026年02月05日

憲法改悪発議要件確保へ

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たしか3分の2だった。憲法改悪の発議要件。いよいよくる。
平和憲法は笑いながら死ぬ。殺される。
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2026年02月04日

生きるための労働

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「彼は生きるために働くのである。彼は労働を自己の生命の一部
とさえみなさない。それはむしろ自己の生命[生活]を犠牲にす
ることである。それは彼が第三者に売りわたしてしまった一個の
商品である。したがって彼の活動の生産物も、彼の活動の目的で
はない。」カール・マルクス『 賃労働と資本/賃金・価格・利潤』
(光文社古典新訳文庫)

4人の若者たちがきてアパ―トの電球をすべてLEDに替える。よく働
く。彼ら、物腰がとても柔らかい。何だか怖いほど。わたしと眼を
合わせない。「賃労働」といった言葉も概念も持ち合わせてはいな
いだろう。むろん「資本」も。若者たちはごく薄く笑っている。

昔いた会社の同僚が他界したらしい。そう聞いても現実感がない。
そのように、わたしの訃報もフワリと伝えられるのだろう。近頃の
現実には現実感がない。

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2026年02月03日

どうして彼はそれを売るのか?生きるためである。

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(ワンコはわたしの乱想にしばしば登場する。毎朝食器を洗い水を替え
ているが、本文とは特に関係がない。彼女はもういないのだし・・・)


いま心静かにカール・マルクス『賃労働と資本/賃金・価格・利潤 』を
読むと、60年前よりはしみじみとわかることが多々ある。「どうして彼
はそれを売るのか?生きるためである。」と書いたとき、K.Mは人の蹂躙
の悪無限に真底憤っていたのだ。驚くべきことに、中ソの権力者たちはマ
ルクスを精読してはいなかった。スターリンが主たるテキストだったのだ。
とことん荒みきった現在、再度、再々度参照すべきは1930年代だろう。イ
ングマール・ベルイマンも30年代の闇に惹かれ、かつ怯えたのだった。
『恥 Skammen 』。『蛇の卵 Das Schlangenei 』。妖気。

人民大衆は何処までも堕ちることができる。昂揚し眼を輝かせ歓声をあげ
て堕ちていく。





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2026年02月02日

賃労働と資本

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(窶れてみえる孤独なナナちゃん。思惟するナナちゃん)

「それゆえ 賃金は労働の価格に つけられた、すなわち、
他ならぬ人間の肉と血を容器とするこの独特の商品 の価
格につけられた、特殊な名前にすぎないのである。」
(カール・マルクス『賃労働と資本』)

お湯でず。ディスポーザー故障。4日間シャワー浴びてない。
むろん、不調。死ぬほど『ファーゴ』観る。殺し屋が殺され
たら観る気が失せた。

マルクスって詩的だ。
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2026年02月01日

次は憲法改悪へ

朝日の世論調査は鳥肌が立つような結果だった。高市反動政権は
当然、憲法改悪を目指すだろう。拱手傍観していてよいはずがな
い。
posted by Yo Hemmi at 23:49| お知らせ | 更新情報をチェックする

もっと不幸をください!

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ヨブ記「お前まで愚かなことを言うのか。わたしたちは、
神から幸福をいただいたのだから、不幸もいただこうでは
ないか。
」(哄笑)

この選挙は無論、とんでもない噴飯物である。唯々諾々と従う必要
はない。つまり、あの女に、与しやすしと高をくくられた世界の構
成員であるべきではない。さらに、あのクソ女に〈この程度〉と軽
くイメージされた愚民(ignorant masses)であるべきでもない。
この選挙への参加は紛うかたない屈辱でもあるのだから。




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統制の新しい形態

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先進産業文明には、快適で、摩擦がなくて、道理にかなった、
民主的な不自由が、ゆきわたっている。
」H.マルクーゼ
『一次元的人間 one-dimensional man』(生松敬三/三沢謙一訳)
1974年河出書房新社
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2026年01月30日

愚民

滑川のナナちゃん.JPG
(誰とも連まない誇り高き孤立主義者ナナちゃん)

AIによると、「愚民」とは「知恵が足りず、無知で愚かな民衆
を指す」のだそうだ。情報操作や娯楽によって人びとを無知な
状態に保とうとする「愚民政策」の文脈でもかく語られるとか。
また、「愚民政策」とは、権力者がその支配を強固にするため、
民衆が批判力を失うように誘導する政策なんだそうだ。ハハハ。
AIさんは何でも教えてくれる。滑川のニャンコのナナちゃんのほ
うがよっぽど利口そうだわ。選挙なんかいかないけどね。
posted by Yo Hemmi at 23:59| お知らせ | 更新情報をチェックする

