2023年04月19日

鉱物化

「・・・しかし彼女は身動きもせず、周囲のすべてのものと
同様に鉱物化したように見える。」

同居犬にプレーンヨーグルトをあたえる。1匙だけ。昨日
よりは元気だ。彼女はこれといったスケジュールをもたな
い。ヨーグルトと乾燥納豆で腸がよくなるといいのだが。
テラスを歩く。薄緑色の鳥の巣箱の蓋が風で吹き飛んでい
た。ギョッとする。ときどき母がまだ生きているように思
う。誤想起。テラスの椅子に座る。死角に入る。わたしは
どこからも見えなくなる。

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ゲロ

「・・・何物も生きていない。・・・」

犬が吐いた。夜半から未明まで。

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2023年04月17日

幸福

「その幸福は、 広く柔らかな瞬間、 油染みのようにじわじわと端から
拡大する瞬間でできている。生まれたばかりなのに、それはもう年老い
ている。 私はこれを二十年も前から知っているような気がする。」
ワンチュール買う。明日着く。居間の電球はすべてとりかえられた。な
ぜかは知らない。足場を組みそれは1時間もかけて行われた。3人がかり
で。腰痛。ロンのパパは面白そうなお方だ。「この厳しさがかくも脆い
ものであるというのは、なんと奇妙な、なんと感動的なことだろう。」
2325ノンが居間のハウスから寝室に戻ってこない。


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電球取り替え工事

電球取り替え工事が1300始まった。作業員が3人もきた。笑いながら
足場を組んでいる。わたしは何も要請していない。断りもしなかった。
寝室で犬が吠えはじめた。大体想定どおりの流れ。右脇腹が痛い。イナ
バのワンチュール注文。ササミはあと1.5日分しかない。そのためだけに
ヘルパーさんをスーパーに走らせるのはためらわれる。犬にがまんして
もらうしかない。正しいわけでも正しくないわけでもない、きまって
テーマが消失してしまう日常の陥穽。

麻生太郎が講演し、自衛隊の体制強化の必要性を強調したといふ。北朝
鮮の弾道ミサイル発射や、台湾有事の可能性など安全保障環境の変化に
ついて「今までの状況と違う。戦える自衛隊に変えていかないとわれわ
れの存立が危なくなる」と述べたよし。「戦える自衛隊」とはなにか。
「われわれの存立」とはなにか。「危なくなる」とはなにか。

次はなにか?

 
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2023年04月16日

世捨て人

世捨て人は、例えば、こんな口調で話せばいい。
「マダムの従弟のアドルフは、目らしいものを持っていない。
腫れてまくれ上がった瞼が、ほんの少し白目 の上に開いて
いるだけだ。」
ブコウスキーとサルトルの「異同」など想うのに何の意味が
あるだろうか。行く先短い年金生活者は、犬の排泄物を黙って
掃除をしてればよいのである。犬が欠伸をしている。recluseと
言うほどご大層なもんじゃない。カスがふさわしい。腹がでて
きた。臨月の女のように。ラムミンチの缶詰を食わせたら犬の
便の臭いが変わった。わたしは世の中に用はない。そちらがあ
ろうとなかろうと。

「彼らとともに、犬のような顔をした若い男が 一人いる。 四人
目はよく見えない。


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2023年04月14日

「叔母のビジョワは私が幼かったころにこう言った、『 あんまり鏡で長い
こと自分を眺めていると、猿に見えてくるよ』と。 私は きっと、叔母が言
うよりもっと長く自分を眺めていたのだろう。いま見ているいるものは猿よ
りずっと下等で、 植物界とすれすれの、 腔腸動物か何かのレベルにあるから
だ。 それ は生きている。 そのことは否定しない。 けれどもアニーが 考えた
のは、このような生き方ではないだろう。]

