2026年01月30日

人間の終焉

眠れ、いまは・・・.jpg

「もちろんここでも問題となっていたのは、ヘーゲルの解釈であり、
この分野におけるコジェーヴの権威は、ことのほか脅威的なものであ
った。もしも歴史が、弁証法的な否定の忍耐強い働きにほかならず、
人間が、こうした否定的な活動における主体であると同時に、賭金に
ほかならないとするなら、歴史の終結は、必然的に人間の終焉を含意
することになる。」ジョルジョ・アガンベン『開かれ』(平凡社ライブ
ラリー745)

眠れ、今は・・・。
posted by Yo Hemmi at 00:57| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月28日

憂悶

テロ.jpg

あの青年のことが胸裡の暗がりに薄く白い布きれのように
ずっとひ引っかかたままだ。恐らく、メディアが拵えたナ
ラティブとは随分異なる色合いの世界に彼の内面はあるの
だろう。奇妙な言い方だけれど、安倍殺しの彼に惹かれる
ものがある。撃つ前も撃った後も、彼には醒めた諦念
があったのではなかろうか。何も期待しないという全き諦め。
一方、あのテロを心の隅で幽かに好感し、まったく無責任に
悦ぶ、手のつけられない傍観者としての己をわたしはまだ罰
していない。そして、思想的にはあの青年が「上位」にたっ
ているのではないかと折ふし思う。怖いと言えば、わたしは
「国葬」の方に怖気をふるったのだった。
posted by Yo Hemmi at 16:41| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月26日

シジミ

梅崎.jpg

「あの善良な義俠心あふるるおっさんが、あれほどの努力の後、
あの黄色い釦をひとつ握りしめて芋虫のように転げ落ち、線路脇
に冷たくなって横たわっている処を思った時、俺は何故か笑いが
止度もなくこみあげて来るのを辛抱できなかったのだ。」

梅崎 春生『蜆 』
posted by Yo Hemmi at 19:21| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月22日

カーニーを読んで高市を恥じる

shame.JPGshame.JPG

カナダのカーニー首相がスイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラム
の年次総会(ダボス会議)で行った演説は、まことに傾聴にあたいする画期
的内容であった。テキストを読みつつ、我々がいかに無知蒙昧な(超親米、
媚米)の謂わばhooker首相にデタラメなことを聞かされているかを痛感。高
市には歴史観がゴソッと欠落している。あるのは皇国史観じゃなあ(T-T)
posted by Yo Hemmi at 23:50| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月21日

不穏

フクチンさん.jpg

杞憂に過ぎないのであろうか。日一日と悪い方へ悪い方へと
むかっているように思えてならない。トランプは(少なくと
もわたしの眼には)「狂人」としか映らないし、高市もおよ
そ鬱期の潜思を欠く単極性躁病患者にしか見えぬ。早晩なに
か禍々しいことが始まるだろう。こんなときは例えばアント
ニオ・タブッキの『島とクジラと女をめぐる断片』でもなぞっ
て正気をたもつしかない。
科学技術は前進する一方だが、思想は退行することがしばしば
だ。後者はいま、劇的退行期にある。


posted by Yo Hemmi at 23:20| お知らせ | 更新情報をチェックする

ヌッポンに「左翼政党」が育たないわけ

「佐藤優 一方、政権与党の中で社会民主主義に非常に近い価値観を
代表する勢力として、公明党が存在します。これも日本に左翼政党が
育たない理由の一つです。公明党は創価学会の宗教的価値観を基礎に
しているわけですが、その主張は社会民主主義に近い。」
文藝春秋2022年8月号 (p.73)

ほう!?「中道」とやらも「社会民主主義」なの?(笑)
posted by Yo Hemmi at 00:45| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月18日

ヴァルラーム・シャラーモフ

『極北コルイマ物語』を思い出す。書棚をさがす。
あった。コルイマよ、コルイマ・・・。
posted by Yo Hemmi at 00:32| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月17日