人間の終焉

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「もちろんここでも問題となっていたのは、ヘーゲルの解釈であり、
この分野におけるコジェーヴの権威は、ことのほか脅威的なものであ
った。もしも歴史が、弁証法的な否定の忍耐強い働きにほかならず、
人間が、こうした否定的な活動における主体であると同時に、賭金に
ほかならないとするなら、歴史の終結は、必然的に人間の終焉を含意
することになる。」ジョルジョ・アガンベン『開かれ』(平凡社ライブ
ラリー745)

眠れ、今は・・・。
posted by Yo Hemmi at 00:57| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月28日

憂悶

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あの青年のことが胸裡の暗がりに薄く白い布きれのように
ずっとひ引っかかたままだ。恐らく、メディアが拵えたナ
ラティブとは随分異なる色合いの世界に彼の内面はあるの
だろう。奇妙な言い方だけれど、安倍殺しの彼に惹かれる
ものがある。撃つ前も撃った後も、彼には醒めた諦念
があったのではなかろうか。何も期待しないという全き諦め。
一方、あのテロを心の隅で幽かに好感し、まったく無責任に
悦ぶ、手のつけられない傍観者としての己をわたしはまだ罰
していない。そして、思想的にはあの青年が「上位」にたっ
ているのではないかと折ふし思う。怖いと言えば、わたしは
「国葬」の方に怖気をふるったのだった。
posted by Yo Hemmi at 16:41| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月26日

シジミ

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「あの善良な義俠心あふるるおっさんが、あれほどの努力の後、
あの黄色い釦をひとつ握りしめて芋虫のように転げ落ち、線路脇
に冷たくなって横たわっている処を思った時、俺は何故か笑いが
止度もなくこみあげて来るのを辛抱できなかったのだ。」

梅崎 春生『蜆 』
posted by Yo Hemmi at 19:21| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月22日

カーニーを読んで高市を恥じる

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カナダのカーニー首相がスイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラム
の年次総会(ダボス会議)で行った演説は、まことに傾聴にあたいする画期
的内容であった。テキストを読みつつ、我々がいかに無知蒙昧な(超親米、
媚米)の謂わばhooker首相にデタラメなことを聞かされているかを痛感。高
市には歴史観がゴソッと欠落している。あるのは皇国史観じゃなあ(T-T)
posted by Yo Hemmi at 23:50| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月21日

不穏

フクチンさん.jpg

杞憂に過ぎないのであろうか。日一日と悪い方へ悪い方へと
むかっているように思えてならない。トランプは(少なくと
もわたしの眼には)「狂人」としか映らないし、高市もおよ
そ鬱期の潜思を欠く単極性躁病患者にしか見えぬ。早晩なに
か禍々しいことが始まるだろう。こんなときは例えばアント
ニオ・タブッキの『島とクジラと女をめぐる断片』でもなぞっ
て正気をたもつしかない。
科学技術は前進する一方だが、思想は退行することがしばしば
だ。後者はいま、劇的退行期にある。


posted by Yo Hemmi at 23:20| お知らせ | 更新情報をチェックする

ヌッポンに「左翼政党」が育たないわけ

「佐藤優 一方、政権与党の中で社会民主主義に非常に近い価値観を
代表する勢力として、公明党が存在します。これも日本に左翼政党が
育たない理由の一つです。公明党は創価学会の宗教的価値観を基礎に
しているわけですが、その主張は社会民主主義に近い。」
文藝春秋2022年8月号 (p.73)

ほう!?「中道」とやらも「社会民主主義」なの?(笑)
posted by Yo Hemmi at 00:45| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月18日

ヴァルラーム・シャラーモフ

『極北コルイマ物語』を思い出す。書棚をさがす。
あった。コルイマよ、コルイマ・・・。
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2026年01月17日

「風」

「風」楽譜.jpg

拙詩「風」(詩文集『生首』所収)を歌詞とした女声合唱と
ピアノのための楽譜『風』(音楽之友社)が重版した。作曲
は信長貴富さん。清泉と武庫川の女声徒らのコーラスを聴い
たが圧倒的であった。ひとえに、これに曲を付した信長さんの
勇気とセンスのたまものである。どうという話じゃない。が、
この場合、悦びの湧きどころに雑味がない。清い。
https://youtu.be/2qPQiNt871w?si=ZlyYCK6-hwMD5xsn
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2026年01月16日

