2018年04月16日

逃げろ!


◎どこまでも逃げろ!

逃げているひとは、どこまでも逃げろ。どうか逃げ果(おお)
せますやうに! 義人は、いや義人ではない凡夫でも、逃亡者
にはこころを遣るべし。逃げているひとは、どうか逃げきるこ
とができますやうに!

わたしの知る石牟礼道子さんは、祭りあげられるのをなにより
きらっていた。「しのぶ会」のやうなこともきらっていた。
デモもきらっておられた。ソシキをいやがっていた。わたしの
知る石牟礼さんは孤独であり、かつそれを愛しておられた。

海嘯および死刑執行の予感。いつもではあるが・・・。
「幸福」「器楽的幻覚」など。おみごと。





posted by Yo Hemmi at 14:24| メモ | 更新情報をチェックする

2018年04月15日

不明


◎「巡査の居る風景」のことなど

「巡査の居る風景」よむ。またおどろく。たじろぐ。
20歳で書いたって!朝鮮人の側から。1929年の作だ。
迂闊だった。時間がいくらあっても足りない。知らなか
った、忘れていたではすまされない。

反日テロ、関東大震災と朝鮮人虐殺が、さりげなく埋め
こまれている。一高「校友会雑誌」のレベルの高さよ!
というより、天才の目のたしかさよ!

「川端康成 第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイ
シヨン」。きのうにつづきよむ。川端が自死したときの
じぶんをおもいだす。沼沢均の夢をみる。笑っていた。

『月』第7回再校ゲラもどす。



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posted by Yo Hemmi at 18:29| メモ | 更新情報をチェックする

2018年01月11日

月ゲラ


◎『月』第4回ゲラもどす

けふ、『月』第4回ゲラをもどした。

昼ごろ「キネ旬」インタビュー。ピンクの髪の
カメラウーマンの身のこなし。

ひとの輪郭が二重、三重にみえる。死んだカラスが
空から降ってくる。・・・ことをかんがえていた。
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posted by Yo Hemmi at 19:20| メモ | 更新情報をチェックする

2018年01月10日

エベレスト


◎N君と会った

約2年ぶりだという。そんなにたっていたのか。『月』
のこと、『夜の森』(堀田善衛 1955年)のこと、原一男
監督のこと、関君のこと、ナラティヴのこと、「赤い花」
(ガルシン)のこと・・・など。

エベレストのことを問われ、ギクリとした。のぼっていない
と、しょうじきに答えた。ゴーゴリのことを話したかどうか、
忘れた。N君の背丈がのびたようにおもった。
posted by Yo Hemmi at 17:40| メモ | 更新情報をチェックする

2018年01月09日

エンゲルス


◎『イギリスにおける労働者階級の状態』

19世紀のロンドンとマンチェスター。「イングランドの
ブルジョアにとっては、かねさえ稼げれば、自分の労働
者が餓死しようとしまいと、まったくどうでもよいこと
なのである。・・・かねにならないことはくだらないことで
あり、非実際的で、観念的である」

『極私的エロス 恋歌1974』みる。いつ以来だろう。
映画>実人生は、ただしい。ただしかった。モノクロ、
露光オーバーの存在論。

posted by Yo Hemmi at 16:27| メモ | 更新情報をチェックする

2018年01月08日

原一男監督


◎久しぶりに原一男監督の映画

新作『ニッポン国VS泉南石綿村』をみた。3時間半だから
2日にわけてとおもっていたが、一気にみた。ひじょうにお
もしろかった。『ゆきゆきて、神軍』(87年)以降のげんざい
(のダメさ)とは、こういうことなのだろう。

旧作をおさらい。けふ『さようならCP』(72年)3度目。
こんかいが、いちばん新鮮に感じた。なぜか。撮られるがわ
とその状況ー撮るがわーみるがわ。その位相の変化。総体的
退行。内面の劇的な後退。全存在の萎縮。「目」の退化・・・。

ちかく「キネマ旬報」のインタビューをうけることにした。
原一男さんと対談したのは地下鉄サリン事件直後の1995年
3月。2回計15時間。またお話しを聴きたくなった。