ヘルパーさんがラーメンを用意してくれている。お湯をかけるだけだ。帰りぎ
わに、「もう4月も中旬。ついこの間、年が明けたばかりなのに」と言った。犬
が何かオヤツをくれという顔をするのでブロッコリーの煮たのをあげた。うまそ
うに食った。昨日の犬の写真を見る。支所前のベンチ。年相応の老け顔だが、
「思慮」のようなものを感じる。人の顔はみな下卑ている。

ハーモニカを買おうと思ったけれど、まだ注文していない。床擦れするほど長く
昼寝してつまらぬ夢を見る。セントジョーンズワート4錠飲む。水なしで。

「私には微かな震えが見える。 生気のない肉が活気づいて、 無造作にぴくぴくと
動くのが見える。 とくに目は、こんなに近くから眺めるとぞっとする。」

セントジョーンズワートが1錠喉にひっかかっている。しばらく無人の駐車場の夢を
見ていない。車のない灰色の駐車場。








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2023年04月13日

ミスドに行った

犬とミスドに行った。担々麺とコーヒーとドーナツ。店員は
変わっていない。あっ、炒飯も頼んだ。犬が咳をした。仮に
ここにロンがいたらどうなるのか。会ったこともないのに、
ロンの体臭を感じる。犬は吠えない。眠い。19000円渡しそこ
なう。次回。「・・・諸存在は関係し合って実存しているが、
それは 自己にもとづいてで あって全体性にもとづいてではな
いということである。 歴史から溢れ出る存在という観念によっ
て、 存在に巻きこまれていると同時に人格的で、 自分の訴訟
に応じるべく呼ば れており、 それゆえすでに・・・」。犬に呼ば
れる。執拗に。20日と25日締め切り。

「この顔 が、 私にはさっぱり理解できない。 他人の顔は意味
を持っているが、 自分の顔はそうでない。」




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ロンは畑をやると言う

それはいいかもしれない。土に向けて顔をふせているのは
よいと思う。
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2023年04月11日

戦争の秩序

「近代戦に限らず、 どんな戦争もすでに、携える者自身に向かって牙を
剝くような武器を用いている。 戦争は、なんびともそこ から 距離をとる
ことのできない秩序を創設する。 だから、 外部にあるもの
はなにもない。 戦争は外部性を現出させるわけわけでも、 他なるものを
他なるものとして現出させるわけでもない。 戦争は、〈 同〉〔 le Même〕
の自己同一性を破壊するのだ。」

維新とかいふ輩に危険な臭いを嗅がないのは嗅覚が麻痺しているか、思想の
嗅覚をもともと持たないIdiotだからであろう。Idiotはしかし
立民もそうなのであり、われわれ大衆と言われる群れは紛うかたなきIdiotなのだ。

昨日しめ鯖を食った。事前のイメージと大いに異なり、水っぽく、苦かった。
犬が不安げに見上げていた。きれいなお座りの姿勢で。互いの〈死〉を意識する。





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2023年04月10日

クレーン

虚構のクレーン.jpg
「とはいえ、 暴力とは負傷させ、 殲滅することであるよりも、
むしろ人々〔 = 人格〕の連続性を中断し、もはや自分とは思
えないような役割を彼らに演じさせ、 約束だけでなく固有の実
質をも裏切らせ、 行為のそもそもの可能性を破壊に導くような
行為を実行させることである。」

今晩、しめ鯖を食うことになっている。滑川のロンちゃんからメ
ール。紅玉ジャムは今朝食い終えた。視床痛、右肩。右手をきち
んと開くことができない。

映画。ル・カレ原作の。女が惨殺されている。血の海。女が飼って
いた小犬が腰をぬかして血溜まりで震えている。この場合、殺され
た女にではなく、小犬に涙してしまうのはなぜか。

昨日は日中ずっと犬と寝ていた。犬はこちらの事情を知っていても
知らぬ顔をして犬を演じきる。

ジョン・ル・カレも2020年12月に亡くなっている。北京でずいぶん
読んだ。誠(のぶ)も読んでいた。誠は生きているのか。生きてい
たら連絡がほしい。テーマはないけれども。
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2023年04月09日