「風」

「風」楽譜.jpg

拙詩「風」(詩文集『生首』所収)を歌詞とした女声合唱と
ピアノのための楽譜『風』(音楽之友社)が重版した。作曲
は信長貴富さん。清泉と武庫川の女声徒らのコーラスを聴い
たが圧倒的であった。ひとえに、これに曲を付した信長さんの
勇気とセンスのたまものである。どうという話じゃない。が、
この場合、悦びの湧きどころに雑味がない。清い。
https://youtu.be/2qPQiNt871w?si=ZlyYCK6-hwMD5xsn
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2026年01月16日

死の熟考

「死についてあらかじめ熟考することは、自由についてあら
かじめ熟考することである。死ぬことを学んだ者は、隷従を
忘れたのである。いかに死ぬかを知ることはあらゆる隷属や
拘束から私たちを解放する。」 ミシェル・ド・モンテーニュ



.
posted by Yo Hemmi at 23:48| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月15日

高市踊りで乱痴気選挙

「エイリアン」という猫を飼っている賢い友人から久しぶり
のメール。字数制限をしたわけじゃないのに、10字ピッタリ
で状況を言いあてる。「高市踊りで乱痴気選挙」。
次いで韓国映画『大統領暗殺裁判 16日間の真実』をご推薦。
いま観ている。エイリアンは元気なのだろうか・・・。
posted by Yo Hemmi at 00:03| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月12日

野良犬の目

「──野良犬の顔にのみ見られ得るような苦悩と期待に満ちた
栗色の二つの目、だが、哀願に満ちた悲しげな彼の眼差しを誰
も見ようとはしなかったし、理解してもいないようであった。
麪包屋の前で丁稚にぶたれ、肉屋の前では奉公人に石を投げつ
けられた。自動車の蔭に隠れても、今度は運転手に鋲を打ち込
んだ靴で蹴飛ばされた。・・・」
サーデク・ヘダーヤト『盲目の梟』 (白水Uブックス/海外小説
永遠の本棚)
posted by Yo Hemmi at 18:57| お知らせ | 更新情報をチェックする

高市さん

高市さんはなどてあんなにお元気なのだらう?
不思議である。不可思議だ。安倍さんの遺影を
掲げ満面に笑みを浮かべてお伊勢参り。バネ
仕掛けのごとき脚。ピョンピョン。支持率また
上昇。80%近くに。バンザイ!やつがれ少しゲロ
吐く。
posted by Yo Hemmi at 00:20| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月10日

胡波

胡波監督はタル・ベーラ監督から学んだという。さもありなん。
『象は静かに座っている』と、例えば『ヴェルクマイスター・
ハーモニー』の陰影。前者に外連はない。絶望的にない。タル・
ベーラの作品はどうか。嗚呼、比較するべきでない。意味がない。
タル・ベーラは「内因死」だという。自死は内因死ではないらしい。
おかしな話だ。ともあれ、モノクロームはよい。中平卓馬もモノク
ロが圧倒的によい。よいものは先に逝く。クソほど寝穢く生きる。
posted by Yo Hemmi at 22:53| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月09日

修羅の巷

修羅.JPG

「北朝鮮の金正恩総書記を第二のマドゥロにできるか」と
いう議論があるとか。結論は「核を持つ北朝鮮の首脳拘束
は不可能」。換言するなら核武装などがなければ拉致連行
も可ということか。
 エマニュエル・トッドらによれば、第3次世界大戦はこれ
からではなく、すでに始まっているという。戦争を長い時
間軸でみるなら、たしかに現在は戦前どころか「戦中」な
のかもしれない。
 不思議なのは明らかな国際法違反であるマドゥロ拘束・連
行に相応の激しい反発の声と行動がなかったことだ。かくし
ていかなる違反行為もやった者勝ち≠ニなる。 
 管見によるなら、インターポールはドナルド・トランプを
即時逮捕すべきである。ついでに高市も関連容疑者として取
り調べてはどうか。