6日病院。心電図もんだいありで、来月エコー。めんどい。

えだのとかいうやつの尾籠な舌ベロとデカ耳がきわめて目障
りである。正月にだらしなく和服着てでてくるマヌケなおま
えも、権力の補完勢力以上ではない。うせろ。
posted by Yo Hemmi at 18:38| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

晩ご飯


◎死体と写真と晩ごはん

かれによって殺されたひとびとの現場写真と
司法解剖の写真をみせてもらったことがある。
モノクロ。一晩中みていたこともある。死にか
かったひとのひとりは、〈寒い寒い・・・〉と言っ
ていた、という。

幼女を刺殺するまえに、3人は夕ご飯を食べた。
血のにおいのする部屋で。なにを食べたのか。わた
しはこだわった。目玉焼きをご飯にのせて食べた
らしい。かつて、その時間についてかんがえた。

ストーリーのあらかたを知っている。わたしはしかし
なにも知らない。夜の森のように、ものすごく濃い
陰毛。黒い血のり。包丁。性交。

けふ、カフェに携帯電話をわすれた。友人の母が
またひとり認知症と診断された。

posted by Yo Hemmi at 17:06| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月20日

おもいで


◎石鹸

いつだったか面会にいったら、かれがへんなことを
いった。じぶんのからだが死体みたいににおうんです。
そんなようなことをブツブツとつぶやいた。面会室をで
るとき、腕や肩をドア口にぶつけていた。

わざとではなく、バランス感覚がどうかしていたらしい。
面会にたちあう刑務官の顔が、硬いもので殴られたみたい
に崩れていたこともある。泣いているのかとおもった。
ふつうありえないことが、死刑囚のいる空間にはおきる。

永山則夫も吊された。その朝、永山の絶叫を大道寺将司は
耳にしている。将司さんは光彦君を獄内でみかけている。
永山は絞首刑に処され、将司さんは獄死し、光彦君も吊さ
れた。

光彦君はとても繊細で、抜群の記憶力のもちぬしだった。
そんなことはないだろうといっても、そんなことはあるのだ。
死刑囚が獄外のものよりよほどこころやさしい、ということは
ざらにある。

かれからの手紙はみな石鹸くさかった。しょっちゅう石鹸で
手をあらっていたらしい。ものすごい清潔症。そんなことは
ないだろうといったって、そんなことはある。まだからだに
ちからがはいらない。

殺してはいけない。殺すことはない。だれでも。

posted by Yo Hemmi at 15:09| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

『月』


◎終日『月』の第4回でした

寝てもさめても、『月』。無-所の、ムカシトンボのこととか。

十六夜月.jpg
(Y.Sakai)
posted by Yo Hemmi at 18:54| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月16日

板塀


◎かつてだれが戦争を予感しただろうか

「湿った木の臭いを強烈に放っているこの板塀・・・」の小説は
1938年のものだ。その板塀は、つまり、そこはかとなく小便
くさかったのだ。表面はぬるっとしていたはずである。
posted by Yo Hemmi at 16:52| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

トマス・ネーゲル


◎そして、いかなる・・・

そして、いかなる国家も、警察国家でない国家はない。
では、さとくんは先の総選挙でどうしたか。かれは「期日前
投票」をしていたという。それをもってして民主主義が機能し
ているといえるかどうかべつにして、かれは「期日前投票」を
していた。

「現代の最大の犯罪は、公的犯罪である」というトマス・ネーゲル
のかんがえに共感する。マスメディアはほとんどのばあい、公的犯罪
の共犯者である。この共犯者集団は責任を問われないことを知悉して
いる点で、無自覚的にもっとも卑劣であり、手がつけられない。

委細かまわず『月』の第4回に着手。が、ちかく死刑執行の予感
つづく。「公的行為における無慈悲」。個人倫理と公的倫理の
不連続性の本質は、死刑と天皇制にもっともよくあらわれる。
posted by Yo Hemmi at 14:22| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月11日