純然たる個的な自己

そんなものがあるのか。ありうるのか。血まみれの頭。
錆色の闇。腿。液。呼び声。
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2023年04月07日

『波』

「庭の木立に陽が射して、 葉が一枚また一枚、 透明になった。 高いところで
鳥が一羽さえずった。 一息置いて、 少し低いところで別の鳥が鳴いた。 陽が
当たって家の壁が鮮明になった。」(佐藤直敏・訳)

よく見たら、毎日使う杖も中国製であった。

「一瞬で永遠が見える」
『The Night Manager』

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2023年04月06日

セントジョーンズワート

真昼のクレーン.jpg
セントジョーンズワートエキス末4錠飲みました。デパスも飲んだか
どうかはすでに忘れました。セントジョーンズワートエキス末は「前向
き」になれると言うけれども、服用後1時間、わたしは変わらず後ろ向き
です。けふもミスドで担々麺と炒飯を食いました。大体それでOKです。
あと、Amazonで新しい杖を買いました。青いの。これで杖が計4本にな
ったのであります。

「道徳意識が政治人の冷笑的な眼差しに耐えうるのは、ただ平和へ
の確信が戦争の明証性を支配する場合に限られる。 かかる確信 は、単な
る対立者どうしの戯れからは得られない。 戦争の結果として誕生した帝国
間の平和は戦争にもとづいているからだ。 そのような平和が、 疎外された
諸存在に失われた自己同一性を取り戻させることはない。」(藤岡俊博・
訳)

すべてが「子供じみて」きている。戦争ごっこ≠トいどの思想でも戦争は
できる。核戦争でも。see! ウクライナ戦争とお気楽な論者たち!

右手、肩激痛。



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2023年04月05日

写経だな、言わば

「明晰さ ─ ─ 精神が真なるものに開かれていること ─ ─ とは、
戦争のたえざる 可能性を見てとることにあるのではない か。 戦争
状態は道徳を宙吊りにする。」「戦争は道徳を笑いの種にしてしま
うのだ。」

『原爆下のアメリカ』(1952年 米国 アルフレッド・グリーン監督)



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2023年04月04日

Emmanuel Lévinas

小山さんがまた太った。と言うか、あれは浮腫んだのか。

「しかし、人間であることとは、人間とはそういうものだ
と知ることである。 自由とは、自由が危機に瀕しているの
を知ることである。」

レヴィナスに逃げ込むのは恐らく、狡い。それに、あれは
〈逃げ場〉じゃない。詩として読む。ふーむ、そりゃあ勝手
だけれども、ヌッポンゴじゃなあ。なんだかなあ。

小山さんはわたしを「お兄さん」と呼ぶ。小山さんは80をこ
えているだろう。

レヴィナスの「顔」は好きになれない。わたしのなかの〈ファ
シスト〉があの顔を嫌うのであろうか。

小山さんは大変大きな家に住んでいる。庭に鳥居がある。









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2023年04月03日

ブラームス

ブラームスの間奏曲集を聴こうとして古いCDを開けようとした。
右手で。なかなか開かない。前は開けたのに。焦る。間奏曲変ホ
長調117−1。グレン・グールドのがいい。CDを開こうと苦闘して
うち、脳裡で演奏が始まる。やっと蓋が開いた。が、CDは入って
いない。ひどくガッカリする。電球取り替えが始まるらしい。LED
にするのだという。面倒くさい。

明らかに異常な日常を、まるで正常なもののように受け容れてから
何年、何十年、何百年がたったのか。
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2023年04月02日

みな逝く

坂本龍一さんも逝った。生きているかぎり先に逝かれてしまう。
当たり前だ。坂本さんとの対談は期待したほど面白くはなかった。
こちらが鈍いのか、アウラも特に感じはしなかった。ただ、
「よい人だな」と思い、己の生得のたちの悪さを痛感した。
わたしはいま、ただ生きて、ブロッコリーを食うようになった犬と
遊んでいる。死ぬまでは生きざるをえない。右肩、腕、手が痛い。
「私はランプを消す。 立ち上がる。壁には白い穴が ある。鏡だ。
これは罠だ。」