死の熟考

「死についてあらかじめ熟考することは、自由についてあら
かじめ熟考することである。死ぬことを学んだ者は、隷従を
忘れたのである。いかに死ぬかを知ることはあらゆる隷属や
拘束から私たちを解放する。」 ミシェル・ド・モンテーニュ



.
posted by Yo Hemmi at 23:48| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月15日

高市踊りで乱痴気選挙

「エイリアン」という猫を飼っている賢い友人から久しぶり
のメール。字数制限をしたわけじゃないのに、10字ピッタリ
で状況を言いあてる。「高市踊りで乱痴気選挙」。
次いで韓国映画『大統領暗殺裁判 16日間の真実』をご推薦。
いま観ている。エイリアンは元気なのだろうか・・・。
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2026年01月12日

野良犬の目

「──野良犬の顔にのみ見られ得るような苦悩と期待に満ちた
栗色の二つの目、だが、哀願に満ちた悲しげな彼の眼差しを誰
も見ようとはしなかったし、理解してもいないようであった。
麪包屋の前で丁稚にぶたれ、肉屋の前では奉公人に石を投げつ
けられた。自動車の蔭に隠れても、今度は運転手に鋲を打ち込
んだ靴で蹴飛ばされた。・・・」
サーデク・ヘダーヤト『盲目の梟』 (白水Uブックス/海外小説
永遠の本棚)
posted by Yo Hemmi at 18:57| お知らせ | 更新情報をチェックする

高市さん

高市さんはなどてあんなにお元気なのだらう?
不思議である。不可思議だ。安倍さんの遺影を
掲げ満面に笑みを浮かべてお伊勢参り。バネ
仕掛けのごとき脚。ピョンピョン。支持率また
上昇。80%近くに。バンザイ!やつがれ少しゲロ
吐く。
posted by Yo Hemmi at 00:20| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月10日

胡波

胡波監督はタル・ベーラ監督から学んだという。さもありなん。
『象は静かに座っている』と、例えば『ヴェルクマイスター・
ハーモニー』の陰影。前者に外連はない。絶望的にない。タル・
ベーラの作品はどうか。嗚呼、比較するべきでない。意味がない。
タル・ベーラは「内因死」だという。自死は内因死ではないらしい。
おかしな話だ。ともあれ、モノクロームはよい。中平卓馬もモノク
ロが圧倒的によい。よいものは先に逝く。クソほど寝穢く生きる。
posted by Yo Hemmi at 22:53| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月09日

修羅の巷

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「北朝鮮の金正恩総書記を第二のマドゥロにできるか」と
いう議論があるとか。結論は「核を持つ北朝鮮の首脳拘束
は不可能」。換言するなら核武装などがなければ拉致連行
も可ということか。
 エマニュエル・トッドらによれば、第3次世界大戦はこれ
からではなく、すでに始まっているという。戦争を長い時
間軸でみるなら、たしかに現在は戦前どころか「戦中」な
のかもしれない。
 不思議なのは明らかな国際法違反であるマドゥロ拘束・連
行に相応の激しい反発の声と行動がなかったことだ。かくし
ていかなる違反行為もやった者勝ち≠ニなる。 
 管見によるなら、インターポールはドナルド・トランプを
即時逮捕すべきである。ついでに高市も関連容疑者として取
り調べてはどうか。

韓国映画『ハルビン』。伊藤博文役がリリー・フランキー、そ
れなりに好演。おもしろい人だ。伊藤がではなく、リリー・フ
ランキーが。

posted by Yo Hemmi at 15:07| お知らせ | 更新情報をチェックする

山之口貘

山之口貘の詩はよい。蹴飛ばされた猫が宇宙まで飛んでいったりが
たまらなくいい。
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2026年01月08日

渾沌未分

混沌未分.jpg

「小初は、跳ね込み台の櫓の上板に立ち上った。腕を額に翳して、
空の雲気を見廻した。軽く矩形に擡げた右の上側はココア色に日焦
けしている。腕の裏側から脇の下へかけては、さかなの背と腹との
関係のように、急に白く柔くなって、何代も都会の土に住み一性分
の水を呑んで系図を保った人間だけが持つ冴えて緻密な凄みと執拗
な鞣性を含んでいる。・・・」
なんて佳い文だろう!
岡本かの子『渾沌未分』

世界も混沌未分。さしあたり言えるのは、トランプというクソは要ら
ないということ。
posted by Yo Hemmi at 17:42| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月05日