韓国映画『ハルビン』。伊藤博文役がリリー・フランキー、そ
れなりに好演。おもしろい人だ。伊藤がではなく、リリー・フ
ランキーが。

posted by Yo Hemmi at 15:07| お知らせ | 更新情報をチェックする

山之口貘

山之口貘の詩はよい。蹴飛ばされた猫が宇宙まで飛んでいったりが
たまらなくいい。
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2026年01月08日

渾沌未分

混沌未分.jpg

「小初は、跳ね込み台の櫓の上板に立ち上った。腕を額に翳して、
空の雲気を見廻した。軽く矩形に擡げた右の上側はココア色に日焦
けしている。腕の裏側から脇の下へかけては、さかなの背と腹との
関係のように、急に白く柔くなって、何代も都会の土に住み一性分
の水を呑んで系図を保った人間だけが持つ冴えて緻密な凄みと執拗
な鞣性を含んでいる。・・・」
なんて佳い文だろう!
岡本かの子『渾沌未分』

世界も混沌未分。さしあたり言えるのは、トランプというクソは要ら
ないということ。
posted by Yo Hemmi at 17:42| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月05日

後ずさりする歴史

歴史の退行.jpg

あるときウンベルト・エーコは言った。「歴史は〈発展〉の方向に
進むとは限らない。〈後退〉の方向に〈進む〉ことも考えられる。
だからこそ、〈新しい〉ことはすべて〈進歩〉なのだと固定観念的
に考えないで、必ず批判的精神、文化的・社会的批判精神をわれわ
れは行使しなければならない。」
参照:ウンベルト ・エーコ『歴史が後ずさりするとき 熱い戦争とメ
ディア』 (岩波現代文庫)

然り、今まさに歴史は退行している。
posted by Yo Hemmi at 23:40| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月04日

帝国主義的暴力の再演

帝国主義(imperialism)は主に19世紀後半からの概念であり、
同時期から盛んになる列強の植民地政策は帝国主義的な暴力支
配といえる。米帝国主義によるこの度の暴挙は、しかしトラン
プ政権の腐敗と脆弱の証明ではないのか。
posted by Yo Hemmi at 23:27| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月03日

漆黒の馬

ロープシン.jpg
(ロープシン=サヴィンコフ 1917年)

 自らに問うに「汝国≠愛するや、如何?」。否!わたしに
は国≠フ概念などあったためしがない。そのような者には理の
当然、アイコクとかヘチマとかは無縁であり、むしろ煩わしく禍々
しいものにさえ思われる。ましてアイコクの押しつけにはつよく
反対する。できの悪い権力者ほどアイコクを強要する、洋の東西
を問わず。一方でわたしはロープシン(サビンコフ)の文と行
動の寂寥、孤独、冷酷無情になぜか惹かれてきた。かれは、しかし、
ロシアの大地とそのナロードを愛していた。愛しつつテロを重ねた。
蠱惑する闇の濃さがかつてはあったのだった。彼我の大いなる違いは
ある。とまれ、この国には漆黒の馬も蒼ざめた馬もいない。
 虚けた笑いしかない。
posted by Yo Hemmi at 17:13| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月02日

赤ん坊の痙攣とハムスター

マリウポリの20日間.jpg

ウクライナ戦争について溺れるほどの情報の海に投げ込まれ、
時として麻痺さえしてきた。ドキュメンタリー『マリウポリの
20日間』は違った。侵略戦争の全景を見せるのでも論じるので
もなく、死にゆく赤子の痙攣や、爆撃で破壊された家からでて
きたハムスターの疾走、震える犬、手術台に残された大量の血、
それを拭う看護師の疲れきった表情・・・などディテールを丹念に
拾う。それが評論家や研究者らのどのような評言よりも圧倒的
かつ静かな力で観る者に内省を迫るともなく迫ってくる。夜中の
1時に観はじめ、ただ言葉を失った。打ちのめされる。
posted by Yo Hemmi at 18:35| お知らせ | 更新情報をチェックする