クモ・警察国家


◎イエユウレイグモの件――警察国家の観点から

けふ、『月』第3回の著者校で「アシダカグモ」をすべて
「イエユウレイグモ」にさしかえた。すでに警察国家ではある
のだが、そのくらいのジユウはまだある。とおもふ。が、楽観
はできない。

公安当局が文中のなにを咎めてくるか、わかったものではない。
アシダカグモを、まぎわになってイエユウレイグモになおした
底意――これはかれらの関心をそそる。テロかんけい暗号名とし
ての「アシダカグモ」と「イエユウレイグモ」かいなか・・・が
チェックされる。うざい。

ついで、語感が吟味される。故意に御國をおとしめてはいないか。
クモにひっかけて、じつは不敬をはたらいていやしないか。
公序良俗紊乱の意図はないか。イエユウレイグモは不法ドラッグ
または爆発物の隠語ではないか・・・。

ムフフ・・・。困った。わたしは自首すべきだろうか。

あるひとから内々に提案されている。〈逃げよう〉と。どこに?
北欧に。しかしながら、提案者はわたしのつれあいについて言及
していない。故意にか? 脱出提案がジャスト・ジョークであるこ
とをさとらせるために、わざとつれあいに触れぬのか。

それとも、つれあいをすてて北欧に逃げようというのか。わからない。
提案者がたんに酔っぱらっていた、ということもかんがえられる。
要検討。つれあいといっしょならダツニチもありだろう。

タケシやタモリやツルベーたちが、この警察国家のまわしものとして、
どうにもならない日常の「毒抜き」にまいしんしている――。そんな
ようなことを、逃亡提案者はいう。みどもはかんしんがなひ。

わたしは、月内に死刑が執行されると予感している。
posted by Yo Hemmi at 17:27| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

警察国家


◎「わたし」であるとはどのようなことか?

けっきょく、そこまでたちもどらないといけないようだ。
What is it like to be ――?を、気にする。とても気に
する。たとえば、ひとつの警察国家において、「わたし」
であるとはどのようなことか?
posted by Yo Hemmi at 18:56| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月08日

アシダカグモ


◎イエユウレイグモのこと

『月』第3回で、アシダカグモについてすこし書いたけれども、
イエユウレイグモについては書こう書こうとおもっていたのに、
ついに書くのをわすれた。第4回で書くか書かないか、まだわ
からない。

そのとき、頭蓋の暗がりには小さなコウモリがいたのだった。
どのようにいたかというと、『コウモリであるとはどのような
ことか』というかっこうでいた。いきおい、『コウモリであると
はどのようなことか』の気分でアシダカグモのことを書こうと
して、途中でその気分をわすれたのだった。

月の写真を「女郎部屋からの眺め」というひとがいた。



posted by Yo Hemmi at 18:22| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

墓場


◎喉の奥に墓場はひらける

緊急不測の侵略にたいしては自衛隊だけでなく在日米軍も
現行安保条約の範囲内で活動するのはとうぜん――と某国
共産党指導部はいう。わたしはまったくそうおもわない。
思考の分水嶺。

第2インターナショナルの末路をおもう。各国の社会主義
政党が第1次大戦で自国の戦争を支持しはじめ、第2インター
は結局、崩壊したのだった。「祖国防衛」の名のもとに党は
どこまでも変質・堕落する。

中国の陳毅外相は1963年、「中国人は、たとえズボンをはかなく
ても、核兵器をつくってみせる」と、興味深い仮定法で吠えた。
翌年、初の原爆実験に成功。その後も核・弾道ミサイル実験を
くりかえし、1972年、国連安保理常任理事国入り。

喉の奥に墓場はひらける。
posted by Yo Hemmi at 15:13| メモ | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

土人


◎尾籠なるひとびと

こういうのを烏滸(おこ)の沙汰というのだ。ことばの
もっともただしい意味で、尾籠(びろう)というのだ。皇室
にまつわることは、ほとんど尾籠である。くらべれば遊里は
よほど上品なほどだ。皇室にたかりつくメディアはカス中の
カスである。皇室報道をよろこぶものは土人である。よって、
このクニはドジンのクニである。


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2017年11月01日

모란봉악단!