後ずさりする歴史

歴史の退行.jpg

あるときウンベルト・エーコは言った。「歴史は〈発展〉の方向に
進むとは限らない。〈後退〉の方向に〈進む〉ことも考えられる。
だからこそ、〈新しい〉ことはすべて〈進歩〉なのだと固定観念的
に考えないで、必ず批判的精神、文化的・社会的批判精神をわれわ
れは行使しなければならない。」
参照:ウンベルト ・エーコ『歴史が後ずさりするとき 熱い戦争とメ
ディア』 (岩波現代文庫)

然り、今まさに歴史は退行している。
posted by Yo Hemmi at 23:40| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月04日

帝国主義的暴力の再演

帝国主義(imperialism)は主に19世紀後半からの概念であり、
同時期から盛んになる列強の植民地政策は帝国主義的な暴力支
配といえる。米帝国主義によるこの度の暴挙は、しかしトラン
プ政権の腐敗と脆弱の証明ではないのか。
posted by Yo Hemmi at 23:27| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月03日

漆黒の馬

ロープシン.jpg
(ロープシン=サヴィンコフ 1917年)

 自らに問うに「汝国≠愛するや、如何?」。否!わたしに
は国≠フ概念などあったためしがない。そのような者には理の
当然、アイコクとかヘチマとかは無縁であり、むしろ煩わしく禍々
しいものにさえ思われる。ましてアイコクの押しつけにはつよく
反対する。できの悪い権力者ほどアイコクを強要する、洋の東西
を問わず。一方でわたしはロープシン(サビンコフ)の文と行
動の寂寥、孤独、冷酷無情になぜか惹かれてきた。かれは、しかし、
ロシアの大地とそのナロードを愛していた。愛しつつテロを重ねた。
蠱惑する闇の濃さがかつてはあったのだった。彼我の大いなる違いは
ある。とまれ、この国には漆黒の馬も蒼ざめた馬もいない。
 虚けた笑いしかない。
posted by Yo Hemmi at 17:13| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月02日

赤ん坊の痙攣とハムスター

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ウクライナ戦争について溺れるほどの情報の海に投げ込まれ、
時として麻痺さえしてきた。ドキュメンタリー『マリウポリの
20日間』は違った。侵略戦争の全景を見せるのでも論じるので
もなく、死にゆく赤子の痙攣や、爆撃で破壊された家からでて
きたハムスターの疾走、震える犬、手術台に残された大量の血、
それを拭う看護師の疲れきった表情・・・などディテールを丹念に
拾う。それが評論家や研究者らのどのような評言よりも圧倒的
かつ静かな力で観る者に内省を迫るともなく迫ってくる。夜中の
1時に観はじめ、ただ言葉を失った。打ちのめされる。
posted by Yo Hemmi at 18:35| お知らせ | 更新情報をチェックする

戦争の細部

ドキュメンタリー『マリウポリの20日間』を観なければならない。
必ず観なければならない。必ず。これを観ずしてウクライナ戦争
は語れない。打ちのめされた。
posted by Yo Hemmi at 02:30| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月01日

痛みーー悼み――傷み

悼み.jpg

「非連続性、それは、歴史家が歴史から取り除くべき
時間的散乱の傷痕だったのである。その非連続性が、
今や、歴史的分析の根本的要素のうちの一つとなった
のだ。・・・」『 知の考古学』 (河出文庫)

痛みのない言葉に深度はあるだろうか。あるいは、悼み
なき言説に血や風や骨の響きはあるか。フーコーの語り
にはなぜか哀しみがある。傷を負うた者の震えがある。
それらの欠如した言葉は信じるに足りない。即ち、痛み
なき言説は深部がいかがわしいのだ。
posted by Yo Hemmi at 18:30| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月31日

晦日ーー顔

晦日のテラス.jpg
晦日.jpg

10年以上前からレヴィナスの言う「顔」が気になっていた。
年月をいくら閲してもよくわからない。前よりさらに朦朧と
している。またベルイマンが観たくなる。『沈黙』と『サラ
バンド』特に。
『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』
(2015年)3/5 底が浅い。役者下手。不快。澱残る。
posted by Yo Hemmi at 21:41| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月29日

2025年末のサザンカ

2025年末のサザンカ.JPG

末枯れる。萎む。後景に流れていく。零れる。眼を紅く撃つ
ものは派手に見えても、じつはね、過去からの滲みにすぎな
い。ほんの滲みか、ちょっとした錯視。Quit Everything!