戦争の細部

ドキュメンタリー『マリウポリの20日間』を観なければならない。
必ず観なければならない。必ず。これを観ずしてウクライナ戦争
は語れない。打ちのめされた。
posted by Yo Hemmi at 02:30| お知らせ | 更新情報をチェックする

2026年01月01日

痛みーー悼み――傷み

悼み.jpg

「非連続性、それは、歴史家が歴史から取り除くべき
時間的散乱の傷痕だったのである。その非連続性が、
今や、歴史的分析の根本的要素のうちの一つとなった
のだ。・・・」『 知の考古学』 (河出文庫)

痛みのない言葉に深度はあるだろうか。あるいは、悼み
なき言説に血や風や骨の響きはあるか。フーコーの語り
にはなぜか哀しみがある。傷を負うた者の震えがある。
それらの欠如した言葉は信じるに足りない。即ち、痛み
なき言説は深部がいかがわしいのだ。
posted by Yo Hemmi at 18:30| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月31日

晦日ーー顔

晦日のテラス.jpg
晦日.jpg

10年以上前からレヴィナスの言う「顔」が気になっていた。
年月をいくら閲してもよくわからない。前よりさらに朦朧と
している。またベルイマンが観たくなる。『沈黙』と『サラ
バンド』特に。
『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』
(2015年)3/5 底が浅い。役者下手。不快。澱残る。
posted by Yo Hemmi at 21:41| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月29日

2025年末のサザンカ

2025年末のサザンカ.JPG

末枯れる。萎む。後景に流れていく。零れる。眼を紅く撃つ
ものは派手に見えても、じつはね、過去からの滲みにすぎな
い。ほんの滲みか、ちょっとした錯視。Quit Everything!

細々と韓国語学習。
posted by Yo Hemmi at 18:14| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月28日

ビフォ

ビフォ.jpg
→いるのである。」

『脱走論ーーうつの時代の新しい倫理』(青土社)
予想していたより余程面白い。いくぶん救われる。

「日本は核兵器を持つべきだ」との考えを記者団に
示した尾上定正首相補佐官を直ちに罷免するべきだ。
posted by Yo Hemmi at 16:18| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月26日

鬱.jpg

「最良の者たちがあらゆる信念を喪失し、 最悪のものたちが
激しい情熱に満ち満ちている」
フランコ・ ベラルディ(ビフォ)『 脱走論:うつの時代の新
しい倫理』杉村昌昭=訳(青土社)

笑うしかない。
posted by Yo Hemmi at 13:55| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月24日

『脱走論』

脱走論.jpg

トロトロと読んでいる。面白い。倫理≠ェ完全消滅した時代に
あえて倫理とは何かを問うてみる。「何もかもやめちまえ!」と
いう退行主義もアナキーで惹かれる。青土社。


posted by Yo Hemmi at 18:21| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月21日

自分のいない世界への責任

フクチンの勇姿.JPG
(フクチンの勇姿)

わたしは2016年4月3日に大阪で講演した。演題は
怒りと絶望はどのように表現するべきか
ーー「戦争の時代」のたちいふるまいについて

散逸していたその講演録を先日友人が送ってくれた。

その中で当時総務大臣だった高市早苗の発言を難じて
いる。「自分が関わっていない戦争の責任なんかとれ
ません」。これも高市という特異な人物の思想の特徴
のひとつだと思う。

政治家も思想家も、いや、ものを考え憂える市井の我々
も、「自分のいない(いなかった)世界への責任」に思
いを巡らせてこそ痛苦な歴史というものをなにがしか肉
体化できるのではないか。

「自分が関わっていない戦争の責任なんかとれません」
と言うのでは子どもの理屈であり、政治家失格である。

対中侵略戦争、南京大虐殺ほか中国での蛮行の数々、強
制連行、慰安婦問題・・・自分が関わっていないのだから
責任なんかとれませんよという思考の射程の短さ、論理
の短絡・・・赤面するほかない無知である。