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2023年04月01日

ハッピーバースデー

ジムに行ったら1人のおばあちゃんを職員らが囲み
ハッピーバースデートゥユーを歌っていた。背が瘤
を背負ったように屈曲した婦人だ。皆で手を叩きな
がら歌う。たぶん、職員らの「義務労働」なのだろ
う。おばあちゃんは顔を赤らめて嬉しそうにしてい
る。あの儀式≠やられそうになったとき、わた
しは憮然として峻拒した。拒絶する己に何がなし問
題があるなと少しく恥じらいつつ。
posted by Yo Hemmi at 23:38| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月31日

渋沢孝輔

「風の行方も心せよ」

鼻水の止まらぬ一日。タラーリタラーリ。必然、思考も停滞。
物事悉く難渋す。友が言ふ。「何人か機銃掃射でぶっ殺したひ
・・・」。久しぶりにマック。
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2023年03月29日

誰と戦うのか

「防衛力の抜本的な強化」を理由に、軍事費が26・3%増の6・8兆円
何をやろうというのか?誰が誰となぜ戦うのか。中国と戦争をする気か。
北朝鮮を攻撃する気か。バッカじゃなかろか!?もう9条もヘチマもあっ
たもんじゃない。気をつけろ!War maniacたちが跳梁跋扈している。

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『スプリング・フィーバー』

彼らは実のところ個人的に生きている。リーベンの病んだ羊たちより
よほど奔放に生きている。
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2023年03月27日

ゴミとクズ

LSVで見たヤマバト.JPG
『象は静かに座っている』にはゴミとクズしかでてこない。この世には
それらしかいない。その通り!ラディカル。中国当局はこれをどう見た
か。劇映画とは思えぬほどのリアリティ。俳優たちの卓抜。底なしの沈
鬱。日本の映画とは100年の開きがある。
posted by Yo Hemmi at 22:26| お知らせ | 更新情報をチェックする

象.jpg
中国にかつて6年住んだ。変わった。変わっていない。絶望。中国という
空間的歴史的限定がなくてもよい。底なしの絶望。普遍的な絶望。『象は
静かに座っている』は超一級の世界文学である。『汽笛ーー』4行書く。
posted by Yo Hemmi at 18:23| お知らせ | 更新情報をチェックする

『象は静かに座っている』

象は静かに座っている.jpg
貪るように観た。すばらしい!これほどの思弁、これほどの絶望。
これほどの夜。
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2023年03月26日

『象は静かに座っている』

『象は静かに座っている』
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2023年03月24日

ランチ

Fとランチ。パンダ問題について。話しているうちにパンダの方が
「正常」に思えてきたりする。長崎のテナガザルの交情につき話を
聞き、笑う。それどころではないのだが。帰り、雨。
「私は立ち上がって、この蒼白い光のなかで身体を動かす。光が私
の手の上で、また ジャケットの袖の上で、変化するのが見える。」
「場所の概念は意識のカテゴリーのひとつなわけですから……」
『象は静かに座っている』



posted by Yo Hemmi at 17:50| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月23日

気象通報

樹の梢.jpg

落ち着かない。ルドナヤプリスタニは霧らしい。その空を犬と飛ぶ。
書棚整理。レジス・ドゥブレとジャン・ジーグラーの対談テキストが
出てくる。大概のことはここで預言または予感されている。
物狂いにもなれず、ますます貧寒としてくる。

昨日『ブラインド・マッサージ』途中まで。

ハマダイコンである。ハナダイコンではない。ルドナヤプリスタニ上空
へ。さあ。

先年逝った人から頂戴したCDを聴く。The Art Of Fugue.
posted by Yo Hemmi at 17:43| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月19日

直吉氏と懇談

同郷。語るに語りえない津波被災地の地獄を知っている。
とても厭な街。臭い街。茶色い海。それらの「共有」。
「水を飲ませてください!」。氏は発話者がだれか、伝聞
かどうかにつき気をつかう。正しい。首相の顔がペラペラ
していて不快。
posted by Yo Hemmi at 23:56| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月17日