細々と韓国語学習。
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2025年12月28日

ビフォ

ビフォ.jpg
→いるのである。」

『脱走論ーーうつの時代の新しい倫理』(青土社)
予想していたより余程面白い。いくぶん救われる。

「日本は核兵器を持つべきだ」との考えを記者団に
示した尾上定正首相補佐官を直ちに罷免するべきだ。
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2025年12月26日

鬱.jpg

「最良の者たちがあらゆる信念を喪失し、 最悪のものたちが
激しい情熱に満ち満ちている」
フランコ・ ベラルディ(ビフォ)『 脱走論:うつの時代の新
しい倫理』杉村昌昭=訳(青土社)

笑うしかない。
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2025年12月24日

『脱走論』

脱走論.jpg

トロトロと読んでいる。面白い。倫理≠ェ完全消滅した時代に
あえて倫理とは何かを問うてみる。「何もかもやめちまえ!」と
いう退行主義もアナキーで惹かれる。青土社。


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2025年12月21日

自分のいない世界への責任

フクチンの勇姿.JPG
(フクチンの勇姿)

わたしは2016年4月3日に大阪で講演した。演題は
怒りと絶望はどのように表現するべきか
ーー「戦争の時代」のたちいふるまいについて

散逸していたその講演録を先日友人が送ってくれた。

その中で当時総務大臣だった高市早苗の発言を難じて
いる。「自分が関わっていない戦争の責任なんかとれ
ません」。これも高市という特異な人物の思想の特徴
のひとつだと思う。

政治家も思想家も、いや、ものを考え憂える市井の我々
も、「自分のいない(いなかった)世界への責任」に思
いを巡らせてこそ痛苦な歴史というものをなにがしか肉
体化できるのではないか。

「自分が関わっていない戦争の責任なんかとれません」
と言うのでは子どもの理屈であり、政治家失格である。

対中侵略戦争、南京大虐殺ほか中国での蛮行の数々、強
制連行、慰安婦問題・・・自分が関わっていないのだから
責任なんかとれませんよという思考の射程の短さ、論理
の短絡・・・赤面するほかない無知である。

日一日と劣化してゆく状況下で唯一の出口は、高市とその
お仲間に辞めてもらう以外には開けない。辞めないのなら
引きずり下ろすしかない。もう手遅れにしても。





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2025年12月19日

無知への欲動

無知への欲動.jpg

「人々は無知の状態を欲望するようになり、真実を直視する
ことを恐れる。「知らない」から「知りたくない」に変わっ
ていくのだ。」『人新世の「資本論」』 (集英社新書)

高市政権もそれを望む。高市自身が途方もない無知なのだか
ら。「帝国的生活様式」か。懐かしい語感。忘れかけて
いたことにふと再会して、すがるように懐かしんでいるのか。

にしても驚くべき右傾化である。凶事続発の兆しはすでにある。
危ない。
posted by Yo Hemmi at 17:48| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月18日

核武装!!!

朝日新聞デジタルによると、官邸幹部は、中国の核戦力増強やロシア
による核の脅し、北朝鮮の核開発など、日本を取り巻く安保環境が厳
しさを増しているとの見方を示したうえで、米国の核抑止の信頼性の
問題にも言及。「日本は核兵器を保有すべきだ」との考えを示し、日
本独自の核兵器保有について議論する必要があるとの認識を示した。
posted by Yo Hemmi at 22:13| お知らせ | 更新情報をチェックする

「夢のキッチュ」

夢のキッチュ.jpg

「夢が戦争を命じてきたのであり、太古の昔の戦争が夢の正当性と
不当性、さらには夢の範囲を定めてきたのである。  
 夢はもはや青い遠方をうちひらくことはない。夢は灰色になって
しまった。事物の上につもる灰色の埃の層は、夢の最上の部分であ
る。いまではそれぞれの夢は凡庸さへの近道となっている。」
ヴァルター・ベンヤミン『ベンヤミン メディア・芸術論集』 (河出
文庫) 出口裕之=編訳

かなり強烈な視床痛。
パブロン点鼻。
posted by Yo Hemmi at 15:08| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月16日

ニワトリ

ニワトリ.jpg

「寒さと沈黙。時おり吹く刺すように冷たい風に死滅した世界
の遺灰が虚空の中をあちらこちらと運ばれる。運ばれては散ら
されまた運ばれる。すべてが支柱からはずされている。・・・」
コーマック・マッカーシー『ザ・ロード 』(ハヤカワepi文庫)

のんち一周忌。

西瓜糖.jpg
In Watermelon Sugar

リチャード・ブローティガン『西瓜糖の日々』 (河出文庫)

あのクソガキを見ると反射的に殴るか蹴るかしたくなる。聞けば
やつは農水大臣なそうな。へっ!


posted by Yo Hemmi at 16:06| お知らせ | 更新情報をチェックする