日一日と劣化してゆく状況下で唯一の出口は、高市とその
お仲間に辞めてもらう以外には開けない。辞めないのなら
引きずり下ろすしかない。もう手遅れにしても。





posted by Yo Hemmi at 14:25| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月19日

無知への欲動

無知への欲動.jpg

「人々は無知の状態を欲望するようになり、真実を直視する
ことを恐れる。「知らない」から「知りたくない」に変わっ
ていくのだ。」『人新世の「資本論」』 (集英社新書)

高市政権もそれを望む。高市自身が途方もない無知なのだか
ら。「帝国的生活様式」か。懐かしい語感。忘れかけて
いたことにふと再会して、すがるように懐かしんでいるのか。

にしても驚くべき右傾化である。凶事続発の兆しはすでにある。
危ない。
posted by Yo Hemmi at 17:48| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月18日

核武装!!!

朝日新聞デジタルによると、官邸幹部は、中国の核戦力増強やロシア
による核の脅し、北朝鮮の核開発など、日本を取り巻く安保環境が厳
しさを増しているとの見方を示したうえで、米国の核抑止の信頼性の
問題にも言及。「日本は核兵器を保有すべきだ」との考えを示し、日
本独自の核兵器保有について議論する必要があるとの認識を示した。
posted by Yo Hemmi at 22:13| お知らせ | 更新情報をチェックする

「夢のキッチュ」

夢のキッチュ.jpg

「夢が戦争を命じてきたのであり、太古の昔の戦争が夢の正当性と
不当性、さらには夢の範囲を定めてきたのである。  
 夢はもはや青い遠方をうちひらくことはない。夢は灰色になって
しまった。事物の上につもる灰色の埃の層は、夢の最上の部分であ
る。いまではそれぞれの夢は凡庸さへの近道となっている。」
ヴァルター・ベンヤミン『ベンヤミン メディア・芸術論集』 (河出
文庫) 出口裕之=編訳

かなり強烈な視床痛。
パブロン点鼻。
posted by Yo Hemmi at 15:08| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月16日

ニワトリ

ニワトリ.jpg

「寒さと沈黙。時おり吹く刺すように冷たい風に死滅した世界
の遺灰が虚空の中をあちらこちらと運ばれる。運ばれては散ら
されまた運ばれる。すべてが支柱からはずされている。・・・」
コーマック・マッカーシー『ザ・ロード 』(ハヤカワepi文庫)

のんち一周忌。

西瓜糖.jpg
In Watermelon Sugar

リチャード・ブローティガン『西瓜糖の日々』 (河出文庫)

あのクソガキを見ると反射的に殴るか蹴るかしたくなる。聞けば
やつは農水大臣なそうな。へっ!


posted by Yo Hemmi at 16:06| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月15日

レヴィナス

レヴィナス.jpg
(『全体性と無限』)
posted by Yo Hemmi at 23:33| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月14日

タイトル

あらゆる文章の中で最も素晴らしい表題は『最初の人間』
である。従って『最後の人間』もあってよい。田中さんと
またアボカドバーガーを食う。さすがに飽きてきた。

明後日のんちの一周忌。彼女の写真をプリントしたTシャツ
を着たら全身が一気に犬臭くなった。
posted by Yo Hemmi at 23:47| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月13日

シーシュポス

シロクマ.jpg

「はたしてこの世界には、この世界を超える意義があるの
だろうか、ぼくは知らない。」
『シーシュポスの神話』(新潮文庫)
posted by Yo Hemmi at 17:02| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月12日

カミュVSサルトル

フクチンさん.jpg

「そうだ、カミュよ、僕も君のように、あの収容所を、
許しがたいと思っている。だが《いわゆるブルジョワ新
聞》が、これを毎日利用しているやり方も、同じように
許しがたい。」カミュVSサルトル『『革命か反抗か―カ
ミュ=サルトル論争』(新潮文庫)