俺が朝鮮人なら

仮に俺が韓国人なら、と思わぬでない。イルボンサラミをボコボコ
にぶん殴ってやりたいとおもうだろう。「オムライスで国を売った」
と憤るにちがいない。
posted by Yo Hemmi at 22:47| お知らせ | 更新情報をチェックする

全的不信

何一つ信じうるものはない。死を除いて。犬を除いて。人は
それ自身が「災厄」なのだ。『水の透視画法』。誰が書いた
のか。友が発狂した。うろたえる。とともに、宜なるかなと
思っている。ただ狂うことのみが己を己で在らしめる。といふ
こともある。といふこともあらう。ないしは佯狂
しかし、李政美の歌はよい。日韓首脳会談は幾重にも折り重
なった歴史の暗部を無理に漂白しようとする。無理だ。かつて
あったことは、断じて消せない。『三池 終わらない炭鉱の物語』
を観る。わたしたちは、わかったふりをしてはならない。わたした
ちは、わかったふりをしてはならない。わたしたちは、絶対に
わかったふりをしてはならないのだ。
posted by Yo Hemmi at 17:25| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月16日

帰省

犬を連れて帰省したいと思う。前は考えたことがない。
新幹線ではなく車で行きたい。できたら高速ではなく
一般道を。しきりに「区切り」を考える。意味もないのに。
「変化」はある。水音が近づいている。死はそんなに遠く
ではない。足下にある。ぼやけたひとつの影として。
「19年この辺に棲んでいるのよ・・・」杖をつき傾いであるく
老婆に言われた。問うてもいないのに。老婆は寂しげに
去っていった。西陽が屈曲したせなかを打っていた。老婆は
左側に傾いでゆっくりと歩く。「かわいいね・・・」と声をかけ
られた犬は、一度も老婆と目を合わせなかった。
posted by Yo Hemmi at 18:30| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月12日

ゴキブリ.jpg

大地震と津波の被災地が、あたかも爆撃に遭ったような光景に
なるとは知らなかった。水は金属になる。風は狂気を運ぶ。霙
は礫だ。「花が咲く」はとんでもない嘘だ。門脇小はわたしの
母校である。
posted by Yo Hemmi at 00:46| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月09日

Bach - Goldberg Variations: Aria

カール・ズィーマン.jpg
これを聴いていれば、基本的に問題はない。明日、撃たれる身にしても
、けふ、撃つ身にしても。だが、ずいぶん底意地の悪い世の中になった
ものだ。曖昧な悪意が一面靄のように漂っている。おお、怖い。さなえ
たかいちの眼が怖い。あの口が怖い。さなえたかいちの顔の変化が怖い。
笑いから威圧への一瞬の変容。とてもではないが、かなわない。だれ
かがバフェラ≠ニ名付けた、あの凄まじい顔貌が怖い。逃げよう!

ところで、Seemannと言えば、これ(https://youtu.be/fvGNfMFV3eY)も
よい。ある種の終末感がよい。Rammstein - Seemann。
posted by Yo Hemmi at 16:50| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月06日

変身

カフカ.jpg

「人生の意味とは、それが終わるといふことだ・・・」のアフォリズムは
かなりよい。映画のグレゴールは眼がかわいすぎる。存在論的示唆が
希薄。といふか、ない。単にコメディ。ま、人生は単にコメディでは
あるが。ニャージは利口だ。犬がはよご飯にせよと言いにくる。友人が
発狂したのではないかと案じている。わたしの友人はよく発狂する。
珍しくはない。発狂プラス文無し。ニャージはテレビを見る。テレビに
でる動物たちをじっと見ている。飼い主は韓国海苔を食っている。パリパリと
音立てて食っている。直吉はさりげなく冗談を言ふ。かなり救われる。
同居犬がこれほど戦闘的とは思わなかった。ひどく攻撃的だ。
posted by Yo Hemmi at 17:51| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年03月03日

