2020年10月07日


シラミのこと

かきねの空.jpg

シラミの描写をわすれていて、けふおもひだした。どうでもよひが、「雪の夜」
はやはりおもしろいと思った。おもしろいといふのは、わたひがおもひろひとお
もへばそれでいひだけの話だ。「虱だった。 中から 這いでてきたらしかった。首
筋を明るいところまでくると、 ちょっと迷った とでも いうふう に方向 をかえて、
襦袢の襟に移った。それから 襟 の 一番 頂上まで 来ると、また 立ち止まった。
その 時女が箸を 机 の上に おくと今 虱 が這いでて き た ところ が、かゆい ら
しく、顎を胸に ひいて、後首をのばし、小指でちょっとかい た。 龍介はだ
まってい た。 虱はそれから 少し今来た方へもどり かけたが、すぐやめて、今度
は襦袢と二枚目の 着物との 間に入っていった。」(多喜二.「雪の夜」)

多喜二を拷問で惨殺したおまわりたちのなかには、ガースーのようなとぼけ顔があ
る。いやらしいヌッポンの、醜く酷薄な村長と、死ぬほどアホなムラビトたち。シラミ
以下の記者ども・・・。
posted by Yo Hemmi at 14:19| メモ | 更新情報をチェックする

2020年10月06日

心配


ルイ君のママが休んだ

とらねこ.jpg

火曜日、ルイ君のママがお休みだった。体調がよくないとおっしゃっていたが、
なにかあったのか。大事なければよいのだが。ルイ君はどうしているのか。
岩波現代文庫『青い花』カバー写真とどかず。水曜日になるらしい。毎日新聞
インタビュー記事は今月23日夕刊か30日夕刊掲載らしい。ダックスは泊まり。
鷗外の『雁』が、このところなぜか「らん」に聞こえてしまう。おかしい。
posted by Yo Hemmi at 23:58| メモ | 更新情報をチェックする

2020年10月05日

文庫『青い花』


小池昌代解説の深み

青い花 文庫カバー.jpg

岩波現代文庫『青い花』ができあがりつつある。本文は純然たる
わがことなのでお読みいただくしかないのだが、驚いたのは小池昌代
さんの「解説」。それ自身が解説をこえた、きわめて印象深い読み物
となっている。これほど読みでのある解説をわたしは知らない。

小池昌代さんにお目にかかったことはないのだが、「見抜かれている」
と思った。ぜひお読みいただきたい。わたしは繰り返し2度読んだ。

書影は明日、きれいなものに差し替えます。オビ文も差し替えられます。

本日、毎日新聞のインタビューがあった。



posted by Yo Hemmi at 19:26| お知らせ | 更新情報をチェックする