今となってはカミュが論争に勝っているように思えるのだ
が、当時は皆がサルトルを支持したものだ。時代がそうさ
せた。そう言えば、サルトルはノーベル賞を拒否した。そ
れも時代だったか。いや、違うだろう。

ハハハブル新≠ゥ。
posted by Yo Hemmi at 18:39| お知らせ | 更新情報をチェックする

下卑たナショナリズムのようなもの

下卑たナショナリズムのようなもの.jpg

高市は昂揚している。晴れやかな顔とバネ仕掛けのような
足取りからも分かる。何がそんなに嬉しいのか。世情妄念
劣化の一途ではないか。友人曰く。「知」がこれほど軽視
される時代は危ない。諾。今日も今日とて大学教授だとい
う御仁が民放番組で揚言する。嘘八百を並べたてる中国に
はもはや「暴力団対処マニュアル」でも適用するほかない、
と。中国はマル暴≠セというわけだ。だろうか?いま蔓
延しているのは下卑たナショナリズムのようなものだ。新
たなる戦前がきている。アタマのいかれた首相とお子ちゃ
まみたいなアホ大臣たち。憲法もヘチマもあったものでな
い。そのうち原潜が必要などと言い出しかねない。松下政
経塾卒塾生たちの馴れ合い。隆としたスーツにポケットチ
ーフのガキンチョ記者どもの醜い体制順応ぶり!一言申し
上げます。

クソ喰らえ!


posted by Yo Hemmi at 00:09| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月08日

身の程知らず

中華人民共和国は己の図体の大きさを知らず、高市に煽られる
ニッポンチャチャチャは己の小ささを知らない。血気に逸る大
衆は単にバカである。
posted by Yo Hemmi at 23:02| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月07日

善良な市民

ダックス.jpg

「再び僕の所見によれば、善良なる市民と云ふものは
ボルシエヴイツキと○○○○との陰謀の存在を信ずるも
のである。もし万一信じられぬ場合は、少くとも信じて
ゐるらしい顔つきを装はねばならぬものである。けれど
も野蛮なる菊池寛は信じもしなければ信じる真似もしな
い。これは完全に善良なる市民の資格を放棄したと見る
べきである。」
芥川 竜之介「大正十二年九月一日の大震に際して」

高市がテレビに出てきたのでチャネルを変えたら、テレ東
のガメラがでてきた!

There Will Be Blood・・・4.8
posted by Yo Hemmi at 23:39| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月05日

マグノリア

マグノリア.JPG

『マグノリア』2度観ても面白い。3度観てもそうだろうな。
あのカエルの雨の中で高市が滑って転んで喚いている。口の
端からカエルの足がでている。ひくついている。実に弱っち
いセンゴミンシュシュギ≠ェ高市のエルボーブロー数発で
簡単に気絶しちゃった。カエル豪雨再来、再々来を望む。

朝日新聞デジタル購読を本日付でやめる。危機意識ゼロ編集に
つき。

『マッカチン シャドー・ザ・パンデミック』4.0
posted by Yo Hemmi at 17:40| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月04日

変革

秋刀魚の頭.jpg

「変革の季節がすぎ、五〇年が経過してマルクスが読まれなく
なったのは、ひとが世界の可変性、その可塑性をもはや信じて
いないからでしょうか。あるいはただいっときの流行が過ぎ去
って、あらたなファッションの波が、極東の島国の岸辺をいく
たびも洗っていった結果にすぎないのでしょうか。」
熊野 純彦『マルクス 資本論の哲学』 (岩波新書)

文が腑に落ちるということは艶やリズムが然らしめるのではない。
文が自ずと奥底に孕む「蹉跌」のような、幽かな悲鳴が、読み手を
して却って得心させるのだ。加えて疲弊、懈怠。
posted by Yo Hemmi at 16:40| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年12月03日

犬の眼の闇冥

夜2025・12・03.JPG
(K.H)