影枠

影枠.jpg

ツルゲーネフの饒舌。パンダは大丈夫か。直吉はどうしてるか。
鼻水とまる。ビラノア効いているのか。静謐であればよい。とり
あえず静寂がよい。早晩爆発するにしても。

犬を批判してはならない。



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2023年03月02日

おつぃんこまんたらふ

クリニック.jpg
「ここはどこですか?」と問うのだ。ケツの穴と答える。えっ?
聞き返される。カウモンだよカフモン。次にお名前はときた。
おつぃんこまんたらふと言ふ。はっ?とナース。オツィンコマン
タラフ。繰り返す。ナース、怒る。あんたね、オツィンコマンタ
ラフなんて名前があるわけないだろが、と巻き舌で反撃してくる。
すべてがもつれる。想定済み。単に花粉症のクスリをもらいにき
ただけなのに。犬と。そうしたらここはどこだ、名前が言えるか、
100引く6はいくらか、94引く6はいくらか、テンノーヘーカノの
御金玉は左右計何個かなどと矢継ぎ早に詰問し、故意に事態を混
乱させるのである。明確な不敬罪。膠着。ナース、妥協案を提起。
オツィンコマンタラフはやめて、せめてチンスベリャンカ・オメ
コンスキ(CO)に改名しないか、と。諾。OK牧場。ナースをハグ。
帰宅途次、ミスドでオシッコ。ヌッポンジンミンみんな多幸感い
っぱいで、お顔がかがやいている。1・4キロ歩く。了。

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2023年02月27日

森の声ー意識

森の声.jpg

仮に死の側から見た場合、散りつづけ落ちつづけている水と血とが
一気に赤い霧となることもあらう。トマホーク400発、2113億円。
あのね、睡蓮は根がないふりをしているけれど根があるんだよ。
posted by Yo Hemmi at 17:22| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年02月26日

青い森のひば油

アパート.jpg
セントジョーンズワート4錠飲む。天然青森ヒバ油使用「青い森のひば油」
嗅ぐ。犬の寝顔ほど安らぐものはない。さーちゃんが小説書いてるらしい。
あの人は書けるし駆ける。丸顔の大女。共産党員ではないらしい。周りに
党員はいないみたいだ。同居犬もちがう。ピカッチはどうしてるだろう。
ローケンに行って女性のケツをボンヤリと眺める。それぞれがそれぞれ
固有の曲線を有していて、いとをかし。明日からシリアル(プレーン)を
食うことになった。牛乳かけて。
posted by Yo Hemmi at 23:44| お知らせ | 更新情報をチェックする

レール

レール.jpg

昨夜は常人変じたストーカーに近辺を襲われ、とことん疲れた
ぞよ。こうなると、当方はストーカー本人よりも暴力的になる。
金属バット片手(左手)に待ち受ける。世の中が幼稚になった
ってのは平和的になったことを意味しない。逆だよ、アホ!以
前より何百倍も暴力的になった。世界全体が短絡している。ショ
ートしている。いつの間にか米帝国主義が善*ハしている。
思想は明らかに退行している。哲学は、ない。単にない。対抗的
暴力を考えなければならない。独りの暴力を練らねばならない。

posted by Yo Hemmi at 17:24| お知らせ | 更新情報をチェックする

赤い魚

赤い魚.jpg

ストーカーのなかには自分こそ被害者と思い込んでいる者もいるらしい。
プーチンもゼレンスキーも、自己を理不尽に不利益を被っている被害者と
認識しているようだ。世界中が幼児退行している。キモい。スーパーの駐
車場にいるわたしが見えますか?ね、わたしに手をふってください。そう
したら帰りますから。防犯ブザーを鳴らしそうになる。手放せない。映画
のDVDが届いた。人の声が重なっている。実際の発声と心の声の乖離を表
したのかと勘違いする。収録ミスだろう。稚拙。画質がひどく悪い。おま
けに、DVDが途中で切れている。吐き気がするほど臭い大根役者もいた。
こんな粗雑な扱いをされて、なんて不幸な映画だろう。文句を言う気にも
なれない。戦争だ。ぶん殴るしかない。(殺意を必死で殺す)
posted by Yo Hemmi at 00:37| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年02月24日