◎アナクロニーとアトピー

非時間性と非場所性。セカイはひとつ。ウイルスでひとつ。
모란봉악단はなんだかおもしろい。歴史的パースペク
ティヴはもうどこにも存在しない。ノートンT年延長。
まるで脅迫だぜ。トランプより모란봉악단にきてほし
い。皇居でうたって、おどってほしいね。トランプよ
りモランボンがまだまし。うその飽和。

posted by Yo Hemmi at 15:30| メモ | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

引っ越し


◎海苔をのどにつまらせないように、と言われた

死ぬから。そうやって死んだひとがいくらでもいる。「どこでも
いいのではなく、ここにいること。・・・あらゆるところで、どの
場所も、ここであるかのように」。判読不可能性。誤認可能性。

posted by Yo Hemmi at 16:57| メモ | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

世事


◎世事にかかわらないこと

「翼状頸」について、ひとしきりかんがえる。「対比」について。
死戦期呼吸にかんし。犬の目。ものもらいなおらず。

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2017年10月21日

ゴリャートキン


◎皇室御用達のアホ

ミクリヤ。顔もひどいが、話はさらに最悪。希代の俗物。
無教養。皇居の馬糞を常食するヌッポン産カバ。なるほど
ミンシュシュギはすばらしい!犬のクソかネコのクソかを
投票でえらぶ権利があるのだから。

雨。病院。ドリヤン。インフル注射。薬局。マック。犬。
ヒューマニズムは反対者を糧にして生きる。「わたしは
ヒューマニストではない。それだけの話だ」
posted by Yo Hemmi at 16:49| メモ | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

セージョー


◎「正常」とはなにか

ひとの世の「正常」とは・・・たえざる労苦とたたかい、永遠の試練と苦痛と自
省をさす、とあるひとは言った。これらに「発狂」をくわえてもよいだろう。
それでは「異常」とはなにか。かんたんだ。上記の反対である。〈いま〉で
ある。

ひとりで生活していると、物語るということがどういうことかわからなくなる
、とJ.Sは書いている。ひとりきりのおとこが笑いたくなるのは稀だとも。ひ
とりきりのおとこは、じぶんの狂いにきづかない。たぶん。

ふるえるてふてふ.jpg


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posted by Yo Hemmi at 14:37| メモ | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

冗談


◎中国が「社会主義」だと?!

マルクス・レーニン主義だと?冗談がすぎる。ニッポンコク首相が
犯罪者ではない、というくらいばかげている。習近平は「賃労働と
資本」も読んだことのない独裁者だ。罪だけが沈下する。いずこも
警察国家。陋劣な人民大衆と党。
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posted by Yo Hemmi at 17:33| メモ | 更新情報をチェックする

2017年10月16日


◎アゾルカ

ゆうべ、寝るまえ、犬のアゾルカと老人のことを、みてきたことの
ようにおもった。あの情景がすきだ。「ワシリエフスキー島6丁目」。
朝ジッピ―さん。原稿、立ち往生。本たのむ。T冊だけにした。九州か
写真。装具をつけさせられたひとの強制的「リハビリ」に動揺。

気味がわるい。ほとんどすべてが。しずかに、ぜんいんが狂っている。
先日、犬が吐いたのはスペアリブではなく、馬かダチョウのアキレス腱かも
しれない。

posted by Yo Hemmi at 15:03| メモ | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

吐く


◎スペアリブ

犬が3日前、スペアリブを食い、昨日午後、しばらく咳をし、
それからグエーグエーとうなって、白い泡とともに骨を1本吐きだした。
骨は長さ10センチほど。おどろいた。まさか骨ごとのみこんでい
たとは。まったく苦しそうな様子はなかったのだが・・・。

本ブログへのアクセス数はふつうは1日2000〜3000だが、きのうから
突然、たったの2件になった。なぜかはわからない。面妖。


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posted by Yo Hemmi at 16:06| メモ | 更新情報をチェックする