「毛深い顔には人間と同じような智恵を持つ者の眼が二つ輝いていた。
その双眸の奥には人間と同じ霊魂が宿っていた。彼の人生を包んでいた
闇冥の中で、一つの無限的なるものがその双眸にたゆとうていた。彼に
はあることづけが託されていた。それが何であるかは分からなかったが、
それを瞳の奥で把えていた。それは光でも色でもない。信じられないよう
なある何物かであった。ちょうど傷ついた羚羊の眼の中に見られるような
ものであった。」
サーデク・ヘダーヤト『盲目の梟 』「野良犬」(白水Uブックス)
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2025年12月02日

6000頭殺害

NHKによると、駆除≠ウれたクマの数、半年で6000頭!
意味と光景そして血・・・。クマの息。

映画『マイ・バッハ』
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2025年12月01日

アンモナイトな猫

アンモナイト.jpg

「商品は、商品となる運動としてだけあり、商品へと生成してゆく途上
にのみ存在する。これは、資本制のありかたをとらえ、したがって『資
本論』の全体を考えてゆくさいに、おそらくは欠かすことのできない観
点です。」熊野純彦『マルクス 資本論の哲学』 (岩波新書1696)

と言ったって、ナナちゃんの虚無には勝てない。『盲目の梟』。
ガザでのパレスチナ人の死者が7万人を超える。

How to blow up4.2
『怪物』3.0


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2025年11月30日

ナナちゃん.jpg
(孤高のナナちゃん)

「いや、猫は飼つても好い。が、猫に似た女の為に魂を悪魔
に売り渡すのはどうも少し考へものである。」
(芥川龍之介「あばばばば」)

わたしは高市といふ女を蛇蠍以上に嫌っている。理由はバカで
不遜であまりにも不勉強だからだ。だが世間の評判はすこぶる
よろしい。即ち、世間も大バカなのである。世界が殺気立つと
高市的無知性と愚民どもが跳梁跋扈する。憂鬱である。

モスのアボカドバーガー、美味!



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2025年11月27日

のんち

ワンコ.jpg
(2025.11 小竹顕也=作)アクリル
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2025年11月21日

映画『東京裁判』277分

駆除.jpg

小林正樹監督。1983年。いささかぬるい。が、ニッポン近代史
学習の基礎がここには在る。例によってヒロヒトには甘い。甘す
ぎる。高市はこれを観ただろうか。観てはいまい。歴史を知らぬ
首相。従って恥を知らない。それでも恬として恥じない。借問す。
早急に駆除≠キべきは果たしてクマなのか?
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2025年11月17日

朦朧

朦朧.jpg

「彼らはときにうたうことがあるが、じぶんのためにだけだ。
そして、彼らの歌は呼びかけではなくて、胸を刺すような哀し
みの呻きに似ている。彼らはすぐに疲れる。日が暮れると、彼
らを運んできた小さな島のうえで休息するのだが、たぶん、眠
りこけているのか、さもなければ月を見ているのだろう。音も
立てずに、彼らは去る。やっぱり、彼らは悲しいにちがいない。」

アントニオ・タブッキ『島とクジラと女をめぐる断』』 (河出文庫)
posted by Yo Hemmi at 23:01| お知らせ | 更新情報をチェックする

2025年11月16日

薄暮

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暮れなずむ街を車椅子で彷徨う。行き方知れず。帰っているのかいないのか。
地図が念頭から消えている。
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2025年11月14日

クソ女

クソ女.jpg

男にクソ野郎がいるように、女にも気持ちのわるいクソ女が
いる。両者とも歴史に昏い。無知だ。だからスパイ防止法と
か原子力潜水艦とか平気で言える。JCIAを作る気らしい。防
衛装備品の移転を限定する「5類型」の撤廃を検討している
ともいう。殺傷兵器輸出なそうだ。メディアも人びともなぜ
か無警戒だ。ニッポンはその骨格からクソ女に変えられつつ
ある。
posted by Yo Hemmi at 22:45| お知らせ | 更新情報をチェックする