光冠(コロナ)

ローケン.jpg

知るべき時!
石がやおら咲きほころぶ時、
心がそぞろ高鳴る時。
時となる時。

その時。

(パウル・ツェラン/飯吉光夫・訳)

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tokyo

mado.JPG

トキオさ行く。田舎からトキオさいくとビックリだ。サルがキックボード
している。キャッキャッ。「資本主義は深化する」って本当だ。「最良の
労働者」たちが無限の価値増殖運動に嬉々として参加しつつ、静かにアタ
オカ化している。謹んで爆撃を要請する。「ピンとこない」って重大発言
なのだよ。ピンとこなかったらすべてがパーだといってもよいほど大事だ。
再度、徹底した絨毯爆撃を求めるものである。全的な意識産業化!
posted by Yo Hemmi at 18:22| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年02月22日

眺め

plan75.jpg

このシーンだ。直吉、ここを見逃さないこと。
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「最良の労働者」

水槽.jpg

白井聡さんより『マルクス 生を呑み込む資本主義』(講談社現代新書)
を贈っていただく。p112〈「最良の労働者」の誕生〉に特に注目。連合
の無思考会長(資本の排泄物・ウンコ)や立民と維新の醜悪な野合といふ
事態が、屈辱的な「最良の労働者」を日々生産していること。もはや
屈辱を屈辱とも思わなくなった日々を人民は多幸感をもって生きているこ
と。映画『プラン75』は現代資本主義論でもある。いま生き生きとして
続いているのは資本主義の「終わりなき終末」だけである。
posted by Yo Hemmi at 14:17| お知らせ | 更新情報をチェックする

2023年02月20日

プラン75

プラン75.jpg

『プラン75』の倍賞千恵子があまりにもよすぎるので、担当編集者に
対談できないか提案する。なぜか『ソイレントグリーン』を想う。
右眼、右肩、右腕、右手が痛え。拷問だな。いま、主潮は何か?「巨大
なニヒリズム」だ。戦争はますます世界化する。いまは「第3次大戦」
ではないか。「新しい戦前」じゃない。戦中だ。同居犬(14)がとんで
もないブロッコリー好きとわかる。毎日バリバリと喰らう。
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2023年02月19日

plan75

『プラン75』の倍賞千恵子。最高だ。
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2023年02月07日

「宵闇」

踏切.jpg

新刊作りに入りつつある。未発表の短篇「宵闇」を担当編集者がどう読むか、
多少心配だったが、電話で話したら面白がっていた。電話からマイルスが聞
こえてきた。闇夜の掘削みたいな原稿探し。

ナツノとかいふサルをぶん殴るプラン。わたしが一発目、左ストレートを鼻面
に。監督が二発目、右フック。舐めたらあかんぜよ!はむかってくるならき
てみろ。キンテキ蹴りもいくで。こういふ話はすぐに決まる。なんなら公開
しようじゃないか。

新刊タイトル(仮)『入り江の思想ーー「新たなる戦前」に際して』。


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2023年01月28日

バスの老人

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死んでいた。気持ちよさそうに。

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2023年01月27日

戦争の無限拡大

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こうして世界大戦は起きる。すでに勃発した。尾形亀之助に
言わせれば、そんなことは便所の蠅でも知っている。わたし
は誰かの臀部をさすりたいと欲情すぃている。
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2023年01月22日

朦朧

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Yさんとランチ。カフェ満員。わからないことばかりだ。上市川の土手
を知らない。茶色の写真。灰色の空。アビレックスのキャップ(黒)。
いや、アヴィレックス。上市川の土手に行く。枯れた草叢を歩く。
上市川の土手に行こう。狂者はここを走る。裸足で。
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